King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

ブラッドレッドのにくいやつ

2005年04月20日 21時23分06秒 | バスケ
April 8, 2005
Madison Square Garden,
New York, NY
Attendance: 19,763

FINAL   1  2   3   4   T
Bulls  25  29  22  26  102
Knicks 31  24  22   17  94
マジソンスクウェアガーデンは一度行ってみたい所です。
そこにはユーイングというゴリラがいてのです。今は
誰がいるか。今ここの主ははっきり誰って顔がいなくなり、
一人点が取れるのは、マーブリーだけ。ステェファンマーブリーは
ニューヨークの顔というにはちょっとピンとこないものがあり、
荷が重いとはいわないけど、いずれ出て行ってしまうのではと
いう雰囲気がします。

そのマーブリーの活躍で、最初はブルズを圧倒。ブルズは
いつもの固い守りや果敢なカウンター攻撃がありません。
ニューヨークと同じにただ中に行って外に出してという
ありふれたバスケです。点もどんどん離れてしまうのです。
マーブリーは、ダンクを決めたり、この日は大暴れという
言葉で書きたてられるような活躍でした。前半は。

さて、今年のブルズは、後から出てくるゴードンが点を外からも
中からでもどんどん入れまくる、それがここというところで
来るから見ていて面白いですし、爆発するのが第4Qと決まっている
ので、これは並の新人ではありません。独特の上半身が立った
スタイルから、そのままの格好でトップスピードに入って、
そのまま止まってまっすぐジャンプしてシュートできます。
これはそうとうなバランス感覚と体軸の使い方の達人です。

日本の古武術の二軸走行であり、股関節の使い方です。
もっと中で勝負できる選手がいるので、それを生かした手堅い
得点方法を増やせば、もっと楽に展開できるはずです。
ニューヨークは、前みたときと戦法はまったく変わっておらず、
工夫がなく一本調子な為これでは勝てないのは目に見えています。
マーブリーも鋭角的な攻めが多すぎるので、活躍できるのも
前半だけです。

中にせめてパスアウトしか攻め手がないのに、それが鋭角的な
物のみだから、やがて通用しなくなります。もっとパスアウトする
角度を広くしたり、展開をまったく変えて目先を変えないと通用
しないのもわかりそうなものです。相手は、まだ若いチームで
ミスも多いのです。それを突いて動揺させるくらいの狡猾さが
ないと到底太刀打ちできません。

ゴードンのインサイドでの抜き方や打ち方は、他の選手と違います。
これに磨きがかかれば誰も止められないでしょう。それくらい目を見張る
物があります。
コメント
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