文化逍遥。

良質な文化の紹介。

スピーカーユニット交換 Fostex-FE168EΣ―その2

2012年12月09日 | 楽器・エッセイ
先週交換したスピーカーの話、つづき。
中高音が良く出るのはいいのだが、それゆえかどうも音が硬い。
アンプのイコライザーで少しトレブルを落としてみたが、イメージと違って気の抜けた音になってしまう。
そこで、吸音材を入れてみることにした。

Sp2

吸音材と言っても特別に専用のものを買ったわけでなく、クッションの余りを転用しただけ。
結果としてエッジが少し丸くなったようだ。が、2本のスピーカーの片方だけに吸音材を入れて他方には入れていない状態で聞き比べた場合で、どちらに入っているのか明らかな違いが判るか、というと自信は無い。その程度のものだが、まあ、なにもやらないよりはマシといったところ。いずれにしろ、このスピーカーユニットはアコースティックな音楽向きで、特にピアノやギターの生音の再生音は良く抜ける。

我ながら、雑な作りのエンクロージャーだが、自らの手で作り上げた物が部屋に有るのは良いものだ。
完璧なものよりも、不完全なものこそが心を落ち着かせる時もあるのだ。


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