黒板の裏側で~おうみ進学プラザの毎日~

おうみ進学プラザは滋賀県の学習塾。困って、喜んで、泣いて、笑って、そして時々怒って。塾のドラマを実況中継します。

薄幸の美女・お市の方と私。

2007-03-29 18:28:14 | Weblog
春のスタートダッシュ講座が始まっていて、まもなく春期講習会も始まる。桜もごく一部では咲いていますよ。春です。やっと来ました。春ー!おうみ塾の教室には新しい生徒が登場して、緊張して授業を受けています。実は教える方も緊張しています。こういう緊張感は心地よいものですが、それなりに疲れも。
膳所教室で、サテライト講座を受講しているOさんと出会った。新品の個人用ロッカーがペンキ臭いので困ったそうです。文武両道で頑張っているようです。青春だなぁ。
先日出張した福井県には、何かと御縁がある。
福井県といえば、コホン、えーっと夏の甲子園の予選。京都府と滋賀県で「京滋大会」というのがあって、ここで勝たないと甲子園には行けなかった。遠い遠い甲子園。あの頃の京都は強かったからなぁ。次に京都府が1校になって、じゃあ滋賀県はというと福井県とセットで「福滋大会」をやることになった。フクジと読むのかこれ。高野連も無茶なことをするもんだ。福井県は雪国北陸なのに、なぜか強かった。雪国はハンディがありますから。石川県、富山県、新潟県、山形県とずっと弱かったのに、福井県だけ強かった。またまた遠い甲子園でしたね。
今は練習方法の工夫などで、全国どこでも強くなりました。鳥取県と島根県は今ひとつ強くなってないけど。がんばれー。
で、次に福井県といえば継体天皇。こりゃあ古くて、詳しいことは知らない。継承に際しては血縁関係が非常に希薄で、たぶん新しい王朝だったと言われていますね。福井県は朝鮮半島から近くて、玄関のような場所だったから、渡来人系統の新しい勢力が勃興したのだろう。などなど。
コシヒカリは福井県の農業試験場で開発された。失敗作とされたのですよ。倒れやすいし。うちの田舎でも「コケヒカリ」と呼んで馬鹿にしていたなぁ。
平和堂!これは滋賀県と福井県に広がっております。
美女・お市の方。織田信長の妹さんでした。滋賀県の浅井長政に嫁いで、その次には柴田勝家と再婚した。その銅像が福井駅の近くにありました。銅像では美人かどうかわかりませんでした。幸いなことに銅像の御亭主・柴田勝家氏はのんきによそ見をしていたので、彼女とツーショットで記念写真を。

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福井は、遠い福井でホタルイカ。

2007-03-28 14:40:41 | Weblog
福井市へ出張。「新快速が敦賀まで直通運転。便利です」という話だったけど、現実には湖西線回りが多い。琵琶湖線で行った私は、近江塩津駅で長~く乗り換え待ち。次に敦賀でも長~く待ちました。福井は意外に遠かった。
福井市では、バスも電車もタクシーも銀行も「福井、フクイ」と書いてあるから気恥ずかしい印象も。ま、名誉なことですけど。
仕事は、まぁ楽な内容でしたから省略。福井市とは御縁があって、また行くことになりそう。
仕事の後で、美味しい海の幸を。こういうこともないとネ。ホタルイカが美味しかった。あれは滋賀県で食べると冷蔵庫の臭いがして美味しくない。ゆでても美味しくない。福井で食べたホタルイカのお刺身は美味しかった。
時間が余ったので、テクテクと歩いて市内観光。庭園。博物館。偶々「俵屋宗達特別展」というものを開催していて、それを見物。巨大な「洛中洛外図屏風」がありました。見事なものだ。
こういうときにシロウトの私はすぐに「あっ。教科書で見たのと同じだ!」と感動してしまう。美術鑑賞としては正しくないですね、きっと。パリやローマへ行っても同じ反応だろうと思うから、行かないでいいや。
福井県は隣県だけど少し肌寒かった。滋賀県に戻ったら春らしくなっていました。
塾はいよいよ春メニュー。フレッシュな頑張りのスタートですよ。
今日の写真は、福井市の訪問先=みずほ予備校。立派な建物&設備でした。

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天気の変化を。

2007-03-22 17:18:24 | Weblog
膳所教室で中3の授業。実はこのクラスは「久しぶりー!」です。今年度は開講日が木曜日にあたっていた。おまけに卒業&合格祝賀会で1回休講日にあたってしまった。樋口先生のプログラムによれば、1年間を通してみれば授業回数はそろうようになっているけれども、それでもスタート早々に休講日に命中したのは痛い。
理科では天気の変化をやっております。鬼の湿度計算。割り算の地獄ですね。これがまたミスが多いことで。筆算の割り算で、おまけに小数点があるからなぁ。ご苦労様です。次は雲の発生、前線と気団へ。どんどん面白くなりますからね。大空にもドラマがあるのです。
今日は、京都のH高校の先生が来訪。うまく会えなくて、石山教室まで足を運んでいただいた。入試の結果報告かなと思ったら、担当の先生が定年で退職なさるとのこと。丁寧に御挨拶を。温厚な紳士なのに、実際にはH高校を変身させた牽引車ではなかろうか。塾に来られたときは温厚でも、職場ではグイグイと。私もそういうスタイルで行きたいものですけど…社員の皆さん、そこの部分をひとつよろしくお願いします。
これから南草津教室へ。ついでに、ついでにですよ、図書館へ立ち寄って本を返却します。朴裕河著「反日ナショナリズムを超えて」と同じ人の「和解のために」。著者は韓国の世宗大学教授。あっ、もちろん日本語の本ですよ。どちらも名著でした。良い本だったから、これを延滞してはならぬ。日韓関係に興味のある人にはおすすめです。この分野にはヒステリー傾向の極端な本が多いからなぁ。良い本に出会うと気分がいい。
今日の写真は、カラスノエンドウ。南草津教室の花壇に咲いていました。が、これってはっきり言って雑草だよね。ま、可愛い花ですから。



