King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

春スキーはかぐら

2005年04月30日 03時40分59秒 | スキー
水曜日はかぐらスキー場に行きました。
田代ロープウェイから登りました。いつものもんきちさんの運転です。
この田代ロープウェイは初めて使いました。
昨年、ドラゴンドラは乗りましたし、田代スキー場はかぐらに行くのに
通りました。かぐらから田代に入ったこともあります。
人造湖の見える変わった風景のところだという印象でした。しかし、この日
はじめて田代から登ってみると車掌さんの生のアナウンスを聞き、人造湖が
かなり大きな発電規模であることや上から見るとまるでミニチュアの庭のような
風景が楽しめ、さらに道がかなり雪で埋まっているさまも見て取れました。

そして、今回昨年滑ったチャレンジバーンが見つからなかったのが見つかりました。
田代第七リフトの左側にありました。この他第一リフト脇にも急な斜面があり、
田代イコール緩斜面という概念も少し変更しました。
田代はとにかく広いです。斜度のないだらだらのコースが多いですが、ボーダー
にとってはいいところなのかもしれません。
我々は、かぐらに行き多くのモーグラーがいるコブ斜面をチャレンジしてきました。
かぐらメインゲレンデは、ほとんどがコブで埋まり、ボーダーよりスキーヤーが
多いという状況でした。この日は雲ひとつない快晴で、周りの山の様子もよくわかり
位置関係もつかめました。まえきた時には霧の中、雪の中だったのを思い出します。

しかし、私は前回のときの方がコブはよく滑れました。ほとんどコブを途中止まらず
下りてこられました。新雪がたまり、適度にブレーキがかかる状況だったからで
しょう。今回はコブの溝も深く、かなり手ごわい斜面でした。斜度はそんなにないのに
恐怖心が湧いてコブの溝にはなかなかスキーを下ろせませんでした。

我々以外の若いモーグラーたちは、皆シーズン券を持つ人たちです。
我々より若いですが、板をまっすぐにして足も開かずほぼ直線で下りていきます。
途中でこけていたり板をはずしていたのも我々くらいでしょう。基礎スキーヤー
の我々は板を回し、どかんどかんとコブの溝に降り、スキーを振って降ります。
五月末まで滑れるのですが、滑れるところまで着くのに一時間くらい掛かるのを考えると
実際滑る時間はいくらもないのです。あのメインゲレンデのかぐら第3ロマンス
は一時間に5回はきついくらいです。すると5時間滑って20本リフトに乗れるかというところで
実際それでもそれだけ乗れば相当ばてます。

これからはコブだけ滑るような感じでしょうから余計体力も消耗します。
月に4回か5回のスキーヤーですから、シーズン20回来れればいいほうです。
それでも効率よく上達するようにインラインやジョギング、グラススキーと
オフトレをしてジムで筋トレや体力の維持に努めています。ただのレジャー
スキーヤーなのに、なぜここまでするのでしょうか。それはプロの人と同じで、
上達したいからという簡単な上昇志向だけです。よくスキーにはまって一級
とってそれであとは燃え尽きてという話を聞きますが、級やレースが目的で
やっているわけではありません。

かつてジャックニコラウスがインタビュー答えてなぜそんなにゴルフに取り組めるのか
と聞かれて、うまくなりたいんだと答えたそうです。タイガーウッズにしろそうです。
彼らにそうさせるものはプロとしての賞金やプライドじゃなくて、うまくなりたい
という情熱。ディザイヤーです。この話を雑誌で読んだその日に私は中森明菜の
CDを買ってきました。久しぶりにディザァイヤー聞きたくなったのです。
毎週スキーに行く時に聞きます。まっさかさまにー落ちてDesire…

コメント
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