嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

B子さん、絶好調につき

2020-06-20 09:09:30 | トクイチオートを考える

みなさま、お変わりございませんでしょうか?前代未聞のコロナ禍のもとでわございますが、当ホテルならびに私は平穏無事。給付金や補助金のおかげもございまして、なぜか普段以上に口座残高があり、ヨユーな毎日を送らせていただいております(爆)。

と思ったら、改装やら、屋根の修理やらであっちゅーまに残高ゼロ。ううむ、「お足」とわよく言ったものよのう(とほひ目)。

それにしても自粛期間が長い。主にコロナのしつこさによるものですけれど、長い。大好きな温泉にも寄るのは憚られるので、年明けからここまで、とうとう一箇所も行けずじまい。

クルマにもあんまり乗らずに、置いておくだけになりがちなので、極力動かしているのですが、キホン自粛もうどです。

B子さんは先日の車検あがりからはすでに1000km以上走破してしまいましたけれど、どうにも調子が良いのでたまげております。

自粛のあいだに近所に生息するVW車の動向は逐一観察しているのですが(ヒマかっ)。たまに代車になっていたりして、ああ、あそこんちもDSGのリコール修理に召されちゃったか、とかね。それぞれの整備状況には詳しい詳しい(ばか)。

ちなみにこのところ連発されている乾式7速DSGのリコールですけれど、ディーラーに持ち込んでみたところで、なにも解決しませんからご用心です。原因は燃料のバイオ化。エタノール含有量が増やされてきているおかげで燃焼不良に陥ったエンジン内部に張り付いたカーボンの影響から

極低速トルクが不足して、変速機の動きがおかしくなる、のが原因です。トクイチではそこんところのソリューションばっちりなので、納車からここまで、うちのB子さんに限っては無問題でここまできております。

どころか、カーボン一切なしの状態でやっておりますので、走らせるたびに本当にキモチのよいフィールが溢れ出しております。ほんとうにすごい!距離70000kmをはるかに超えてしまいましたけれど、心配していたボディ関連のやれもほぼなく、すでにお宝の域に達しております。

ここらでグランドツーリングにでも出かけたいところですけれど、つい昨日から県境をまたいでの移動自粛が解除になった関係で、ウイルスの拡散はさらに進むと睨んでおります。

ここで堪えられるかどうか、試金石であると捉えて、こらえております。というか、お客様をお迎えする側のニンゲンが罹患したらおしまいだし。

 


(ぬかりなく)リフレッシュもおこなっておく

2020-04-05 17:57:44 | トクイチオートを考える

うちのB子さんは、走行距離7万キロをむかえる中年女性です(うそ)。メキシコ製ということもあり、同世代のゴルフとの比較では悩んだりすることもありますが、そこは知っててやってる確信犯。楽しさでは断然こちらでしょう、と。

そんなB子さんが手元にいるのですから、季節もよくなってきたし、どこかへ出かけて気晴らしでも、というのは例年のこと。今年に限ってはそんなことわ間違っても言えやしない空気。

とはいえ、オイル交換推奨距離を2000kmあまりオーバーしているのわ、ごまかせやしません(爆)。ドアツードアで3時間のトクイチオートでオイル交換と調整をおこなっていただきました。

オイル交換を依頼しただけなのですが、各部分に調整の手が入って、クルマのポテンシャルが明らかにかさ上げされているのには、腰を抜かします。

dsgの発進マナーは構造上、MTの半クラッチを機械的におこなって疑似的に作り出すものですから、トルコンATの油圧を利したクリーピング現象と呼ばれるアレとの比較をしがちになりますが、あのスムーズネスを期待したところで、そもそもムリ。

DSGをオートマのバリエーションとして捉えてしまうせいで、無意識にクリープ現象まで同様であると期待して発進しちゃうわけです。

アクセルに対してのツキはむしろ良いが、発進時にクラッチのジャダーを感じたり、1→2にシフトアップするあたりで自分の感覚とクルマの動きにごくビミョーなズレを感じておられるゴルフ5、6、7のオーナーは数多くいらっしゃるかと思いますが、それはクルマ本来の姿ではありません。

今回は出庫後にリアタイアの接地感というか、タイアを通して伝えられる情報が増やされていました。タイアからのインフォメーションが腰を通してステアリングやシートに伝えられて、車両との一体感、ひいては安心感につながっています。

旋回時に最後までクルマが追従してくる感じ。んま、わからないでしょうなあ(爆)。

いやあ、本当にすごい。ほんの小一時間の整備でここまでリセットしてしまうなんて、まさに神業。きけば、依頼のオイル交換とホイールの脱着。タイアのエア調整と電気の調整だけをおこなったそうです。ううむ。

戻りの蓼科界隈では標高1600mあたりのところでミゴトな積雪に遭いましたけれど、なにこの後輪の接地インフォメーションがあれば限界が見極められるので全然コワくない。ちなみに夏タイヤでの出来事です。

山の登り口あたりから雨が降りだして、ピークを超えて下り坂に差しかかるあたりで路面は真っ白になったのですが、後輪がスリップする気配がなかったので、そのまま難所を突っ切ってしまいますた。この区間では車両全体が風雪で濡れてくるのにつれて、安定感が増すのが明らかに感じられてすごかった。

車両全体がどっしりと落ち着いて、一体感がひとまわり増すのです。んま、わからないでしょうなあ(爆)。いやあ、私には説明不能の事象ですが、事実をそのまま語っております。恐るべし、スーパーチューン(商品名)。!

ちなみに後続のハイエースやビーエムのみなさまは路肩に停車して、下山を諦めておられました(爆)。

さらに驚いたのは翌日。クルマが一切汚れていないのです(!)。そりゃあ風雪の中、500kmものドライブを敢行したのですからそれなりに汚れちゃってますが、翌日に乾いてしまえば気にならない程度。全体にキレイ。そういう状態ってあるでしょう?

