嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

履き道楽2017 新展開? 春到来!スニーカー方面でも見直しがおこなわれる

2017-03-01 19:27:10 | 履き道楽

画像は、去年の9月に買った、コンバースオールスター通称ハイカット。購入してすぐにももちゃんの失踪事件が起きてしまい、毎日ほぼ15km以上の歩行に駆り出される始末でございました。

ももちゃん騒ぎがおさまってからも、毎日のお散歩に愛用されておりまして、やはり10km弱の歩行に使用されてまいりました。

ちなみにこれ、毎日の日課。さらに雨天決行でございます(爆)。

このほかにOXと呼ぶ、かかと周りが開いているやつも加えて、3足のローテーションでやってまいりましたけれど、さすがにほぼ毎日これだけの距離を歩いておりましたら、ほぼ6ヶ月で3足ともお亡くなりになりますた。

コンバースの良いところは、申すまでもなく、クラシックなうつくしいデザインと、この雰囲気。あと、価格面から、やれたらすぐに買い換えられること。

であるといって、かかとが限界に達した瞬間に、次の一足にいっていたのですが、これだけの距離を毎日歩くことを考えると、上級移行してもバチはあたらないな、と考えて、80年台からのアコガレ=New Balanceに手を出すことになりますた。

私のスニーカー歴は、それこそ長く(爆)、小5の頃からうるさかった。そもそも輸入品以前の「運動靴」の時代でございました(爆)。

輸入ブランドを買いあさっていた頃からもNBだけは別格あつかいで、主に価格面で手が出せなかったのは宜なるかな。

ナイキだアディダスだ、といっても1万円前後の価格帯が良いところでして、1万円台の後半でほとんどのモデルが手に入ったのに比べて、NBは大体その2倍のプライスタッグでしたから、仕方ない。

実に、生産地のアジアへの移行が遅れて、低価格競争に乗り遅れただけなのですが、そいつがこんにち逆に作用してブランドイメージの向上に効いている、という皮肉なビジネスモデルです。

ジョブズが履いていた、とか、ラルフローレンが絶賛しただ、とか色々と伝説もございますが言ったもん勝ち(爆)。どちらかというと、ダサ好みのアメリカ人受けするハイテクルックですから、クラシック好みの私にはご縁がございませんでした。

90年代になって一部の雑誌が、欧米生産を、おもいきり崇めるようになって、急にありがたみが出てきたこれら一部のプロダクツですけれど、白々しいっす。私はつねに懐疑モードで接しております。風評に惑わされることなく、本質を見極めなければなりません。

70年台当時から、靴には惜しげもなく資金を使っておりましたけれど、スニーカーは別。なんと言っても修理不能、というのが一般常識ですから、お手入れしながら、大切に育てる、のようなこととは対極にあって、こだわっても買うときだけ。大事にしてもしゃーない。それこそやれたら捨てる、をスニーカーに関しては惜しげも無く繰り返してまいりますた。もったいないようですけど、しゃーない。

僕の場合は、着ているものとの兼ね合いでいつの間にかコンバースに行き着いておりました。ユニクロとの相性抜群っすから(やっぱし)。

今回は

 いきなりフラッグシップですよ。80年代当時のセレクトショップ、などという呼び名はまだなく、「アメカジ屋」のウィンドウには必ず鎮座しておられた1300シリーズの発展形。フラッグシップなだけあって、3万円近いプライスタッグを下げておられますが、ビミョーなところです。

すでに1週間ほど履いてみましたけれど、はき心地は気持ちよく、サイズさえまともに合わせられれば、疲れにくくて秀逸。

けれど、4500円のオールスターの6倍良いか、と言ったら、それわノー(爆)。新品でも小汚くみえるデザインと、ぽってりした外観も、好みが分かれるところです。

今回は、高価格帯のモデルに限って修理可能である、という情報があったので、手を出してみますた。

今後、毎日10km歩いてどうなのか、そのあたり興味津々ですけれど、こうなりゃあ評判の高いUKモデルや、30年以上売られているロングセラーなどにも手を出して、ローテーションを組んでおけば数年は履き続けられることでしょう。

ただし、こんな高額モデルでも、3足程度のローテーションでは、もって半年。修理となった時点でどんな判断が下るのか、そのあたりも楽しみでございます。

マニアの多いブランドですが、所詮は既成靴の世界ですよ。ひと通り語れるようになれるまで履き込んでみるかな、と画策中。