本日、初代ラゾンド号から二代目ラゾンド号に乗り換えた。
やっと三ヶ月たち納車の日が来たのだ。
レクサスのように納車式もなく、ごくあっさりと車の説明を受け
残金を支払い帰ってきた。
三ヶ月も待ったのに何とも簡単に事務的にあっさりと片づけられた
感は否めない。
乗り出して色々と設定をしなくてはならないことや今までと違うこと
がたくさんあり、何から手を付けたらいいのかという感じだった。
とにかくまず、ナビの設定をしなければならないが、オートで設定のが
始まるのだが納車されて直ぐ帰るために後ですると担当がボタンを押して中断し
さて、家に着きどうやってそのオート画面に戻るのか、まずそれを
説明書で確かめた。
そして、最初このボタンのメインスタ―タースイッチの使い方からして説明書
を確認しなくてはならなかった。
というのは、今までプリウスなどを運転した経験からボタン式のエンジンの掛け方は
知っている。
だが、ACC状態はどうするのだろう。
よくアメリカ映画で車を盗むシーンがあり、ダッシュボードの裏側から
リード線を引っ張り出し、それを接触させてエンジンを掛けるのだが、
いかにも簡単に誰でもやっている行為のような感じで出てくるが、そんな
簡単なものではない。
そして、最近の映画ではナビのエージェントと会話して遠隔でエンジンを
掛けるシーンが車盗難の手口となっていた。
正規のオーナーとしてもかなりがさばり重いマッチ箱くらいの物を携帯
しなくてはならない。
このキ―レスエントリーシステムのリモコンキーはでかい上に
やっかいだ。
機械的に鍵はかけられないし、機械式にエンジンを掛けることも
できない。
リモコンの中に機械式の鍵が入っているが、これはドアを開けるだけ。
よくホームセンターに予備の鍵をナンバープレートやバンパーの裏に張り付けるケースを
売っていて鍵を閉じ込んだ時の備えにしている人がいる。
しかし、もはやそれはできないことになる。
このリモコンキーは持って近づくだけで開錠されてしまうのだ。
よくサーファーが海岸に車を停めて鍵を車に隠して海に行くという
行為もこのリモコンキーではどうしているのだろう。
それに機械式の鍵が使えないとなると電池が切れたときが心配だ。
初代ラゾンド号にも遠隔リモコンのロックと解除は付いていた。
十年乗ってもその電池は交換不要だった。
キーレスの場合、そんなに持たないらしい。担当者に電池がなくなったら
どうしたらいいかと聞くと、キーを直接受信部にくっつけるとかろうじて
一回くらいはエンジンがかかるのだという。そうして、スバルの販売店まで
来れば交換しますという。
同じ質問をトヨタの販売員に話したところキーにメカ二カルキーがある
ことや目の前で分解してこれを交換するのだと見せてくれた。
形状や大きさともにトヨタもスバルも同じものだった。
さて、ACCにするにはどうするのだろうかという単純な疑問から
説明書を紐解くと何とも当たり前のようなことがいちいち警告とか
ヒントとかいう書き方で繰り返さて分厚い説明書を読み驚愕の
事実とそんなものまでという驚きがあった。
スペアタイアがなくなったことは知っていた。
タイヤパンク修理キットの使い方はかなり煩雑で改めて現物で
練習していないと夜間などパンクしても絶対に使えないだろう。
それに、ジャッキやレンチ、ドライバーなどは積まれているが、
停止版や輪止めなどは必要だが装備されていないので自分で
買う必要がある。さらに緊急脱出工具も必要だ。
そういう説明は販売店でもした方がいいのではと思う。
これはこの間のスキーツアーの事故でもシートベルトをしろと
車内にアナウンスがなかったというが、これは乗る側の責任でも
ある。
代償は死となって現れるので、車の性能についても知っておくべき
情報は詳細に理解しているべきだ。
最初このスバルの説明書は読んでもよく解らず設定の仕方も
なんでそんな設備がいるのかというのもあったり、言われなければ
イモビとかバックモニターのガイドラインとか設定がないまま
使ってしまいそうだ。
その書き方と幼稚園児に諭すような内容に最初は鼻白らんでいた
のが、設備の詳細とオイルやクーラントの交換時期の説明を読み
今まで自分の車の常識が覆され車を乗り出して40年近く経っている
いることを改めて感じいった。
主な点を書いておくとまず、クーラントだが、私が乗り出した当時も
ロングライフクーラントというのはあり、車検ごとの交換が可能
だった。
しかし、常識として半年ごとの交換が望ましく、車のためにもいいと
いわれていた。
それを信じてラゾンド号でも交換していた。
なんと今の車は10年交換が不要だという。
同じようにエンジンオイルもこまめに交換が車のためだと信じて
三ヶ月から六ヶ月の頻度で交換していた。それもモービルワンなど
の高いものを使用していた。
これも年に一度でいいと説明書には書いてある。
ラゾンド号はレジャー使用が主で、そんなにハードに車を使用
するわけでもなく、それでも命をつなぐものとして安全には
十分気を使い運転し整備してくのは変わりない。