あれなんですよ。訊けば、走れば走るほどに、帯電が解かれた結果が塗装を通してボディに現れているのだ、ということです。

 

 

 

 

 


トクイチオートをかんがえる つねにそこにあるトルク

2020-02-12 09:29:38 | トクイチオートを考える

トクイチオートを出庫するクルマのほぼ全てに、スーパーチューンと呼ばれる整備が施されています。こいつを施してあるクルマに乗ったことがあるかどうか、じつはその一点でドライバーのクルマに対する評価軸は劇的に変わります(きつぱり)。

乗ったことがないといって、困ることはございませんし、家計が助かるとか、ゼーキンが免除されるとか、長生きできるとか、そういうこともまずないでしょう(爆)。そう、良し悪しではなく、経験することでドライバーとしての世界が広がる。

クルマを今以上にもっと楽しむことができる。とそんな意味です。

感覚としては、動き出した瞬間から感じられるトルクの出方のマナーによるものですが、たとえば朝、エンジンをかけて走り出したとして、ウォームアップが進んで、クルマが落ち着いてくるころには、クルマとの一体感が生まれてきて、クルマの方から寄り添ってくるのが感じられます。

クルマの独特の動きに魅了されるようになります。

この現象は車種を問わず起こります。プロボックスで味わっている顧客もいれば、458で味わう人もいます。

滑るように加速減速を繰り返しているうちにいつの間にやら目的地に着いていた。とか、毎日乗っていて、購入からは15年ほども経過しているというのにスーパーチューン施工以降、「おりたくないクルマ」に成長してしまった。

とか、かつてない速度でケーサツに捕まったが、どうしてくれるんだ(爆死)などなど、ウソのような本当の話が数多く寄せられているそうです。

私個人の印象を申しますと、B子さん、ボクスターの2台に施工してほぼ2ヶ月。距離にしてそれぞれ2000km以上は走ったはずなのですが、クルマ自体がどんどん磨かれているのを感じます。

スーパーチューンも整備なのですから、施工から距離を経るにしたがって効果が薄れるのが普通のイメージでしょうが、こいつは逆。距離と時間を経るにしたがい、効果を強く感じるようにクルマが変化というか進化している、というのが驚きです。

つんのめるような(?)独特のものすごい「上昇フィール」に驚きながら距離を重ねるうち、気がつけばオイル交換、という感じ(まじです)。

また、ある瞬間に、今までに体験したことのない、知らないクルマの動きが感じられることもあって、乗るたびに新しい発見があるのが新鮮。端的にいって、追従性がものすごい感じ。一体感といえば近いか。

かつて、「ポルシェ(911)を着る」、という表現がありましたけれど、「VWを着る」、といって喜んだ例はございません。こんなこと言って喜んでいるのわまさにヘンタイに分類されるんですけれど、そう表現するしかない。ここでウソいってもしゃーない。事実です。

マイスターによれば、このスーパーチューンではトルクの出方が象徴するように、クルマが何にもあらがわない結果、クルマ全体の消耗が抑えられます。現実にはタイアやサスペンション、ひいてはボディへのダメージが抑えられるわけで、たとえば22万キロ走ったクルマ

が新車並みのドライブフィールを提供していたりします。

ということわ、古くなったからといって、買い替えに走る必要がないわけ。つまり究極のエコそのもの。ちなみにこの整備ではパーツの交換はいっさいおこなわれておりません。

純正以外のパーツの使用はほとんどの場合クルマのバランスを崩します。当然、故障へとつながりますが、この整備にはそういったマイナス要因がまったくないのです。どうりで一台に長く乗るオーナーに響くわけです。

というわけで、詳細はトクイチオートまで。058−370−4848。

 

 

 


トクイチオートをかんがえる B子さんの労をねぎらっておく

2019-11-22 08:13:34 | トクイチオートを考える

毎年、この師走までカウントダウンとなるころ、私には一瞬のヒマができます。ほぼ1日中出かけてもあまり支障が出ない日。人はそれを休日と呼びます(爆)。

さて、そんな休日を利用いたしまして、岐阜県各務原にございますトクイチオートへと出向いてまいりました。

スタッドレスタイアに早めに換装をおこない、その試験走行の意味でもありましたけれど、手前で交換したタイア+ホイールなんてもちろんダメダメ(爆)。みごとに現地でやり直していただいたのは申すまでもございやせん。ここ、要注意。

行きと戻りとでクルマの状態が明らかに違っておりました。

別段なにか特別な整備があったわけではないはずなのですが、トルクの立ち上がり方が直線的になっており、アイドリングからピークトルクまでに段付きがあったものがドバーッと直線的に湧き出すようにしつけられておりました。

こうなると街中、特に混雑気味の街中の50kmh程度までの加減速を繰り返すようなシーンに効いてまいります。クルマを転がしているときに一番多い、アレですよ。

ほとんどのクルマ、特にヨーロッパ系の輸入車が不得意なはずのこのレンジでのリニアリティが飛躍的にあげられている関係で、クルマがドライバーに「寄り添う」印象が強く、場合によってはスポーツカーのような一体感すら感じられるのが特徴。スポーツカーといったって、このレベルでの一体感を感じられる

