黒板の裏側で~おうみ進学プラザの毎日~

おうみ進学プラザは滋賀県の学習塾。困って、喜んで、泣いて、笑って、そして時々怒って。塾のドラマを実況中継します。

教科書増量。ほれ、見なさい。

2007-10-31 13:14:11 | Weblog
ゆとり教育が失敗して、学力の立て直してと急展開。しかし、この10年の間に義務教育を終えていった青年たちはどうするの。
それと、授業日数が少なくなっているのに、どこに詰め込むのだろう。今朝の通勤電車に小学生がワイワイ、ガヤリガヤリと賑やかに乗り込んできた。ギュウギュウ詰めで少し気の毒。大変なのは引率の先生で、生徒の周辺の乗客に「すみません」「あっ。どうもすみませーん」と謝っておられる。騒いでいる生徒たちの身体が軽くぶつかる程度で、特段の悪さをしているわけじゃないのに。ま、電車には色々な人が乗っているから、万一…。この「総合学習」という遠足モドキのものも、この際キッパリと止めた方がいいですね。手品のハトみたいに次から次へと芸を繰り出すのは、学校にとっても先生たちにとっても負担が大きい。で、特に効果も成果も無いだろう。
中学生の理科は33%増量。英語も33%増量。で、容器はそのまま。変な話です。
で、今は冬期講習会のテキストを校正中。このニュースを聞いて「よっし。冬期講習会のテキストのページ数も」と思ったけれども、それよりも内容。理科の「天気」にはフェーン現象を入れます。「フェーン」というのはアルプス山脈を越える乾燥した暖かい風のことです。知ってましたか。私、資料を調べていて初めて知りました。こうして、塾のスタッフの予習も増量!
今日の写真は水口城南教室の階段で休憩中のミッキーマウス。樋口先生にビシビシと教えられて少々お疲れでしょうか。

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滋賀県の子どもたちよ、もっと勉強しなさい。大人もしっかりしろー。

2007-10-30 19:06:27 | Weblog
おうみ塾では全国一斉学力テストの成績を比較検討しています。福冨氏がパソコンを駆使して都道府県ごとのデータを再集計している。これが非常に精密なもので、かつ「非常に情けない」というものです。滋賀県は、ほとんどの項目で30位~40位をあたりを低迷している。中にはビリから2番というものもある。泣けます。一生懸命に授業をしているのになあ。
滋賀県全体といわれると県教委に何とかしてもらわねばなりませんが、「県教委、しっかりしろー」で、おうみ塾は、うちの塾の生徒たちの学力を押し上げていかねばなりません。
トップグループは秋田県、福井県、富山県と西の香川県。「雪と、うどん」でしょうか。つまり、白いものが勉強には良いのか?
今日は出版社の人たちが来訪。「教材について御意見をうかがいたい」という人はよく来られます。が、大半は意見なんて聞いていない。もっともらしくメモを取ったりして、なおかつ大きくうなずいたりしますが、聞いてない。営業用の姿勢ですね。で、後日「おうみ塾さんの御意見を採り入れた教材が、ついについに完成しました」と売り込み。悪い気はしませんけど、何回も同じことを言われているとアホらしくなります。
今日の人々は非常に真面目かつ真剣でした。後で「あんなに生真面目に考えて作ったら、質の良い教材にはなるだろうけど、営業の面では苦労するのではないか」と心配したぐらい。営業に弱いおうみ塾が営業について心配する。それぐらい真面目な方々でした。ちょうど膳所教室に来ていた膳所高生Yさんには、出版社の人に直接感想を伝えていただきました。「膳所高生の意見を採り入れました」とPRshたら…膳所高校では売れますね、きっと。Yさんありがとう。
真面目に作った教材と、売れる教材とは違う。そういう苦しさは、塾の授業についてもしばしば感じます。が、そこで妥協しない。引かずに前へエイヤッと頑張るしかないわけで、だから「頑張る甲斐」があって、手応えを実感できるわけで、何にしてもラクじゃないけれども、これでいい。
今週は「勉強の秋キャンペーン」の終盤。全国一斉学力テストで滋賀県の成績が悪かったのを意識して、ラストスパートですよ。
今日の写真は、授業の後で教室の掃除をするO先生。この訓練は将来の結婚生活にも役立つはずです。いつも美しい膳所教室。



