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YouTube: James Bond Skyfall-Bond shoots glasses scene
いかがです?これがモンダイのシーンでございます。カッコいいでしょう!
が、このシーンに登場した一着は、衣装デザイナーによって巧妙に改変されていて、実は私が最初に買った一着、つまりレプリカのDEPT Bラインのものに酷似しております。
一番大きいのは、フードを取り外した後に残るはずのジッパーが取り去られている点。たしかにこのほうがお洒落ですし、まとまりがよい。
一番目立つフロントの打ち合わせ内部にあるフラップも映画本編では、ほとんど目立ちませんし、一瞬映り込むシーンもありますが、それだけ。つまり、非常にラフな印象のテイラード風ジャケットとして扱われている。
借用画像、ご容赦(爆)。じつは、2着並べてカメラに収めるのを忘れているうちに(どうでもよいともいふ)、1着目のDept BヴァージョンはこのブログでもおなじみのIくんの元に旅立ってしまったのでした(ちゃっかり)。
わたしも一瞬、オトコの2着持ちを覚悟してはいたのですが、それはあまりにもやり過ぎでしょう、ということでIくんに打診したのですが、どうやら気に入っていただけた模様。
ところが、2着を仔細に眺めますと、重大な相違に気がつきます。
このモデルは、テイラードジャケット風にも着られるフィールドコートということでよいと思うのですが、テイラード風ジャケットときた場合にはボタン配置が重要です。
ざっと見れば2つ~3つボタンのJKとして構築されているわけですが、その一番下の第3ボタンの位置が2cmちかくも動かされております。
これ、ものすごく大きくて、はっきりいってオリジナルのほうは全然辻褄があってない。というかテイラードJKというよりも、ただのフィールドジャケット。ところがDept Bのほうでは3つのボタンが文法通りに整理されていて、ごく一般的な3つボタンシングルのJKが出来上がっております。
ううむ、つまりDept Bのほうが衣料としては明らかに洗練されており、オリジナルのTOKITOを大幅に洗練させたものである、ということです。ううむ、なるほど。
というわけで、2着のディテール比較はやろうと思えば無限にできそうな感じで、興味深いのですが、ここから先は買ってみな、ということで(爆)。