個体なんてつるしのディーラー整備ものにはまずない、とそれくらいのものでございます(まじ)。

ううむ、クリスマスはまだまだ先だというのに、ものすごいプレゼントでございやす。

B子さんの上陸当初はドイツ国内向けのセッティングだったわけですが、それがいよいよ日本国内での使用に完璧にマッチングさせた仕様になったなという印象。

完成形である、とトクイチオートがいうだけのことはあります。

というわけで画像は戻りに寄った昼神温泉w。

今年はB子さんが生産中止となってしまったわけですが、この後はどんどん個体が少なくなる中で、コンディション世界一を目指すのにはよい環境だというものです(爆)。

B子さんの本来の姿はこれである、とのトクイチオートからのメッセージを味わいながらの秋の夜長ドライブとなったことでございました。

トクイチのみなさま、本当にありがとうございました。完成形と言わず、さらなる進化を願ってやみません(な訳にいかないから)。

 


トクイチオートをかんがえる 不思議なオイル交換

2019-07-19 20:21:39 | トクイチオートを考える

梅雨のさなか、トクイチオートに出向いて🅱️子さんのオイル交換をお願いしてまいりました。走行距離62000km。条件が過酷なニッポンの路上で使われているクルマとしては、距離からいって壮年期にさしかかるか、というステージでわございますが、新車整備からはじまる一連のト

クイチオートの整備のおかげで新車以上のコンディションがきっちり維持されております。これにわまったく驚くほかはありませんが、事実。

いや、むしろリニアリティの面では新車をはるかに凌駕するレベルに到達しているので、こりゃまったくお宝だわい。と空いた国道を流しながらボンヤリと悦に入っておりますと、クルマがとんでもない速度に到達していたりしてたまげます(アブナイから)。

というのが前回のソリューションを施したクルマの状態です。あれから半年。オイル交換推奨時期を大幅にオーバーしながらも、毎日の酷使に耐えたB子さんを労ってあげようぢゃないの、ということで出向きました。

 

今回はオイル交換のみの作業だったはずなのですが、それとは別にきっちりクルマの各部分の制御に対するソリューションがごく短時間のうちに施されておりました!

マイスターのイノベーションはとどまるところを知りませんから、従来型の発展形が常に用意されていて、クルマに落とし込まれるのはトクイチのクルマに関しては通常のことなのですが、考えてみればものすごいことです。

従来型、っていうけれど、モデルチェンジでもするのかい、と訝るのはごもっとも。ですが、クルマを入庫させるたびに違う姿になって手元に戻ってくる、というのはいまやトクイチの伝統です。

しかもコンディションが「かならず」上げられて戻るところがお立ち会い(!)。

そんなの、聞いたことねえわ。とおっしゃるのは勝手ですが、事実なので信じていただくか、ご自分のクルマを入庫させて、整備する中でクルマの変化と成長を感じてみる他はございません。

あとは、どのクルマでこの愉しみを味わうか。私のテーマはそこですが、B子さんがあって、2.7のボクスターがあれば、ほぼ理想の組み合わせです。

ボクスターの入手からはもうすぐ10年。911へのステップアップも考えないわけでわございませんが、身の程知らずも良いところ。997の後期型カブリオレの出物でもあれば、とぼんやり考えるのですが、現実には、ねえ〜(一部謎)。

クルマがこのように仕上がってしまいますと、新しいものに乗り換える意味をあまり感じなくなるのは事実。タイア、ブレーキ、サスペンション、ボディすべてがシャキッと整えられた印象で、走りが明らかに引き締まったものに変化しています。

アクセルに対するツキが極上で、リニアリティたっぷりなので、微妙なペダルワークが簡単に行えます。ニューバランスを履いていたのではダメで、CAR SHOEでないと、と感じる瞬間です(まじ)。

トルクもアイドリング近辺からドバドバなので3で旋回するようなワインディングではSレンジよりもDレンジのまま駆け巡るのが非常に楽しい仕立てです。

ブレーキングに集中して、アクセルワークだけで旋回してしまうほうが今回の仕立てにはあっている感じ。だいたいひとつ上のギヤで旋回を終えてしまいます(驚愕)。速度3割り増し(運転はマナーを守って安全に)。

タイアのポテンシャルもマキシマムに引き出されているので、安定感これでもか。

段差のいなしとバウンド直後のボディの収束もさっきまでとは別物に変化しているぜ(!)。

ライドはとことんフラットでスムーズなものに変化してしまうので、あれ、今何に乗っているんだっけ、となります(爆)。1.2のビートルでこれですよ(!)。

通りがかりでこの記事を読まれた方は、訝しさの極みでしょうが、現実に起きていることなので信じていただくしかございやせん。

このあと、B子さんは別の機会にもう一度お預けして、DSGミッションオイルの交換と電気の微調整を行なって仕上がり、となるそうです。ううむ、なんかうれしいっす。

クルマの愉しみ方として、この世界はなんというかオトナ(爆)。クルマのオリジナルを守り抜きながらポテンシャルを最大限に引き出して長年の愛用につなげる、というスタイルは一貫していて不変ですが、クルマ好きとしてはつよく共感せずにはいられません。

トクイチを知る人にしか味わえない世界ですが、現実にクルマが乗れば乗るほどコンディションを上げてゆく、ってんですからたまらない。オーナードライバーとして、なんと幸せなことでしょうか。

次の入庫がいまから待ち遠しいです、ハイ(きつぱり)。

戻りの高速では、夕方ということもあって、公道最速伝説といわれる一連の営業車さま、およびプリウス軍団に何度となく絡まれるのですが、次元が違います。

ま、あんまり思い知らせてやっても気の毒なので、深く関わらずにおりましたが、中速トルクの立ち上がり方も今までとは明らかに違うのにたまげました。

こんなオイル交換があってよいのでしょうか(爆)。

トクイチオートから提供されるこれら一連の整備はもちろん商品ですが、これらを施されたクルマに乗っておりますと、トクイチからのメッセージが提示されているのに気がつきます。

