画像は、去年の9月に買った、コンバースオールスター通称ハイカット。購入してすぐにももちゃんの失踪事件が起きてしまい、毎日ほぼ15km以上の歩行に駆り出される始末でございました。
ももちゃん騒ぎがおさまってからも、毎日のお散歩に愛用されておりまして、やはり10km弱の歩行に使用されてまいりました。
ちなみにこれ、毎日の日課。さらに雨天決行でございます(爆)。
このほかにOXと呼ぶ、かかと周りが開いているやつも加えて、3足のローテーションでやってまいりましたけれど、さすがにほぼ毎日これだけの距離を歩いておりましたら、ほぼ6ヶ月で3足ともお亡くなりになりますた。
コンバースの良いところは、申すまでもなく、クラシックなうつくしいデザインと、この雰囲気。あと、価格面から、やれたらすぐに買い換えられること。
であるといって、かかとが限界に達した瞬間に、次の一足にいっていたのですが、これだけの距離を毎日歩くことを考えると、上級移行してもバチはあたらないな、と考えて、80年台からのアコガレ=New Balanceに手を出すことになりますた。
私のスニーカー歴は、それこそ長く(爆)、小5の頃からうるさかった。そもそも輸入品以前の「運動靴」の時代でございました(爆)。
輸入ブランドを買いあさっていた頃からもNBだけは別格あつかいで、主に価格面で手が出せなかったのは宜なるかな。
ナイキだアディダスだ、といっても1万円前後の価格帯が良いところでして、1万円台の後半でほとんどのモデルが手に入ったのに比べて、NBは大体その2倍のプライスタッグでしたから、仕方ない。
実に、生産地のアジアへの移行が遅れて、低価格競争に乗り遅れただけなのですが、そいつがこんにち逆に作用してブランドイメージの向上に効いている、という皮肉なビジネスモデルです。
ジョブズが履いていた、とか、ラルフローレンが絶賛しただ、とか色々と伝説もございますが言ったもん勝ち(爆)。どちらかというと、ダサ好みのアメリカ人受けするハイテクルックですから、クラシック好みの私にはご縁がございませんでした。
90年代になって一部の雑誌が、欧米生産を、おもいきり崇めるようになって、急にありがたみが出てきたこれら一部のプロダクツですけれど、白々しいっす。私はつねに懐疑モードで接しております。風評に惑わされることなく、本質を見極めなければなりません。
70年台当時から、靴には惜しげもなく資金を使っておりましたけれど、スニーカーは別。なんと言っても修理不能、というのが一般常識ですから、お手入れしながら、大切に育てる、のようなこととは対極にあって、こだわっても買うときだけ。大事にしてもしゃーない。それこそやれたら捨てる、をスニーカーに関しては惜しげも無く繰り返してまいりますた。もったいないようですけど、しゃーない。
僕の場合は、着ているものとの兼ね合いでいつの間にかコンバースに行き着いておりました。ユニクロとの相性抜群っすから(やっぱし)。
今回は
いきなりフラッグシップですよ。80年代当時のセレクトショップ、などという呼び名はまだなく、「アメカジ屋」のウィンドウには必ず鎮座しておられた1300シリーズの発展形。フラッグシップなだけあって、3万円近いプライスタッグを下げておられますが、ビミョーなところです。
すでに1週間ほど履いてみましたけれど、はき心地は気持ちよく、サイズさえまともに合わせられれば、疲れにくくて秀逸。
けれど、4500円のオールスターの6倍良いか、と言ったら、それわノー(爆)。新品でも小汚くみえるデザインと、ぽってりした外観も、好みが分かれるところです。
今回は、高価格帯のモデルに限って修理可能である、という情報があったので、手を出してみますた。
今後、毎日10km歩いてどうなのか、そのあたり興味津々ですけれど、こうなりゃあ評判の高いUKモデルや、30年以上売られているロングセラーなどにも手を出して、ローテーションを組んでおけば数年は履き続けられることでしょう。
ただし、こんな高額モデルでも、3足程度のローテーションでは、もって半年。修理となった時点でどんな判断が下るのか、そのあたりも楽しみでございます。
マニアの多いブランドですが、所詮は既成靴の世界ですよ。ひと通り語れるようになれるまで履き込んでみるかな、と画策中。