King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

新豆入荷

2016年01月04日 09時56分34秒 | 珈琲
新年の朝にすっきりとした珈琲はいかかでしょうか

グアテマラの豆というとアンティグアとウエウエティナンゴを
入れていましたが、品質の良さをアピールする火山地帯の豆を
入れてみました。

昔からブルーレイクというブランド名で親しまれていた
アトティラン地区の豆です。

グアテマラではコーヒー8大産地があり、日本ではレインボー
マウンテンとかマヤの末裔が栽培しているマヤコーヒーだとか
というコピーで売り込まれています。

詳しくはアンティグア、フライハーネス、アティトラン、コバン、
ウェウェテナンゴ、サンマルコス、ニューオリエンテ、アカテナンゴ
とあり、まだまだ日本人に各地方の味が広まっているとはいえ
ません。

私自身、ウエウエティナンゴ、アンティグアしか地域を意識して
いませんでした。

グアテマラのコーヒーは所謂三番手としてコーヒー専門店でも
ブラジルやモカに飽きたり、人とは違う道を行く人たちに注文
される豆でした。

スペシャルティの豆が値上がりしさらにものが少なくなり選択肢
が狭まる中、ここにきて値上がりの圏外にあった感がでてきて
新たな地区であるアントティラン地区のその名も美しいブルーレイク
を入荷しました。

一口飲んだ印象は、とにかくすっきりしていてさわやかです。

豆の宣伝文句である、古い火山地区で数多くの有機物を含む土壌に
育まれた豆という事で、複雑で濃厚な味をイメージしていましたが、
見事に肩透かしのようなあっさり感です。

コーヒー専門店の喫茶店でグアテマラというととにかく黒くて
苦いものと決まっていますが、豆屋でのイメージは丸豆が多く、
小粒なのが多いという印象です。これはグアテマラという国が
高地産の豆をとにかく品質が高いと評価していることに所以する
物だと思います。

中米産のブルボン種系の味なのかというとそれとも違う
香りと味が広がります。

コクを出そうと深煎りにする店が多いようですが、当店はこの
酸のキレを強調したいのと他の豆と差別化をはかり、印象を強めて
持ち味を存分に引き出す焼き加減にしました。

新年を爽やかに感じたい方はお試しを。試飲は三時まで受け付けています。
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