King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

終わりを感じつつ、クイーンスマトラ

2016年08月15日 12時18分46秒 | 珈琲
真夏の夜空のようなすっきり感を感じるカロシトラジャ。

これはこれで隙のない完成度の高さと質の良さから安心感を
持って味わえる夏の定番としてお勧めしています。

さて、それでも季節は進み、朝晩はすっかりとすすしい風が吹き
もはや晩夏といった趣の今日この頃。

スーパーにはブドウや梨が並びあちこちで栗のイガが目立つように
なりました。

来月の季節のブレンドは『林檎』です。

これは酸味に特長があり、秋にはこの酸味を十分味わってもらいたい
という思いがあります。

ここでひとつの豆を紹介する時が来たかと思ったのがインドネシア
のマンデリンです。

インドネシアの最高級の豆としてカロシトラジャを勧めていますが、
マンデリンではありません。

マンデリンの最高級とマンデリンG1を飲み比べたいという欲求も
当然としてあり、それならばと気になっていたクイーンスマトラを
入れました。

マンデリンの最高峰としてはゴールドマンデリンとかゴールドトップ
という名でいくつかのブランドがありますが、元は同じです。

今回のクイーンスマトラはそれから比べると豆の大きさや色艶など
明らかに違う豆です。

これはスマトラという地域の違いなのかどんな味なのか興味のあった
豆で期待が膨らみます。

淹れてるとまず香りはマンデリンながらそれに加えて甘い香りが
強く、おやこれはという思いとともに一口目を飲むとこれは
びっくりの豊かな酸味を感じます。

トロピカルジュースのような芳醇な酸の刺激があり、甘みが後から来るという
ワクワクする展開でこれはこの晩夏の今飲むのにいいのではと
思いました。

試飲の方は三時までに来店してください。

コメント
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