ニュースから。
「幼稚園から高校までの15年間、全て私立校に通った場合の学習費が2021年度、過去最高の1838万円だったことが21日、文部科学省の調査でわかった。
全て公立校の学習費も過去最高の574万円だった。
文科省は、消費増税などで学習塾代や授業料が上がったためとみている」
*文科省の発表を報じた読売新聞から引用しました。
私立と公立との差は驚くほど大きいなあ。
もうひとつ、学習塾の費用も含まれる。保護者に負担していただくわけで、そのご期待にそえるような指導、教育サービスをちゃんと提供して、御期待に応えねば。
次もニュースから。
中国で新型コロナの感染者が急増しています。
中国政府の発表はきわめて少ない人数。しかし、「浙江省では一日に100万人が感染」と発表されています。浙江省の人口はちょうど日本の半分なので、じゃあ日本の人口に換算すると「一日の感染者が200万人」という強烈な状況。
中国、大丈夫か。メンツ第一で意地をはったり、意固地になったりしている場合じゃなかろうに。
スポーツ。全国高校駅伝。
「見ざる、聞かざる」を貫いて、ワクワクしながら録画を見ましたー♪
まず地元、滋賀県。
女子の比叡山高校が27位、男子の滋賀学園が13位。頑張りましたよ。
勝てばいいというものじゃないが、これからどんどん順位を上げていってほしい。
まず地の利がある。会場が京都市だから、大会に備えての練習に便利。
次に、駅伝はそんなに設備や費用が要らないのじゃないか。
滋賀県のチームが入賞争いを。そしていつの日か優勝争いを。
待ちましょう。
「この選手は、テニスでインターハイに出場していました」
というチームもあった。これですよ。
滋賀県の高校は陸上部駅伝選手に限定せずに、運動部全員から選抜したらどうじゃろうか。
野球部もサッカー部もバスケットボール部も走る。
いや、ブラスバンドも美術部からも選ぶ。
生徒会執行部も懸命の力走。総がかりで駅伝チームを編成したら、強いチームができるのじゃないか。
女子は優勝候補筆頭の仙台育英に競り勝って、長野東高校が初優勝。
ぐんぐん上がってきていた強豪で、なんと県立高校です。
じゃあ草津東高校、水口東高校、彦根東高校も頑張ってほしいです。
「1分ぐらいの差は簡単に逆転できます」という、ものすごく強力な留学生に頼る強豪校が多い中で、日本人選手だけの編成で優勝。そこもお見事です。
そもそもああいうのは留学なのか?じゃあなぜ遠いアフリカ方面の俊足とされる国からの留学生ばかりで、近隣のアジア系の生徒がいないのでしょうか。
勝つためにスカウトしてきた、ということじゃなかろうか。
日本語の勉強をしたい。
日本の文化を学びたい。
母国よりも、遠い日本で勉強して…。
こうして日本に来て、スポーツでも頑張る青春。
そういうのは、これは歓迎すべきです。
頑固な保守派の私は、そのあたり、こだわってしまいます。
比叡山高校、滋賀学園高校には、このままの編成方針で活躍してもらいたいです。
故郷の岡山県からは、女子が興譲館、男子は倉敷高校が出場。
どちらも強豪です。
興譲館は入賞。倉敷高校は、これはなんと優勝しました。
次はお正月を越えて、都道府県対抗です。
全国の駅伝走者、頑張れー。
おうみ進学プラザの説明用の資料が必要になりました。
指導の特徴、こだわっていること、自慢できそうなこと、方針や課題…などなどをまとめてもらった。
これが、どの文書も真剣で、真正面からの分析。
こういうのを「立派な文章で」というのは変ですが、みんな同じことを考えているのだなあ。
よく使われる表現では
「ベクトルがそろっている」
というのか。
どの先生のまとめも、滋賀県の教育事情、おうみ進学プラザの果たすべき役割、自慢できることと今後の課題…などをまとめてくれて、それが鋭い分析で、内容が濃い。
私、ちょっとジーンとしました。
新型コロナを衝きぬけて、ピンチをチャンスに変える冬。
冬期講習会、頑張りましょう。