整備を施すことでクルマそのものがどんどん楽しくなり、そのうちに手放せなくなる、そういう整備を施しながらクルマを寿命の限り楽しむ。それがトクイチのスタイル。いかがです?楽しいでしょう、と。

ドライバーとしての能力を封印されてしまうかのようなクルマばかりが売られては3年で捨てられる昨今、なんとオリジナルでユニークなスタイルでしょうか。

このあと、「トクイチオートを考える」は、B子さんの続報と、ボクスターの車検へとつづきます。全国のクルマ好きなみなさま、楽しみにお待ちください(爆)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


謹賀新年 2019 ゴルフ6オーナーさまにお年玉を差し上げておく

2019-01-14 11:15:11 | トクイチオートを考える

みなさま、あけましておめでとうございます。2019年がスタートしてから、だいぶ経ちますが、おいまつえん は例年どおりのの平常営業中。年末年始に関わらずお客様をお迎えしておりますた。

お正月が過ぎた、と思ったらはや成人式連休とやらで、世間一般には、曜日を忘れそうになるくらいお休みが連続しているようですが、まったく結構なことでございます。

新年早々、名古屋方面在住の旧知のゴルフ6オーナーがやってこられて、ゴルフ6のDSGがダメダメで乗り換えないとストレスで死にそうだ、とおっしゃるので、そんなまさか、というわけでうちの🅱️子さんを動員してテストドライブに出かけました。

きけば、発進時からクラッチジャダーに見舞われ、アクセル開度とエンジンの吹け上がりにものすごいギャップが存在して、リニアリティどころぢゃない。ディーラーに掛け合っても、こんなものですよ、ということで片付けられてしまってラチあかず。

ここまで数年、4万キロほどはガマンの連続だったそうな。

トクイチオートへとご紹介申し上げたいところながら、本人はすでに買い替えを固く決意されている様子で、気の毒至極でございました。同じエンジンと変速機を積んだB子さんのイキオイとリニアリティにはだいぶ驚かれたようですが、最後まで納得できなかった様子。

メキシコだからだがや、とかね(爆)。

でも、こんな始末でゴルフ6ひいてはシリーズ全体の評価が下がるのは大変ザンネンです。中にはこのミッション(乾式7速DSG)は80000kmで終わるから、早く捨ててください、とおっしゃる輩もいるとか。ううむ。

 


秋深し!Car Shoe のドライビングシューズを履きたくなる仕立て?ってなんだよ

2018-11-11 07:51:38 | トクイチオートを考える

画像は、昨日の夕暮れのトクイチオート。昨日は待ちに待った(汗)B子さんのオイル交換の日なのですた。

ふと気がつけば、すぐおとなりのリフトには馬が2頭もつながれておりました(完全意味明瞭)。ううむ、いついっても度外れた奥の深さを感じさせる工場です。今回は遅れ気味だったエンジンオイル交換をお願いしたのですが、新手法でのエンジン洗いを行っていただいた結果、B子さんに、ものすごいレスポンスがもたらされてしま

いますた。端的にいうと、Car Shoe のドライビングシューズを履きたくなる仕立て、でございます。

Car Shoeは知る人ぞ知る、のイタリア製ドライビングシューズ専門ブランド。近年、プラダグループに買収されてからは、ファッション方面への展開も行っておられ、ブランドカラーが不明な存在になってしまいましたが、画像はプラダ買収以前の「クルマの靴」のみ作っていた頃のもの。

ご覧のように、着用時には革一枚でアクセルペダルを踏むことになって、明らかにこれ履いて乗るクルマを選びたくなる一足です。歩いて歩けないことわございませんが、革一枚ですから、疲れます。できれば歩行用には別の靴を持参する方が便利です。

じつは、エンジン洗い上がりのB子さんのエンジンは、まさにこの靴にドンピシャな仕上がりとなったのでした。

ミリ単位のレスポンス、というのはどんなクルマにもそりゃあありますけれど、それをやって楽しいかどうか、というのはまた別問題。アクセルに対するツキ、というやつですが、アイドリング近辺から別物のトルクをともなって回転するB子さんにはこのプラダ前のCAR SHOEでございます(きつぱり)。

特にDレンジの3速か4速あたりでキックダウンが起きないまま滲み出すトルクを味わいながらじんわり加速する、などといったシーンで光ります。おそらく5速でも6速でもたのしめると思います。ここでいうアクセルレスポンスとはそういうことです。

あと、アイドリング時の微振動がなくなった。新車のアイドリングに特有の「あの感じ」が戻ってきているのにもびっくり。エンジン音も非常に静かなものになり、知らない人だと、セル回しちゃうかも、というレベルです。

これ、エンジン内部、特にインダクション部分についたカーボンが除去された結果なのだそうですが、カーボンの堆積は現在販売中のガソリンを使用するかぎりは防げない由。

私も、B子さんゼッコーチョーと感じていただけに、こんかいのカーボン除去後のお姿にはびっくり仰天でございます。つまり、やってみてはじめてわかる、というのが今回のこれな訳です。ハイ。

ううむ、渋い(自画自賛御容赦)。このCarShoeも手に入れてからははや7年。デザインもこの通り、いじりようがないくらいにシンプルなものですから、飽きがこようはずもないレベル。歩行には使わないので、減りようがないので良いことづくめです。それにしてもB子さんにこの靴がハマるようになるとわ!

