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「Blues Special」ピックアップ変更

2020年01月03日 | ギター
 去年の秋に、7980円で買った「Blues Special」と命名したES-175タイプのギター。ピックアップを元から付いていたものを外し、フロントだけにジョー・バーデンを付けていた。余談だが、ギブソンのES-175はスケールが俗に言う「ギブソン スケール」で24.75インチ、このギターはロングスケールで25.5インチになっている。



 暫く使ってみたが、この状態だと6弦のG辺りでかなりフィードバックを起こしやすいことがわかった。ジョー・バーデンのピックアップは、少しトレブリーだが、ノイズがほとんど出ないので、一人で弾き語りなどをやるときには適しているものだった。しかしピックアップ自体が軽いためか、ホロウボディのギターに付けると、フィードバックを起こしやすい傾向にあるようだ。あるいは、このギターの特性というか弱点なのかもしれない。B・Bキングのモデルである、ギブソンの「ルシール」は、セミアコ構造だが、Fホールが無い。これは、フィードバックを防ぐ対策ともいわれている。レスポールがソリッドのギターにこだわったのもその辺りに原因があるのかもしれない。

 と、いうわけで、ピックアップを取りあえず元から付いていたものに戻すことにした。



 元々は、カヴァーが付いていなかったが、サウンドハウスでサイズの合う安い物を探して購入し装着した。この方が、指に引っかからず弾きやすい。ハムバッカーの割には少しノイズが多いかな、と感じるが、音質は悪くない。フィードバックにつては、今度は6弦のA辺りにピ-クが移ったようだ。が、交換前に比べ多少の減衰効果はあるように感じる。高品質のピックアップでは、カヴァーとピックアップ本体の隙間にワックスを浸潤させてフィードバックを防いでいるものもあるが、個人的にはそこまでの大音量で音を出すことも、無いだろう、と感じている。


 これが、購入時の写真。

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