【お知らせ・健康一番で】
おうみ進学プラザでは、玄関や廊下に消毒用エタノール(アルコール)を用意しています。塾に来た時、帰るときに利用してください。
予防のためにマスクを着用している生徒が目立ちます。マスクを使うのは効果がありますが、主に咳(せき)やクシャミで唾液が飛散するのを防ぐ役目で、マスクで各種のウイルスを防げるわけではありません。
*学習塾で大勢の生徒をお預かりしているので、新型コロナ肺炎のニュースを見て、ちゃんと調べてみようと思いました。
検索すると、マスクの通販のサイトが多数。ビジネスのチャンスなのでしょう。
冷静な科学的分析をさがして、その記事を引用しておきます。
受験期で、インフルエンザも流行するシーズンだから、生徒諸君&先生、スタッフは参考にして下さい。
《イギリスBBC NEWS JAPANから引用》
①マスクの効果
英ロンドン大学セント・ジョージ校のデイヴィッド・キャリントン博士はBBCニュースの取材で、「一般向けのマスクは、空気によって運ばれるウイルスやバクテリアの予防には効果がない」と指摘する。
一般向けのマスクは隙間が多すぎ、空気フィルターもなく、目も防護されないためだという。またキャリントン博士によると、「ほとんどのウイルス」が空気によって運ばれる。
一方で、くしゃみやせきの「噴出」に直接触れないことでウイルスの感染リスクを下げたり、手に付着したウイルスを口から体内に入れてしまうのを防いだりすることはできるという。
2016年に発表された研究によると、人間は1時間に平均23回、手で顔を触っている。
英ノッティンガム大学のジョナサン・ボール教授(分子ウイルス学)は、「病院環境で十分に制御された状態で行われたある研究では、インフルエンザ感染の予防には、顔を覆うマスクと専用呼吸器が同じくらいの効果を発揮した」と述べた。こうした呼吸器には通常、特注の空気フィルターがついており、空気で運ばれる有害な物質から体を保護してくれる。
しかしボール教授も、「一般的な環境でのマスクの効果については、データもそれほど芳しくない。長い間マスクを着用し続けることは非常に難しいことだ」としている。
②手洗いの方が効果的
ベルファストのクイーンズ大学にあるウェルカム・ウルフストン実験医学研究所のコナー・バンフォード博士は、「簡単な衛生対策を行う」方がより効果的だと指摘した。
「くしゃみをするときに顔を覆うこと、手を洗うこと、洗う前の手で顔を触らないこと。こうした手法がウイルス感染のリスクを下げることにつながる」
イギリスの国民保健サービス(NHS)は、インフルエンザなどのウイルス感染を防ぐ方法として、以下の3つを消化(紹介の誤訳か)している。
◾ぬるま湯と石けんで定期的に手を洗う
◾なるべく目や鼻を触らない
◾健康的な生活を維持する
イングランド公共衛生庁で新興感染症・人獣共通感染症部門を束ねるジェイク・ダニング博士は、「マスクの着用が有効かもしれないという見方があるが、実際には、病院環境以外での使用で大きな恩恵があるという証拠はほとんどない」と説明した。
また、マスクできちんと効果を得るには、正しく着用し、小まめに取り替え、安全に取り外すことが重要だと話した。
「さらに、マスクを長期間着用することで、推奨されている予防方法を守らなくなっていくという研究結果もある」
その上でダニング博士は、ウイルス感染を懸念する人は手を清潔にし、自分自身の衛生環境に注目する方が良いだろうと述べた。
以上です。
健康第一で、冬を走り抜きましょう。春は目の前♪