画像は、荒船山界隈から望む、関東平野方面。夜などに出向くと、ものすごい光景が拝めますよ。


トクイチオートを考える クルマが汚れないんですけど(まじ)

2018-09-20 10:47:19 | トクイチオートを考える

気がつけばお彼岸まぢか。3月からここまで、ほぼノンストップでやってまいりましたが、そろそろ息抜きを、と思うまもなく、秋のラッシュがやってきてしまいますた。

おかげさまで、画像のB子さんも例年どうりというか、それ以上の酷使ぶり。

距離はとうに5万キロ半ばを超えておりますが、車齢を感じさせない仕上がりは、乗るたびにホレボレいたします。いや、本当です。

そんな中、ふと気がついたのですが

じつはクルマが汚れていないのです。停めてあるのはただの屋根付きスペースなので、ホコリや雨つぶは降りかかるし、泥はねもトーゼンあり。もちろん、未舗装路も走らせているし、水たまりも直進(爆)。これといって気を遣うことなしに扱っております。

ですが、なんというか洗わなきゃ、と考えるほどには「汚れていない」んですよ。ちなみに前回の洗車はたしか梅雨明け前(滝汗)。

すでに、いつかけたか失念したくらいに昔のコーティングが効いているのかな、とぼんやり考えていたのですが、どうもこれトクイチの最新ソリューションのおかげらしいです。そういえば、ボクスターさまもここ3ヶ月ほどはフキもしていない、というね(汗)。

帯電していないクルマってのは、いろいろと良いことばかりのようで。願わくばこのまま冬までなんとか引っ張りたいものでございます。

ところでビートルがいよいよ生産中止である旨のニュースが流れておりますけれど、タイプ1と呼ばれた元祖が生産中止となった時のショーゲキとは比べ物にならないっす。あんときゃ〜、間に合わなかった、といってひとつき寝込みましたもん(うそ)。

そもそもゴルフに主力移行してから先代ニュービートルが復活するまでの数十年間、生産されずにいたんだし、こいつはただのゴルフのコスプレ。あんまり騒ぐニュースではない気がいたします。

それよりも、外観をいじらないかつてのビートルのモデルチェンジにならって歴代ゴルフをこのボディにかぶせて生産する、に一票(爆)。

このカタチのまま最新のシャーシをいつでも手にできる、というのはビートル好きの夢でございます。ちなみにゴルフ6ベースのこれでもニッポンの路上では速さは十分。元祖タイプ1では、山道の登りなどで婦女子運転のミラターボなどに煽りまくられたキヲクが鮮明にございますが、そんなのも今は昔(爆)。

個人的には、このなんとも言えない窓小さめなウインドウグラフィックがタマランチ会長。オリジナルのタイプ1へのデザインリスペクトも感じられるし、そこかしこにあるオマージュもわざとらしさがなく、上品に仕上がっている。

そもそもThe Beetleになってからのルックスは初代のシンプルなこれがシリーズ中ピカイチだと思うので、大のお気に入りでございやす。いまだに乗り込む時にニヤついちゃうというのは秘密っす(爆)。

コンディションだけは常に研ぎ澄ませておいて、今後もせいぜい活躍していただくといたしましょう。

惜しむらくは、画像のデンキバージョンがリリースされなかったこと。まあね、この辺りはごショーバイですからわかりません。特別限定モデルでゴルフ8か9あたりにかぶせて復活というのもあるのかも。

 


トクイチオートの到達点をベンチマークに乗って味わう

2018-04-23 08:15:22 | トクイチオートを考える

画像は、夕方のももちゃん。1日を無事に過ごして、ソファーでリラックスの図ですが、ももちゃんの立ち居振る舞いというのは、常にマージンがあって優美です。しなやかなうえに無駄がない。他にも動きを観察していて色々と気がつくことがあるのですが、タメが効いている、というかとにかくネコってのは独特な動きをなさいます。トクイチオートからお借りしたこれにも実は同様の性能がもたされておりました。

ガーン!80年代から90年初頭にかけてあったMB W124 300E。スキモノにはたまらない響きを持つはずの一台。ベンツといえば、この顔、という方も多いのでわないでしょうか。当時はSクラスから、小ベンツと呼ばれた190までの全てがこのお顔。グリルデーン、に角目ライトドーン、で、オラオラ〜、というのがお約束です。

中でもこのEクラス。通称W124は1モデルとしては異例な長寿を誇ったMBの代名詞のようなシリーズですけれど、様々な派生モデルを生んだことでも有名です。

トルクで持ってゆくのがシリーズ中でも王道の300Eですが、回転でもっていくタイプのツインカム搭載の300E-24ですとか、5リットルエンジンをぶち込んでポルシェのラインで組んだ、といういわくつきの(やりすぎ好き向け)500Eなどというのもありましたっけねえ。

うつくしいウインドウグラフィックはイタリアンデザイン。ブルーノサッコ監修で、同年代のマセラーティなどにもあったオサレなウインドウグラフィックとサッコプレートと呼ばれる樹脂パネルの組み合わせあたりももろに80年代のモウドといえるでしょう。

さて、今回のこの仕立て。発進して感動するのは、そのトルク感。じんわり来ているので驚いたりわしないのですが、別物のトルク。いつの間にやら流れに乗って、いつの間にやら車両が安定している。この安定感がすごくて、運転に余裕が生まれているのがわかってガクゼンとなります。ううむ、今回のこの仕立て、ただごとではないな、と気がつく瞬間でございます。

それにこのいなしはなに?コツコツ、というのではなく、コトンコトン、でもなくタンタン、と音で表現するとそうなりますけれど、なにやらひたすら気持ちがよい!