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クエと柿の木。いきなり小学校6年生の国語でした。

2007-03-20 20:48:31 | Weblog
K先生が病欠。「今日ヒマな人は誰かなー」ということで、私。膳所教室で小学校6年生の国語を担当しました。これが学校ならば「今日は先生が休んだから、運動場でソフトボールをしましょう」とか「自習です。教頭先生が見回りにきますから、良い子でネ」で済ませることも可能ですけど、塾の場合には時間割は絶対です。で、晴れて私が。生徒たちは驚いたでしょうね。いきなり私ですから。
テキストの文章が、これが泣けました。クエに父親を殺された少年が、たくましい漁師になって巨大なクエと出会う話。立松和平の文でした。クエを殺さないのです。もう一つは結核で母親を亡くした子が、天国の母に会おうとして柿の木から落ちる話。悲しい話でした。子どもたちの中には「この子、アホやなぁ」などと言っていた子もおりましたが、悲しさを受け止めきれなくて、それで冗談を言ってしまうのではなかろうか。
国語という学問は、教材の影響が大きい。テキストには良い文がたくさん載っているからね。国語は学問のオアシスなのです。
今日の写真は、連続で甲西教室。生徒たちはさわやかな青春の服装。文武両道のおうみ塾です。小野先生はハンサムな青年コーチですね。
V,I,C,T,O,R,Y。サインはV!

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カチカチと、おうみ塾「春の教育セミナー」開幕。

2007-03-19 19:15:21 | Weblog
昔むかし、その昔、「紙芝居のおじさん」というのが来ました。中国山地の小さな村だったけど、それでも来た。あっ、今大ヒットしていて映画にもなる少年野球小説「バッテリー」の舞台、あれは岡山県新見市で、私の村からは近いのですよ。他には「八墓村」も近い。あの話は元になった実話がありまして…でも、これは自慢にならんなぁ。故郷の悲話だからやめときます。
で、紙芝居のおじさん。自転車にタンスのような箱がついていて、カランカランと鐘を鳴らしながら来ます。到着するとラッパを吹き鳴らす。カチンカチンと拍子木も打ち鳴らす。それを聞いて、村中から子供たちが集まります。で、お菓子を売ります。引き出しから次々と材料を出して、手品のように。水飴を細工したり、センベイに何か塗ったりして、楽しいお菓子を作ってくれます。値段は10円だったかなぁ。
紙芝居が始まります。「黄金バット」と「鉄仮面」を覚えています。が、私の場合、お小遣いが少なかったから、お菓子を買うことができないこともある。後ろの方で見ていると「タダ見はおえん。帰れー!」と叱られました。岡山弁の「おえん」は標準語では「だめだ」で、関西弁では「あかん」です。前の方で見ているお金持ちの子がおらやましかった。でも、そういう格差を気にしない時代でしたね。お金持ちの坊ちゃんも貧乏な家の子もゴチャゴチャと混ざりあって遊んでおりました。
さて教育セミナー。新兵器の「プロジェクター」一式を持って回って、紙芝居のように。お菓子の販売はありませんけど。スタートは西大津教室。西川先生が教室長としてデビューしました。「前の日に黒板に書く練習をしたのに、おまくいかなかった」と反省していましたが、保護者の前で堂々と話していましたよ。
うまくいったかどうかよりも、きちんと情報を伝えられるかどうかが問題で、「うまく話す。上手に演じる」ということについては、あんまり気にしなくていいのです。紙芝居一座は、西大津から堅田へ移動して午後の部。堅田では平松先生がデビュー。やはり緊張していました。
今回のプロジェクターの画面は樋口先生(水口城南教室)の作品で、非常にシンプルである。黄金バットも鉄仮面も登場しません。
滋賀県の最新の情報をお伝えしようということで、順番に開催します。明後日の21日(水曜日)は瀬田教室&栗東教室へ。出演者のブロック長と教室長は変わりますけど、私だけは同じ。慣れてしまっていい加減にならないように、気を引き締めていきますよ。心の中で拍子木を鳴らして。
今日の写真は、甲西教室の授業。西の横綱・小野先生です。生徒たちは青春の体操服。どうやら瀬田川より西では体操服で塾に来る生徒が多いようです。部活がとてもさかんですから。「部活と勉強の両立」を体現していますね。小野先生も負けないように横綱のまわしで土俵入りしましょう。



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