King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

ブーツの圧迫に

2013年02月27日 23時35分28秒 | スキー
今季三度目の草津国際スキー場です。

スキー場にそれほど魅力があったのでもなく、懸案となるぜひ滑りたい
コースが滑れるようになったというのでもなく、ただ宿の安さと温泉にひかれて
やってきました。

よくひなびた温泉宿という言葉で癒しの代名詞のように使われますが、宿は
ひなびてなくて新しくて心地よい方がよく、立地も町の中心の方が何かと便利です。

ある程度人気がないと泊まっていても心地よくないし、団体を受け入れているような
大きな温泉宿だと、個人客にはただ迷惑なだけです。

こじんまりと居心地のいい宿などというのは概ね高くてその値段を思うと居心地も
悪くなってしまいます。

ただ、その値段を払ってもあまりある良い宿というのはたまにあるものです。

それもいろいろ泊まり歩いて辿り着けたり、人との情報交換と出会いにより
もたらされたりします。

そんな諸々の相乗効果として今回の三度目となる草津行になったと思います。

まだその諸々は途上であり、今後もここに通うかさえ未定ですが、一つの方向性が
三度の草津と三度のスキースクール入りとなったのも事実です。

一人で滑っていると同じコースを何度も滑っていて何か変化や上達につながるのか
自分は今季うまくなったのかと疑問に思うことがあります。

スクールに入れば入ったで、午前と午後四時間でコースを滑るのは4、5本で大概は
リフト上で人が滑る時間もあるのでそれら無駄な時間を抜くと実質教わっている時間は
いくらもなく、やることはいつかどこかのスクールでやった練習と同じことをやっている
だけという悩みはだれでもあるのではないでしょうか。

私は、そんな一人滑りと同じような変わり映えしないスクール練習でも気ずいて
しまいました。

特に今季どうして自分が上達しえないのかや何を上達のためにはすべきかまで
感じて受けたこの日のスクールはまさに私が求めたことを授けてくれました。

それは何かといえばモーグラーが椅子に腰かけて板をまっすぐにしたまま降りてくるような
そんな滑りをやりたいという私の希望に沿うものだったのです。

では何をやったかというと、二級の受験前に散々やらされた片足スキーや斜滑降で
当然これはできる物でした。

しかし、普段こんな練習は一人の時には絶対にやらないし、やって気持ちのいいものでは
ありません。

できないからやるということでもなく、半日もやればだれでもできます。

やったから滑りが見違えるかというとそれは人それぞれです。

私にはどうだったかというともう三期目でたぶんへたりも出ているだろうブーツに
このブーツを最初履いた時と同じような苦しみが襲ったのです。

これはひょっとして、このブーツを買った当初は踏めていたポジションを痛いから
意識的に避けて最近感じたように楽になっていたのは、ただ単に悪い位置に乗って
いただけだったのではないかということです。

なんか大きな悩みにまたぶつかっただけのような一日となりました。
コメント
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