画像は、おなじみJOHN LOBB JODPHUR。 旅先などにこれ一足で出向いて 集中的に履きこむことが多いこともあって、なかなかなヘビーローテーションが続いています。
深い履きジワに沿って、色落ちもみられるのですが、これが味なのかと考えて、ここ数年は放っておきました。
年末にさしかかって、若干時間ができたのでウェブ検索をしておりましたら、微妙な色合いに対応できる顔料入りの油性クリーム(=着色性が強め)を発見いたしましたのでシワの部分を中心に補色をおこなってみることにしました。
画像の背後のガラス窓をご覧ください。外気温マイナス7度w。寒い日のクツみがきを始めると、冬がきたーとなりますw。商品名、BOOT BLACK ARTIST PALETTE 。
みたこともない小容量(35g)のクリームが薄いガラスの器に詰められていて、ものすごい高級感ですw。一本2200円(!)。
量が少な目なのは、飽きやすいのと(爆)、あれこれ試してみたい私には絶好でして、色ごとについているネーミングがまた秀逸です。
左から、アズキビーン、ストーン、ダークチェリー、プルーンときたもんだ。商品名、外装デザインなどからして高レベルなオサレなセンスビンビンです。
ユーザーからの口コミも上々な模様で、半信半疑ながら夏のうちにブーツ用にダークチェリーのみ取り寄せておき、そのまましまい込んでおりましたw。
もともとこのブーツにはアルガンオイルと呼ばれる天然オイルでベースが作ってありましたから、指で伸ばしただけでツヤ出まくりw。履きジワのところにあった色褪せもわからなくなってしまいましたとさ。
というわけで、油性クリーム全開の仕上がり。
さらに
JOHN LOBB GARNIER 2 in Black Museum Calf。
これには、アズキビーンとストーンを使ってみました。ブラックの靴に黒以外の色を入れるのか、と思われるかもしれませんが、ジョンロブ謹製のミュージアムカーフ、それもブラックだけは特殊でして、ぱっと見グレーに見えるのが特徴です。
染料ではなく、顔料ですから、着色ではなく色のせなわけで、靴には優しいのも特徴です。ミュージアムカーフは指で塗り込んだだけで劇的なツヤが出てしまいますが、イヤだったら落とせば良いのです。
マダラな感じのところがグレーに見えるのと、屋外では全体にグレーっぽい感じ。光量が落ちると、ブラックに変色します。
油性クリームに特有のテラテラしたツヤが出るのが好みの分かれるところですが、ワックスのそれと違って、割れたりしにくいのが特徴。クツ全体も柔らかく仕上がります。
履き口のところに貼られたグログランリボンに注目w。このモデルだけの意匠です。現在はディスコンとなっており、後継モデルにはこのリボンがなくなってしまいました。
100均で売られているゴム紐は、それとわかりませんけれど使い勝手の点でオススメですw。リリースからは24年経過した、このラスト#7000は、いまだにジョンロブの中でもトップオブ木型w。全体のバランスが無上のエッグトゥは様々な服装との相性がよく、秀逸です。
冠婚葬祭はもちろん、ジャージ調のカジュアルパンツでもあわせが可能な柔軟性は意外なほどっす。