嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

ようやく梅雨入りだってさ B子さん9万キロのリフレッシュ

2022-06-16 08:48:48 | 

うちのB子さん(通称です。VWビートルのことですw)は、この6月で車検満了。手元にやってきてからは3度目でしょうか?走行距離はほぼ9万キロ。

普通ですと、そろそろ乗り換えか、となるあたりかもしれませんけれど、この個体に関しましては、なこと考えもしない。

すでに2年まえにシリーズは終了してしまったのは、今思い出しましたけれど、残念。どうりで増えてないわけだわw。どころか、件の乾式7速DSGのおかげで個体数は減少傾向なのでわないでしょうか?

私にとりましては、愛嬌たっぷりなこのスタイルをもった元祖へのオマージュ満載のこのモデルはお宝でして、。パワーだとか速さなどがあったところで路上では何の役にも立たないニッポンの現状では、非常に良い落とし所であった、といって大切に乗っているところです。

とはいえ、毎日の酷使はあいかわらずw。

トクイチオートでは、現在「マイスターの卒業論文(正式名称でわございません)」がリリースされておりまして、論文の基調は普遍なまま、細部は依然として推敲中な模様ですが、そら恐ろしい結果をともなってクルマが仕上がってしまうので、

一部の顧客間では大騒ぎとなっております。

今回の整備では、じつにタイア、イグニッションコイル、ウォーターポンプ、プラグなどなど、一連の消耗品を総どっかえして第2期に備えております。

際立ったのは、身のこなしが軽快になったこと。タイア交換が一番効いているかと思われますが、ボトムエンドから低速までのトルクの嵩上げが大きく、リニアリティが増してB子さんのキャラクターにぴったりです。

ここまで履いていた、Continental Premium Contact5では車重が足らずに、乗り心地が若干キツいものになっていたのが、今回Pirelli P7 Cinturatoへの換装で絶妙なマッチングが起きて、非常に良い結果が出ています。

前回の整備でサスペンション一新を終えていたのですが、更にレベルが上の結果が待っていたとわw。ううむ、たけえタイアをつけりゃあ良いってもんぢゃないと。まったく奥が深いことでございます。

車重や、サスペンションのコンディションをも勘案した上でのチョイスをおこなうべし、とのご託宣。

いやはや、それにしても物凄い結果。振り返れば、(ほぼ)新車の時からここまで9万キロのあいだ、体感コンディションは上げられ続けております。

ガソリンエンジンの終焉が囁かれる昨今ではございますが、なにに乗るのか、というテーマはみなさん常日頃、考え続けておられることでしょうけれど、私は「どう乗るか」。これこそが大切である、とB子さんのトルクを味わうと、そういう気持ちになりますです、ハイ。

なんというすばらしいカーライフでしょうか!今回の整備あがりは、まるで新車の納車のようでございます。ヤレがきてもそれと分かりにくいインテリアもありますけれど、ドイツものに特有の長年所有したい、させたいという部分が見えてきて非常に好ましい。

トクイチのみなさま、本当におせわになりました。今度、ボクスターも持って参ります(爆)。