ベースに2000人以上収容のホテル以外他の宿屋食事処もないという
草創期の苗場のような感じのところで、建物も印象的な三角屋根と
ヨーロピアンな窓とバブル期の記念碑的な感じもします。
中は、高い吹き抜けにライト装飾のガラス張りエレベーターと豪華な
感じですが、このホテルも装備もあまり使い勝手がよくありません。
エレベーターは輸送能力や乗り降りのボタン操作など使えないところ
ばかりです。
ベースにホテル以外ないので、いつもどこも混んでいます。
お昼などは平日でも待たされますし、トイレもホテル以外にはないし、
温泉も宿泊者以外もみんな入っていくので、いつも混んでいます。
県道から雪道の山道をだらだらと登ってくるアクセスとかリフトの時間
とか諸々の欠点があります。
しかし、それらの多くの欠点に目をつぶってまた来ようという気にさせるもの
がこのゲレンデにはあります。
新雪滑走も重たくてもちもちとした雪でそんなに気持ちよくないのですが、
滑りごたえがあり、何としても挑戦しようという感じにさせます。
一日券を買って元を取るべく繰り返しリフトに乗ることを考えるのがバブル期
前にスキーを始めた人の習性ですが、ここは上のリフトは9時始動で、その前から
パウダーを求めて行列ができてしまい、パウダーがなくなるまで行列が続きます。
体力とリフト待ちを考えたら、リフト券を10回券のみでいいのかもしれません。
そして、一本一本雪のいいコースのみを一気に滑れる体力のあるうちに終了し、
空いているうちに風呂に行き、空いた時間は部屋でくつろぐのがいいのかと
思いました。
三日目にして雪が融け、ぐちゃぐちゃの雪になったり、場所によりクラストに
なったりと様々な雪を滑れました。