文化逍遥。

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2020年8月も終わり

2020年09月01日 | 日記・エッセイ・コラム
 2020年8月も終わり、今日から9月。今年は春からの新型コロナウィルスの感染拡大、その後の豪雨被害を伴う長い梅雨、そして記録的な暑さとなった8月と続いた。連日の暑さで、毎日のように熱中症により亡くなる方が続出。新型コロナウィルスの感染拡大で、経済は混乱。医療も混乱。ただの風邪だったり、鼻の病気でも、医者に掛かれず、多くの人が不安の中で過ごしている。そして、首相の突然の辞意表明。おそらく、永田町の主要な政治家たちは、はぼ準備していたようだ。そのあたりの政治の「力学」は、素人目には分からないし、報道も迂闊には報じられない。ただ、河井前法相の贈賄事件などを考えると、広島の地方議員たちは首相の辞任を見越して安倍政権に見切りをつけていたようにも感じられる。

 自分の事を思い返してみると、今年に入ってから、電車に乗っての外出をほとんどしていない。そんなこともあって「閉塞感」の中で暑い夏を過ごしていたような気もする。

 今年2020年は、オリンピックも延期された「パンデミック」の年として歴史に残ることは確実だろう。その「パンデミック」も、あるウィルスの専門家によると、「人災」だという。本来、ジャングルの奥地で生息している蝙蝠などに寄生しているウィルスが、ジャングルの開発などにより人にも接触し感染するようになった、というのだ。つまり、ジャングルの開発を抑えていれば人への新型コロナウィルスの感染拡大は本来は無く、逆にこれからも無計画な開発が進めば未知のウィルスはこれからも人間を襲い続ける、という。人類は、パンドラの箱を開けたのだろうか。

 それにしても、厳しい気候が続く。冬の吹雪などなら「仕方ないので家にいるしかない」と判断できても、暑さでは外出するのを躊躇しないのが人間というものらしい。台風も接近している。油断せず、体調管理には気を付けて過ごしたい。

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