黒板の裏側で~おうみ進学プラザの毎日~

おうみ進学プラザは滋賀県の学習塾。困って、喜んで、泣いて、笑って、そして時々怒って。塾のドラマを実況中継します。

北村先生一人で完投。男性陣は加野、福井、前川のリレーでした。

2012-01-09 19:13:48 | Weblog
今日は月曜日で、出番が無い…はずでしたが、本社へ顔を出したら事務員さんから「シャチョー、すぐに石山教室に行って下さい。大至急です!」との指示。どうやら「入り口がわからない」というような、どうも伝聞のまた伝聞だけれども、そういう事態らしい。で、京阪電車でビューン、チンチンカンカンと駆けつけました。が、間に合わず。北村先生が「ああ、大丈夫でした」と。ま、生徒が外で私を待っていなくて解決したわけで、役に立たなくてよかったわけです。この場合には、空振りでよかった。
そこで、予定外に授業に参戦。先発の加野先生から引き継いで特訓クラス「スパート&R3DK」の授業をしました。入試が接近していて、まだまだ教えたいことが山盛りですから、ここは押し売りでも何でもアリ。社会科を担当しました。もちろん楽天のユニフォームで凛々しく。今日は背中にTANAKAと書いてあるユニフォームです。お願いです。田中選手、ずーっと楽天にいて下さい。そして大活躍して下さい。「大リーグへ移籍」なんて困りますよ。ユニフォームの都合がありますので。
授業では同志社高校の入試問題に挑戦。歴史の問題で、とにかく( )が多い。33個もありまする。もう、これだけあると文章になりません。( )が( )で、( )の( )…と。出題者にお願い。あなたには「ここには人名が入る。こちらには地名で、ここは事件の呼び名」などとわかっても、生徒にはわからんよ。慣れている私も困るところ多数あり。どんな種類の語句を入れるのか示していただきたい。ま、これは同志社高校の気合の表れで、その点では頼もしいのですが。
最近は韓国関連の問題が増えている。昔の出題者は萎縮していましたが、最近はボンボンと出ます。今日の問題にも高麗、李氏朝鮮、白村江の戦いは663年、併合が1910年などと多数。もっと増えますね、たぶん。高校の先生も紅白歌合戦を見るだろう。するとKARAや少女時代の歌を聴く。で、「上手いなあ」と思って、「じゃあ韓国を出題しよう」という結果になるわけです。入試問題にも韓流ブーム到来かも。
今日は男性陣が先発・加野、リリーフ・福井、押さえ・前川の3名で、対する女性陣は北村先生が先発完投でした。こりゃあ今年もおうみ進学プラザは紅組の勝ちですね。男性陣、がんばりましょう。
写真は石山教室の中3特訓を担当した北村先生と前川先生です。

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私の韓国語は3歳児レベルかも。うむむ。

2012-01-09 08:03:51 | Weblog
冬期講習会が終わって、久々にゆったり。今日も中3の日曜特訓が行われているはずだけれども、私は出番無しです。そこで冬の読書を。「韓国の子供はどう韓国語を覚えるか」(李蓮玉)。これは韓国人のお母さんが、自分の子の愛美ちゃんの言語の習得プロセスを記録したもの。色々なエピソードが織り込まれていて、とても面白い本でした。で、私の韓国語が3歳児ぐらいのレベルであるということも判明す。うむむ。3歳児に負けるか!次に「倒れゆく韓国」(韓洪九)へ。著者はソウル大学の学者で、韓国現代史について論争の渦中の有名人。日本の教科書問題が注目されるけれども、韓国でも自国の歴史教科書の記載について激しい論争が繰り広げられています。著者は進歩派の旗手。
読んでみると、驚くほど観念的。これは儒教の影響でしょう。歴史上の人物について「正しいか、正しくないか」を判定する姿勢は、日本人には違和感がある。「裏切り者」などという評価もバシバシと。情熱的な本ではありますが、こういう見方をする学者たちと歴史について語るのは、日本人には難しいなあ。「事実はどうだったか、というのは問題ではない」ということで、善悪の判断の方が優先的に出てくる。日本人の場合、歴史上の人物について「好き、嫌い」とか「まあ大胆な」とか、そういう評価はあっても「正しいか」という評価は少なくとも教科書では判定しませんよね。日韓の教科書問題は、そもそも「教科書の位置づけ」が違っているから、どうもチグハグになります。
それはさておき、日本では「教科書のページ数がドドーンと増える」というニュー・教科書問題が発生しますよ。これは生徒諸君が取り組むしかない。応援するから、しっかりと解決しましょうぞ。
おうみ進学プラザでは、新年度の教材選定がスタートします。良い教材を選びますよ。
まずは目前の入試へ、学年の締めくくりへ。
写真は野洲教室の12時間特訓。頑張って君のウインター・マジック♪竹中先生がK-POPに乗ってネコ・ダンスで応援しています…?

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