文化逍遥。

良質な文化の紹介。

国立演芸場 上席― 桃月庵 白酒『親子酒』

2011年03月09日 | 落語
 昨日(3/8)は、仕事が午前中で終わったので、久々に寄席に行くことが出来た。

Kokurituengeixzyou
 平日の昼席なので、すいているだろうと思ったが、意に反して団体客があって満席。仕方なく立ち見。国立だけあって立ち見は割引があって1400円。受け付けの人は公務員ですよ。そういえば以前、中入り後に入ろうと思って3時頃行ったら、受付のおねーちゃんに「もっと早く来てください」と言われたことがあったっけ。思わず寝っころがりそうになりましたよ。役所に謄本取りに来たんじゃないんだから、いちおう客なんだから、もう少し言い方があるでしょうが・・・と思いながらもあやまっちゃたんだけれども。まぁ、いいけど。
 
 さて肝心の落語。時間の都合で、中入りまでしか聞けなかったが、桃月庵 白酒(はくしゅ)の『親子酒』はいい出来だった。あの一席だけでも1400円の価値はあると思った。若手の真打だが、すでにベテランの風格があり、噺も仕種もうまくフラ(独特の味わい・おかしみ)がある。これからが大変だろうが、陰ながら応援したい噺家さんの一人だ。


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