独特の植物繊維を使ったという超高コストで有名なシートのおかげとW124がもって生まれたポテンシャルの他に、なにかがある、わからないがすごいレベルのなにかに助けられて、「うつくしいドライビング」に繋がっています(説明になってないし)。

チョーシこいて、ワインディングにも攻め入ってしまいましたけれど、登りで一切キックダウンしないのも驚き。3リットルのトルクだったらごもっとも、といいたいところですけれど、キックダウン以前に、2000rpmも回っていれば、トルクで持っていっちゃう。ボディ全体が落ち着き払っているので、とことんオンザレールのまんまだがね〜。

走行距離は10万を超えているのですが、実はサスペンションのOH なしでここまできている由。フッカリした絶妙のいなしと、コーナリングの際にはさらに心地よいのがクセになりそう。全体にまるい印象か、と思いきや直進時には安定感と鋭さもあるし、なんといっても速い!全体の印象は「抗っていない感じ」。

「空飛ぶジュータン」というのが実在するとしたら、まさにコレ!といえばお分かりでしょうか(わっかんねえよなあぁ〜)

おそるべしトクイチオート

 

乗ると運転がゲヒンになってしまうクルマ、ってありますけれど(私だけか)、こいつは逆。ドアを開けるときから、上品に振る舞わないと、という気持ちになるクルマです。佇まい、振る舞い、その他すべてが上品。セダンの衰退がいちぢるしいと言われる昨今ですけれど、こいつを忘れてもらっちゃあ困りますよ、とトクイチオートに言われている感じっす。

画像は、フーンそんなものかにゃ〜、といって、まったく無関心なご様子のももちゃん。これから深夜まで熟睡ののち、今夜も「にゃキン」でございます。

 

 


トクイチオートを考える 新リリース!ネコ足ソリューションってなに?

2018-03-03 09:44:36 | トクイチオートを考える

画像は、不思議がるももちゃん(爆)。

つい、昨日トクイチオートへと出向いて、B子さんのオイル交換を依頼したのですが、リフトアップ後、なんと冷却水漏れ発覚(涙)。ポンプからのにじみ程度なのですが、お預けして点検していただくことになりまして、急遽戻りの足にお借りしたのが、

こちらの社長車。ゴルフ5のGTというグレードで、距離9万キロにもなろうとする個体です。

ぱっと見、ごくフツーのゴルフなのですが、こいつがすごかった、またしても。

まあね、このクルマはお借りして乗るたびに姿を変えてくるので、いい加減慣れそうなものですが、とにかくすごかった。

すごいクルマ、などと申しますと、パワーがすごいとか、トルクがどうの、とかいうお話になってしまう場合が多いのですが、この個体はそうではなく、様々な要素の集合ですごいのが伝わってくる点。お分かりにならないでしょうが(爆)、そんな感じ。や、私も理解できていないもので(汗)。

究極のリニアリティを有している、とだけ申しておきましょう。

サスペンション周りが新しい他に、タイアに新型の技術が投入されているそうな。

猫の足になぞらえて解説してくださったのですが、乗ってみると納得できる仕上がり。

ネコ足を売りにするのは、たしかプジョーですが、今回のトクイチオートの新製品、cat pow air solutionが出す結果はまさにネコ足のそれ。

 

そんな猫足のゴルフだなんて聞いたことねーわ、プジョーならともかく、といってさらに不思議がるももちゃんですが、事実なので仕方がありません。猫足で何が良いか、といえば意のままに動かせるしなやかな点か?

タイアの接地点をスタートに整備を重ねた結果、運転感覚が非常にリニアなものになって、疲れにくいクルマに仕上がっています。

トクイチでは、この猫足ソリューションを入り口にして、さらなる顧客を呼び込む戦略なのだそうです。

???なみなさま、一度は体験しておくべきです。ももちゃんも納得の仕上がりっす(爆)。


トクイチオートを考える トルクは寝て待て!?

2017-08-04 22:34:49 | トクイチオートを考える

 

長野県中部一帯は、異例な高温に見舞われて昼間は活動を自粛したいところなのですが、そうもいっておられません。

画像は、味わい深い水(ボーフラがわきそうなやつね)をえらんで水分補給中のももちゃん。毛皮を着たまま35度をやり過ごすのにはそれなりのテクニックが必要なんだかんね、フントニモーと、このあいだ小一時間聞かされました(うそ)。

朝の仕事がひと段落、と思いきや、あっという間に午後。お昼寝をする間も無く(爆)、お客様ご到着というのが日課でございますが、来週はもう立秋。ううむ、待ちに待った秋(の気配)到来です。

ボクスターは無事に車検終了。というか、車検に先立って手を入れてしまったので、誠にアレですが、先日のリフレッシュ整備からはほぼひと月が経過。

距離にして900km弱をさまざまなパターンで使ううちにボトムエンドのトルクが目覚ましく引き上げられているのに気がつきました。

トクイチの整備は、施した直後ではなくて、このようにある程度距離と時間を経たのちに本当のところが見えて参ります。このあたりが、改造パーツを組み込んだ場合とは大きく異なる点です。

工場から出庫した段階では、解説を聞いて、ふうんそういうものか、よくわからないがまあすごそうだ(その程度かい)という程度だったのが、距離を経るに従って、クルマのフィールが徐々に落ち着いてきて、ある瞬間にハタと気がつく。

そっか〜こういうことだったのか。こりゃすげーわ、となってゆくわけです。

オメー、これだけ通いあげておいて、その程度しか理解できてないのかよ、と思われるでしょうが、日々接している自分のクルマのフィーリングの違いだなんて、そうそう体感できるものぢゃあございやせん。これでも劇的変化というものです。

というか、クルマが成長している実感が強く感じられるってのがそもそもすごいことです。前例や他の例はございません(きつぱり)。

クルマの運転には様々なシーンがありますから、そのシーンごとに色々な要素が顔を出すわけで、そういう中で徐々に、やっと理解してゆく、ってのが本当のところなわけっす。

またデンキを中心にした新しい整備は、常にヴァージョンをあげて施されておりますから、このすげーわ、は「トクイチのクルマ」に乗っている限り続く仕掛け。まるでアップルのOSみたい(爆)。

あっ、リンゴと違ってこっちは有料だったわっ(トクイチなだけにデンキが走る)!!

