嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

2020 ステイウイークを愉しんでおく

2020-05-03 07:29:27 | ブログ

毎年やってくる5月のこのベストシーズン。長野県中部では一年でも一番の快適さ。普段ですと、お客様がひきもきらずにいらして、毎日忙しく過ごすうちに梅雨入り、という始末なのですが、今年は様子が違います。

というか、2月からこんな様子がつづいていますから、そろそろ慢性化か、というのが正直なところか。とはいえ、感染拡大はむしろ強まっていますから、在宅のままどこまでやれるか、というのを試行中でございます。

調べますと、前年同期から売り上げが50%以上落ち込んだお店や企業には手厚い補助金がいくつも用意されているようで、これを活用しない手はない、ということになり、ご愛用の i mac をフル活用して、片っ端から申請をおこないました。

せっかちな性格なもので、発見したら最期、イッキにやっつけないと気が済まないのです。おかげで早い早い。というか、この非常事態には誰でも素早く対応できるように、窓口が簡略化されているのも非常に助かります。

また、金額数百万円にものぼる申請であっても、認証、書類の添付などを始め、すべてネット経由で可能になっているのにはたまげました。時代を感じるひとときです。

コロナのおかげで、持参してくれるな、というわけですからごもっとも。今後はこの方面の発達もいちぢるしいことでしょう。

申請が全ておっけいということになれば、ここ2ヶ月の落ち込みは全てクリアーになっちゃうレベルの大金を補助していただける「見込み」なのですが(爆)どうなりますやら。おそらく書類不備とかで揉めることでしょうが(苦笑)、期待しつつ、待つことにいたしましょう。

また、3月末に応募済みの「存続化」補助金の方も現在審査中である由。

こういうご時世だからといって審査が甘くなったりはしないでしょうけれど、この補助金は年に1回のみだったものが4回にも増やされていますから、ダメならダメで企画書を書き直すだけのことです。

審査そのものを早くしていただき、結果を早く知りたい、というのがホンネです。

支給そのものよりも、資金の目処が立つかどうかで、このさきのアクションも変わってきますから、結果が待ち遠しい昨今。ホテル内各部分の改修工事の第2弾は、現在まさに計画中。見積もりが出揃ったところで予算配分をおこなう、とそんな段階。

どこまでやれるのか、やれないのかを決める重要なこの時期にきて、補助金がころがりこめば、全然違うレベルに持ってゆける。ううむ。早くしてくれ〜!

画像は去年の今頃、近所の山に出向いた時のものです。今年のこの空気では、とてもぢゃないけれど、ハデな屋根あきのクルマに乗って、ノーテンキなドライブをかますだなんて考えにくいものです。それこそ非国民あつかい(爆)。

ので、屋根を閉めて、お買い物に動員しております(同じだって)。

気候のよいこの時期にこんなにノンビリできるなんて、多分この先2度とないはずのチャンス(あってわ困りますし)です。

仕入れや支払いに追われずにのんびりと過ごさせていただくのもまた悪くないわ、などといってノンキに構えている場合ではありませんけれど、本当のところ、どこか気が楽です。

この数ヶ月、考え抜いて達した境地か(爆)。この先も物事にせいぜい前向きに対処してステイホームに徹することにいたしましょう。