黒板の裏側で~おうみ進学プラザの毎日~

おうみ進学プラザは滋賀県の学習塾。困って、喜んで、泣いて、笑って、そして時々怒って。塾のドラマを実況中継します。

さて、高校部の田家先生の分析は。

2006-10-31 15:56:13 | Weblog
今日は、おうみ塾の会議の日で、朝から役員会、運営会、全体会の3連発。ふーっ。役員会と言っても「我が社も中国へ進出すべきか」とか「ドルと円の為替相場が」とか、そういう格調高い話はモチロン無くて、樋口先生がキャンペーンの報告を。おうみ塾は初めて「勉強の秋キャンペーン」をやりまして、「成功しました」という嬉しい報告。学問の秋に色々な取り組みをして、それで塾の生徒数も増えたらいいじゃないかと。正直に言うと他の塾のマネなんですが、こういう試みは初めてで、リーダーは樋口先生。プラン通りに実行できて、見事に目標を達成。みんなで拍手をしました。
Joseph先生からも元気な発表があったけど、途中から早口の英語になって…。
「さぁ、リスニング開始」と頑張ってついていったけど途中で理解できなくなった。無念ナリ。
真壁先生と小野先生からは「中3・冬の合宿」の計画案。山本先生からは、クリスマス・コンサートの受付開始の報告。コンサート、楽しみですね。今年こそ「あぁ栄冠は君に輝く」を演奏してもらえるかなぁ。
横田先生は引き続き治療中。小西先生も治療中。南郷教室の生徒諸君、当面はヨイコにしてなさいよ。横田先生&小西先生を走らせないで。御願いします。
高校のヤミ時間割問題。ま、そろそろ「あいまいな解決」という道筋が見えてきましたかね。高校生を指導している田家先生は「国会で教育基本法の改正が問題になっているから、ここで教育界に騒動を起こして改正を邪魔しようとする動きなのじゃないか」と、うーん、ものすごく深い読みだなぁ。そこまで考えるヒト、いるのかなぁ。
おうみ塾のベテランの感想は「生徒の大事な時間を使って、効果のないものを教える方がおかしい」と、あっさり。塾は目的と効果とコストが厳しく問われる世界ですから。
今日の写真は岩手県での研修会の一コマ。仙台市の塾の先生が壇上で発表しておられます。会議の内容を手際よくまとめて、堂々たる発言ぶりでした。このA先生、交換研修でおうみ塾にも来られました。覚えている生徒もいるんじゃないですか。あの頃よりもキリッとした印象。うちの青年社員諸君も負けずに修行しなさいよ。


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引き続き膳所高校の「情報B」について。

2006-10-30 18:13:32 | Weblog
進学校で所定の授業時間数をこなしていない問題。地元の膳所高、彦根東高が「摘発」されちゃいました。膳所は「ペアが彦根東でよかった」、彦根東は「これで膳所とは対等のライバルだということが証明された」と、お互いにほっとしてるんじゃないかな。今回の問題では、全国的に見ると名前が出ることが一流高校の証明書みたいな感じだなぁ。で、昨日になって草津東が「実はうちでも…」と新規登録。守山や虎姫、水口東はまだかなぁ。
甲子園大会があって、球児がワザを競う。その際に「各チームは毎週必ず柔軟体操を3時間、ランニングを5時間、素振りを500回以上云々」という規定はありません。それぞれ工夫をして練習すればいいわけですよ。そうやっておのずと合理的な練習方法ができあがっていく。「うちのチームは練習時間が短いから」とか「和賀チームは打撃を中心に」と、チームごとに工夫することができる。
勉強だって同じことで、たとえば盛岡市の高校が「うちは何が何でも東大へ」という目標を掲げて頑張るという方針を打ち出したら、それでいいはず。ケチをつけなくていいのです。
今回の騒動で変なのは、実際のところ授業らしい授業が成立していない学校は何~ンも問題になって無くて、「ここは頑張っている」という高校が軒並みにやられていること。出る杭は打たれる?でも、生徒の進路のために努力をするのは、当然のサービスじゃないか。ノンベンダラリと規定通りにやる方が怠慢ですよ。
さて、文部科学省は…。本当のところは「変なことが問題にされちゃった。困ったな」と思っているはず。県教委だって「困ったな」でしょう。で、新聞社も「いやぁ、困った」と。みんなが正義の味方みたいな顔で刀を振り上げてしまって、その刀で切りつける相手がいなかったわけですよねぇ。ま、素振りでもしましょう。
今日の写真は岩手県の花巻空港。かわいい飛行機でした。同行メンバーには「えっ!こんなに小さい飛行機が本当に飛ぶの?」と騒いでいるヒトがいましたが、私が始めの頃に出張で乗っていたのは、もっと小さい国産機YS11でしたよ。小さくてもちゃーんと飛ぶのです。美しい北国の青空。