ところで車のミッションはクルマの印象を大きく左右いたします。

ポルシェのティプトロニックではアクセル開度が通常の範囲にある場合、2速発進をおこないますから、はっきり言ってトロい。もっさりしている(涙)。動き出しってのは特にクルマの印象に効く領域ですからして、これはツラいです。

MBのATも伝統的に2速発進ですけれど、トルクさえ出ていれば気にする必要はないですよ、というのが設計者の意図でしょう。

これが911でしたら、少なくとも3.6リットルはありますから、アイドリングトルクは十分(なはず)。2速発進をそれほど意識せずに、ススッ、と車が動き出します。

90年のカレラ2に載せられてデビウしたtiptronicのコントロール部分のお姿はこれ。右に切られたマニュアルモードがMTシフトの名残ですね。

ステアリングのスイッチでもシフトゲートでもどちらでも、ドライバーの選択というかお好みでどうぞ、ということらしい。

これが進化して

画像は、最終のMY2008のtiptronicのお姿。ポルシェでは2008年モデルがtiptronic搭載の最終ですけれど、シフトはステアリングスイッチのみでやっとくれよ、の図。初期型に比べますと、ものすごく簡素ですけれど、これこそが進化。

ギアはこっちでやっておくから、ステアとブレーキングに集中しなさい、とそういうことでしょうか。

おまけはコンセプトモデルのシフト。ううむ、MTですけれど、唸るしかない。

ぶっ飛んだデザインですが、未来的な中にどこかレトロな味わいも醸していて、秀逸。ボクスターレッドという内装色はいまだに選択可能でして、中古市場でもたまに見かける人気色っすね。

どう考えても使えないファンはご愛嬌かっ(爆)。

私の場合、VWアウディグループがいうところのDSG(Direct Shift Gearbox=ツインクラッチ)を搭載したアウディTTからの乗り換えでしたから、このポルシェ謹製のティプトロニックのお世話になるということわ、世代を遡ることになって特につらいわけですが、そこへ効いたのががトクイチの整備でした。

特にアイドリングトルクの増大は効いた。

今回のインダクションクリーニングや、バッテリー換装、タイアその他諸々の相乗効果だろうと思うのですが、発進時のススッ、が歴代最高です。

これ、入庫のたびに徐々に上がってきていたので、本当に嬉しい改善点でございます。

TIPについては、さまざまな評価があるようですけれど、考えてみますとTIP本来の姿ってのはあまり知られていないのではないか、という印象。

個人的にはアクセルオフした瞬間に5→4のシフトダウンが起きたり、ブレーキングGの使い方で好みのシフトダウンを呼び出せたり、シフトダウン時のロックアップ→ロックアップのダイレクトな感じがお気に入りです。

アクセルの踏み方で、シフトアップのタイミングを選べるのも○か。この辺りは、最初は全く見えていなかったことで、ある意味MTよりもコツがいる領域ではないでしょうか。

通り一遍の記事しか書けないセンセ方のチョーチン試乗記などではTIPの印象はトロくてかったるい印象だ、というものになりがちですが、こうしてコンディションが整い、使い方もわかって本質がみえてくると、やっぱりポルシェの作るAT(ZF製ですがなにか)だったんだ、とカンゲキする仕組み。

PDK(ツインクラッチ)搭載の981との比較はうらやましいだけで意味がありませんから、あまりしないことにしているのですが、987ボクスターの持ち味の一番は「気持ちよさ」だと思うので、ボトムからトップエンドまでトルクたっぷりのティプトロニックというのは「実現できれば」キモチ良さには効きます。

こうして、使えば使うほど調子が上がってゆく、ってのは本当にすごい、の一言。

当分大きな整備はいらないでしょう、ということですが、この気持ちよさはまさにお宝。いったいどこまでいくのでしょう。

画像の中に紛れ込んでいるのは、言わずと知れたボクスタープロトタイプ。

93年の発表でしたけれど、986の実車ではスリークな感じがなくなっているだのなんだの色々と文句言ってたくせに、ここへきて改めてプロトタイプを眺めてみると986はもちろん987にもミゴトにエッセンスが落とし込まれていて感心いたします。

個人的には、前後フェンダーのカーブや、ドア近辺の絞り込みからくるコークボトルシェイプは987が一番忠実に受け継いでいると思います。

おそらく、不評だった986のスタイリングをハンセーして、プロトをあらためて考察して取り入れたのが987のボディだったのではないか、というのが勝手な解釈。981はまたエッジが立ってしまっているので、プロトからは離れてしまいますが、まったくポルシェのモデルチェンジときたら味わい深いことですのう。

主にトランクとクラッシャブルゾーンの関係で、実車はプロトタイプに比べて肥大したと言われていますけれど、使えないプロトタイプよりも、こうして冬の鳴子温泉に湯治に行けちゃう(爆)実車の方がはるかにカッコ良いと思うのは贔屓目というものでしょうか(爆)。

 

 

 

 

 


トクイチオートをかんがえる Toyota AVENSIS

2017-06-23 18:36:47 | トクイチオートを考える

トヨタアベンシスは、どちらかといえばあまり目立たない乗用車。

大柄なボディと英国生産ということもあり、どこか欧州コンシャスな雰囲気をもつ独特のポジションにいるモデルです。過去には、日産のプリメーラなどというこれと出自がそっくりのモデルもありましたけれど、肥大化したのちに消え去ってしまいますた。

そんなアベンシスをトクイチオートから借り出して運転させていただいたのですが、こいつがすごかった。

距離18万キロ超。

クルマには無理をしなくとも、流すうちに自然と落ち着く速度帯、というものが存在いたしますが、それがものすごく高いところにあるのがこの個体です(きつぱり)。

速度はあまり意識せずに高速道路に乗り(運転はマナーを守って安全に)、トルクだけに神経を集中させながらその速度帯を探り当てるのですが、フラットトルク全盛のさいきんの車ではこの辺りはいとも簡単。

ただーし、これ足回りとのバランス次第でございます。

このアベンシスは、エンジンとブレーキとサスペンション周り、つまり主要部分が全て素晴らしく調教されている上にこの距離でもボディかっちり!

