嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

梅雨の中、Aさんからデンワがかかる

2021-07-03 07:20:47 | 今日の逸品

いやはや、オリンピックを目前にしているというのに、この盛り上がりのなさはなに?そうです、みんなブキミに思っているのです。というか、安全、安心だなんてだれが信じるというの。

毎日増え続けている陽性者数を尻目に、なし崩し的にオリンピックへと持ってゆこうとする日本政府ですけれど、このザマでもいまだに訳がわからないことをおホザきになっておられる首相ですが、責任の所在は不明。全員逃げ腰のまま突入するカミカゼオリンピックまであと2週間。

いまのまま推移すれば、東京都内で1500を超えたあたりで緊急事態宣言発令はほぼ間違いのないところですから、大切なアスリートを送り込んでいる各国の政府から、オリンピックどころぢゃねえから帰国直行便で戻ってこい、といって全員帰国させるってのが自然な流れです。

この先は歴史に残る展開となることでしょうから、興味津々。コロ助もこれで冬まで当分、変異を重ねながら増殖してゆくことでしょうて、もうね、ヤメテ〜、と絶叫したい昨今でございます。

さて、大雨警報が出るレベルの梅雨の雨の晩、電話がなりますた。そう、Aさんからのものでした。最近はFBのメッセンヂャーでの連絡がデフォルトだったので、なにか緊急性を帯びている模様w。

そう、待ちに待った、エクスプローラーのお話でございました。まだ、ホンキで待っているのかい、と。

思い起こせば、三越伊勢丹ホールディングスの外商部門、通称「お帳場」にAさんを介してお願いしたのがすでに1年半前の出来事。これはまだ、今回の大幅なモデルチェンジがなされる以前のお話でした。

エクスプローラー1(以下、EX1)のモデルライフとしては当時の現行の最新型が10年目となっていて、10年ごとに区切りよくモデルチェンジを重ねてきたEX1ではモデルチェンジのほかに製造中止の噂も流れるなか、それでも当時の並行輸入ものの相場で70万円台前半。

つまり新品定価に若干の上乗せというか、ほぼ同レベルで販売されておりました。この頃にはまだ中華の爆買いの影響が残り、並行輸入店の店頭は品薄状態。

コロ助→製造ライン完全ストップとなって、流通在庫が絶無となった現在からしたら、まだまだ甘っちょろいものでした。

中古EX1のくせに新品以上のプレミヤム価格で売られている、というあたりをAさんとの世間話の中でしていたら、ホンキで欲しいのならばルートがあるけど、ということになって始まったのが今回のミッションなのです。

思えば、この数万円をこらえて、この時点で買っておけば、と今になって後悔しないではないですが、後のまつり。

手元には

こんなのがちゃんとあるんだから、まさに不要不急でございます(爆)。画像では、夜行表示が光っていますけれど、長持ち。文字盤にはT<25という表示のあるレッキとしたトリチウム文字盤。30年間、毎日使われたトリチウムでもここまで光るんですよ。

明け方などには丸いドットの部分もぼんやり発光しているご様子。でも、そろそろ限界かという状態です。みすぼらしくなってもアレですから。

私がEX1を欲しがっているのは、毎日使い倒しているこのGMT2が夜光文字盤を含めてだいぶヤレてきて、温存したいからに他なりません。ROLEXは、究極の実用時計。使いたおしてナンボの道具だと思っているので、長く使うためにもう一本、というわけ。

温存というのは、仕舞い込まずにローテーションを組んで使いこんでゆく、という意味です。

ロレックスの相場というか売買市場は、ここ数年、はっきり言って異常な状態。スポーツモデルを中心に人気のある各モデルを買ったまま保管して、値段が高くなるのを待って売る、のような出歯亀ユーチューバーのみなさまの影響かと思うのですが、実用時計なんですから、そんなことをして高いの安いの言っ

て騒いでみたところで、だあれも踊りません(爆)。本当に買いたい私のようなものにとりましては定価で買いにくい現在の状態はメーワクなお話です。

クルマと一緒で、登録した瞬間に価値半減。手元に置くだけでもそれなりに維持費だってかけ続けないとダメになるわけですし、中途半端に使いながら仕舞い込んでみたところで、結局、買い叩かれるのがオチ、というのが世の常です(まじ)。

さて、EX1のお話です。忘れもしない、4月7日の深夜にロレックスのHP上でこのEX1の、39mm→36mmへのサイズダウン、つまり原点回帰が発表されるやいなや、明けた4月8日の中古並行店頭小売価格はなんと190万円に化けたのです(驚愕)。70→190ですから一晩にして250%近い上昇!

まあね、EX1なんて、定価68万円の地味な実用トケイにすぎないw。だあれも手を出さないわけで、一種のご祝儀相場なわけですが、それにしてもロレックスの基幹モデルのフルモデルチェンジとなればこの騒ぎなわけ。世界中が大騒ぎになってるわけです、ハイw。

ブランディングのベンキョーになることでございますw。

つられて、この日に発表になった新型の36mmケースのEX1 もいきなりのご祝儀相場で新品並行で180万円の値札を下げたのはキヲクに新しいです。ちなみに今日時点での旧型の店頭小売価格は120〜150万円というものすごい水準です。新型は、ほぼ店頭になく、お値段不明ときた(爆)。

39mmの214270の売り物が目立つのは、やはり転売ヤーのせいでしょうか?あほらしw。

とまあ、そんな状況で、 Aさんから確認の電話が入った、ということはいよいよ入荷の予定がたったのでしょう(想像にすぎません)。きけば本年のグループ内割り当ては8本のみ、ということです。

さあて、このモデルの新品小売価格は676500円。ケースが小型化した関係で若干の値下げさえ行われました。果たしてこのお値段で買えるのか?

この8本の争奪戦がいよいよ水面下で繰り広げられるわけです。続報をお待ちくださいませw。