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レッド・ソックスが勝って、Joseph先生は上機嫌。

2007-10-29 16:58:10 | Weblog
Joseph先生はボストン出身で、もちろんボストン・レッドソックスのファン。今年は松坂が行って、TV放映の機会が増えた。おまけに絶好調。教室で「今日のレッド・ソックスは?」「No problem.」「ロッキーズなんか問題にならん」という使い方だとすると日本語直訳。この場合のNo problem.は「問題無し」というよりも「楽勝!」という意味か。生きている英語です。野田先生がバリバリの英語で、Joseph先生が日本語で、にぎやかに野球談義。こういうケースでは通訳はいらないのだなあ。
野球については、私はホークスのファンで、今年は惜しいところで負けた。でも、城島がマリナーズで活躍しました。
ハロウィンというものが終わった…らしい。背広の襟にオレンジのカボチャのシールをつけていたら、それなりに女生徒諸君から「わっ。かわいいー」と言われて鼻の下をのばしておりました。クッキーについていたシール。ところが古久保先生に「いつまで貼ってるん。もう終わりやで」と。正月と違って、いつがハロウィンで、何があって、いつ終わるのであるか。そこがわかりにくいものですね。クリスマスの方がまだわかりやすい。クリスマスと合併したらどうか。サンタさんがカボチャの馬車に乗って来たらいいのではなかろうか。ついでに助手席にシンデレラ様にも乗り込んでいただいて。
教育セミナーでは、昨年度の勉強合宿のショート・ムービーを放映。何度見ても感激しております。何がどうということはないけれどおも、感動してしまう。この勉強合宿は中3が対象で、今年は福井県での「雪の合宿」になりそう。生徒たちはどうかしらんが、私は早くも「合宿、がんばるぞ」という気になっております。
写真は、ボストン・レッドソックス優勝にニコニコのJoseph先生 with 膳所教室の個別指導担当・藤尾先生。このファッションに負けないようにするには…。

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秋の琵琶湖周辺をクルクル回る。

2007-10-28 14:12:46 | Weblog
教育セミナーが開幕。1番バッターは水口城南教室。大勢のお母様が来てくださいました。今年も高校の名前の変更やら大学附属への変身が相次ぎました。そのあたりを。ただ、おうみ塾の場合「ヤレ行け、それ行け」という煽り立てるような話はしませんね。地元の塾としては、ちゃんと生徒たちを見て進路を考えていかないと。詳しい内容は省略。「是非お越しください」です。
愛車・HONDA CRVで行ったので、甲西教室へ立ち寄って、それから「セミナー午後の部」のために栗東教室へ。
小幡先生が「あれっ?車で?」と不思議そうにしていました。一応、車に乗りますよ、私だって。
「お食事は?」と聞かれて「うん。大丈夫」と返事をしましたが、本当は空腹でした。あのタイミングで「ドーナツ、ほれほれ」と釣り竿でのぞけられていたら「パクッ」と食い付いてましたね。事前の予約人数が少なかったのに、開演してみると参加者多数。小幡先生が嬉しそうにバタバタしてました。
今日は朝から西大津教室でセミナー。わざわざ「日程の都合で」と石山教室、膳所教室の保護者の方も西大津まで来てくださいました。ありがとうございました。
写真は水口城南教室のセミナーで話す樋口先生。相撲、柔道あるいはダンスについて説明しているらしい。えっ?

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秋深し、確認テストの浮力は、大苦戦。

2007-10-26 14:46:28 | Weblog
Joseph先生が真っ赤なシャツ、ジーンズに赤い「M」の帽子でスーパー・マリオに変身していた。びっくり。穏やかなボストン紳士なのに、やるときはやるのだ。
生徒たちは大喜びで、携帯電話で写真を撮っていた。
まず気になるのは「瀬田教室のクラブ・ハリエ バウムクーヘンは、はたして」ということ。明日の土曜日、私は瀬田教室。まだ残って…いませんね、きっと。
勉強の秋キャンペーンで、理科のテストは小論文付きの豪華版。今週は理科の実験の分析で、浮力に関する問題。浮力そのものは学習指導要領から除外されました。面白いところだったのに。「日本人は何をやってるんじゃい!」と、パスカルとアルキメデスが怒っています。で、この小論文は難問。先週が意外に書きやすいテーマだったから、その揺り戻しですかね。勉強の秋キャンペーンのフィナーレを飾るにふさわしい、涙の難問。生徒諸君の健闘を祈りまする。
草津駅前教室へ。今日は櫛田先生、小幡先生がいました。櫛田先生は授業の後で若い講師に板書や説明の指導をしていた。授業で疲れているだろうに。合唱団出身の美声で朗々と語る櫛田節を伝授していましたね、きっと。
今日は雨。一雨ごとに深まる秋です。そのうち雪になるからね。
写真は、OMIカップを獲得して意気上がる南郷教室の小西先生。あまりのうれしさに目を細めておられます。おめでとうございます。

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