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昔からあったのに、なぜ?高校のヤミ時間割。

2006-10-28 14:21:43 | Weblog
高校で正規の時間割通りに授業をしていない!ケシカラヌことであるではないか。
そういう問題が発生。「こりゃあ膳所高や石山もやられるぞ」と思っていたら滋賀県は「問題なし」と。いやいや…。案の定、次の日の新聞にドカンと出てしまいました。膳所と彦根東が槍玉にあがっちゃいました。この2校、滋賀県の両横綱ですけど。
ヤミの時間割は昔からありましたよ。私の母校、田舎にある岡山県立落合高校ですけど、当時は小規模ながらバリバリの進学校だった。年度初めに時間割を配布されて「この時間割表でロング・ホームルームは英作文、芸術は数学ⅡB、体育は英文法と読み替えます」と。田舎の高校がチンタラやってたら都会の進学校に対抗できないからという説明で、「あぁ、それは有り難いことだ」と思いましたね。
高校は教育サービスを有料で提供しているわけで、サービスの受け手である消費者
のニーズに応えていく工夫をするのは当然です。
はっきり言って「情報B」なんて科目は要らない。今どき、小学生でも携帯電話で情報をやり取りできる。中学生でもホームページを作ったり、チャットを楽しんだり。高校生にオジサン先生が「えー、パソコンという機械は、ゴホン~」なんてことを講釈していたら笑われますよ。
文部科学省は最近形勢不利。たたかれっぱなしの弱小官庁です。で、今回は「断固として現場を指図する」と張り切ってしまったのじゃないか。流行らない病院が鼻風邪で大騒ぎしているような…。
ヤミ時間割は、実は「市場に適合した合理的な時間割」なのじゃありませんか。
塾は…塾の場合は役所の規制が無いから、もう100%ヤミ時間割。本当に必要なことだけに全力を集中しております。その根本は高校だって同じだろうと思うのですが。
だいたい、だなぁ、滋賀県立の横綱2校の足を引っ張っていたら、週6日の授業をやっている私立高校が「ゴッツアンでッす」と笑うだけじゃないですか。
で、今日の写真は「県立中学Dash・模擬テスト」で面接チームの記録係をしていた福田先生(守山教室)。彼女の面接評価は優しかった。でも、よい子が多かったから甘くなるのも仕方ない。私なんかもっと甘甘でした。


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坂の上の雲。そしてせんべいと母恵夢。

2006-10-27 13:45:49 | Weblog
しばらく塾を留守にして、松山市へ出張。今回は会議や研修会ではなくて、お世話になっている塾の弔事。この件では驚いたり、がっかりしたり。
話題を変えて秋山兄弟のことを。松山市出身。兄の秋山好古は陸軍の騎兵団指揮官としてロシア陸軍のコサック騎兵と戦い、弟の真之は連合艦隊の参謀としてバルチック艦隊を撃滅した。まさに日本を救った兄弟です。で、その生家が松山城の近くに復元されていました。時間をもてあましていたので見学。質素で清潔な家でした。二人とも苦学して大成したのだなぁ。今時の若い者は甘ったれでダメだ。今時の我々大人だって甘いだろう。兄弟の銅像ににらみつけられたような気分。
受付の女性が親切に案内をしてくださいました。
兄・好古氏は退役後に高校の校長先生になったのだとか。彼が筆をふるった石碑の写真が陳列されていました。昔の人は字が上手い。やっぱり習字は習っておくべきものだなぁと。ここで秋山兄弟せんべいを買いました。歴史好きの藤野先生、真壁先生にあげよう。
会社へのお土産に買った銘菓・母恵夢は不評。「それだけは買ってくるなと言っておくべきだったなぁ。美味しくないし、ポロポロ落ちるし」と散々。ぐすん。美味しいけど…。
今日の写真は、秋山好古陸軍大将の銅像。颯爽としています。

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ビックリの102人。県立中学の模擬テスト&説明会。

2006-10-23 13:34:10 | Weblog
22日の日曜日に守山市の「ライズ・ヴィルつがやま」で県立中学入試に備えて模擬テストを実施。私、模擬面接の担当でした。今回は参加者が多かった。予想外に多くて、あわてて机と椅子を追加したほどです。
まず面接。
グループ面接なので一緒に面接を受ける他の生徒の影響を受ける。小学生ですからね。入室、着席の挨拶も1番目の人に「右へラナヘ」です。先頭が「失礼します」と言ったら後の全員が「失礼します」と入ってきます。
小学校で頑張ったことを質問すると、これまた先頭に合わせて「運動会の組み体操」が続く。ことさらマネをしているわけではなくて、「あっ、そうだ。私も運動会だ」と思うのでしょう。
応答の態度や内容は、やっぱり女子がしっかりしていますね。この方式の入試だと女子断然有利。今年度から上位64番目までは抽選ナシ。学力を試すタイプの問題が加わるのじゃないかと予想しています。さて、これで男子が頑張れるか。
模擬テストに引き続いて保護者対象のセミナーを開催。参加者は102人。予想以上の人数でちょっとあわてました。大きな部屋に大勢の人で、私、緊張しましたよ。
しかし、朝田先生は何にも変わらずケロリンと、堂々と話をしていました。
度胸がいいのでしょう。今日の写真は、その度胸の朝田先生。準備から運営までご苦労さまでした。うまくいってよかったヨカッタ。
県立中学の入試で良い結果が出るように、これからも指導よろしく。

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