「あの」Aさんが、このクルマに触発されて、新型のアベンシスをお買い求めになった、といえば関係者には響くことでしょう(爆)。

それにしてもすげえ。アウディやベンツのCなどと同等かむしろ上。ものすごいCPを感じるひとときでございます。こんなクルマに乗ってしまいますと、「なにに乗るか」というよりも「どう乗るか」だなあとあらためて考えさせられる昨今。

クルマの楽しみはまったく奥が深いことでございます。

 


ボクスターの足元もバイリクエストしておく

2017-05-30 11:28:37 | トクイチオートを考える

うちの僕ちゃんは、そろそろタイア交換。新車からは3セット目になるはずです。乗りはじめに履いていたのが、ミシュランパイロットスポーツ2で、サイドウォールの丸さからくる、路面へのあたりの柔らかさに惹かれ、2セット目も同じものを選択しておりました。

製造刻印は「2512」、つまり2012年の第25週ですから、「焼き上がり」からはまるまる5年が経過したところです。

山の方は、フロント、リアともにスリップサインまではしばらくありそうなのですが、ゴムの美味しいところが終わりかけている。

折しも6月からタイア価格値上げ、というニュースがあり、善は急げ、ということになったのですが、そもそも987ボクスターのタイアチョイスは今履いているミシュランか、コンチネンタルのスポーツコンタクト2の2種類しかないわ、と思っていましたら、ここへきてなぜかBSのS001と、ミシュランプライマシー3が選択可能

になっているのだそうで、悩む悩む。

距離4万キロですから、足回りを気遣うのならば、グリップレベルを1段落とすのが常道。クルマ自体は生産からは10年にならんとするわけで、こういう配慮が大切である、というのは長年かかって身銭切って学んでまいりますた(爆)。

トクイチオートともシツコイくらいにやりとりを重ねた結果、最後まで気持ちよく乗りましょうや、ということになりミシュランプライマシー純正サイズを履くことに決定いたしますた。

ううむ、乗用車用タイアというカテゴリーに入るプライマシー3ですけれど、このあたりの先入観にとらわれていると本質を見失います。

近年のトクイチのタイアフィッティング+エアソリューション+プライマシー3でどこまでサスペンションを温存しながら楽しめるのか、興味の焦点はそこです。

以前、AUDI TT時代にも、スポーツコンタクト→ミシュランプレセダ→BSレグノという順番でグリップレベルをビミョーに落としつつも、7万キロに渡ってゴルフ4シャーシ特有のマイルドな

乗り味を楽しんだ経験がございますが、今回もああいう感じが出ればな、と考えております。

ちなみに僕ちゃんのアシはまだこれといったヤレが見えず、ひたすらマイルドな乗り味を提供してくださいます。

もちろんリフトアップしたら、あれれ?ということになっているのかもしれませんが、さて〜(ガクブル)。

 

 


今日から師走(汗)!!B子さんをねぎらっておく

2016-12-01 07:32:11 | トクイチオートを考える

画像は、昨日の立科町五輪久保エリア。りんごの収穫もほぼ終わり、いよいよ冬を迎える準備が、というところでございます。10月上旬の冷えと優にひとつきは早かった、初積雪の余波で、収穫量は少なめなのだそうですが、価格には転嫁できないのだそうで、農家様の苦労もいかばかりか、と。

そんな中、今日は、師走をまえにりんごを再び引き取りに出向きながら、岐阜県各務ヶ原のトクイチオートへと出向いてまいりますた。

ここまで毎日、酷使してまいりましたB子さんをねぎらうためです。

今回はオイル交換と、点検。タイアのエアもリフレッシュされて、「研ぎ」が入りました。

距離35000kmを超えて、なお調子を上げ続けるのがすごい!

使えば使うだけ良くなってゆくトクイチの整備は本当に謎ですが、歴代のどのクルマでも同じ現象が見られましたから、まさに本物です。

おとなりには

アコガレのマセラーティクワトロポルテさまがいらっしゃり、念入りにアライメントの調整を受けておられました。調整箇所が多い関係で、非常に難しい作業である、というのが窺い知れました。

このマセはリアタイアがドロドロに溶けており、ものすごいドリフトをかました痕跡が見てとれましたけれど、じつにサーキットではなく、一般路上でこのありさまである由。

ううむ、あのサウンドを伴ってのドリフトだなんて、ほんとうに快感でしょうねえ〜。

ちなみに同じ場所には、つい先週までF458がいらしたそうです。

動画は、つい先週、i tunesで観た、intouchables。日本向けタイトル「最強のふたり」。まさにマセラーティのクワトロポルテが冒頭から大暴れ(爆)で、冒頭からイッキにもってゆかれます。フェラーリ仕込みと言われるクワトロポルテの排気音はまさに主役級のオトでもって、映画を盛り上げております。Fならびにマセのオーナーさまは必見ですぜ。って、おそすぎ(爆)?


トクイチオートのHPがようやくオープンした模様

2016-07-25 08:05:04 | トクイチオートを考える

みなさま、暑中お見舞い申し上げます。って、まだ梅雨明け前だから早すぎ?

当初の予定からは大幅に遅れましたけれど、本日トクイチオートのHPオープンだそうです。

「楽しいクルマ」にご興味おありのお方。必見です。

www.tokuichi.co.jp