King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

今月の季節のブレンドは

2016年12月02日 12時31分47秒 | 珈琲
町の木々はすっかりと葉を落とし、寒い風が
吹き乾燥する季節となりました。

お昼には祭りを知らせる花火がなり年末という
あわただしいひと月が始まりました。

今月の季節のブレンドは『第四楽章』です。

年末を飾る味というのは毎年定番の珈琲として
求められる味があると思います。

また、それが忘れていたものも思い出すものでなければ
この時季に味わうに値しないでしょう。

それは珈琲らしいうまさにあふれていてなお懐かしい香りも
あり、一年を振り返ると同時に今までの人生も思わずには
いられないものになります。

珈琲の持つ深い思いに誘う目くるめく香りと奥行きと厚みのある
味わいで思索の奥深くにいざなうものでなくてはなりません。

それでいて自己肯定にあふれた安心感のある着地点にいざなう
すっかりと温かみに安寧と優しさに包まれた感じになれれば
年末の最期は完成するのです。

毎年この第四楽章に込める思いと皆様の今年とがどんなかに
思い致し、より倖多かれと今年もお送りいたします。

より深くより豊かな香りと味の世界に誘える様に。

今年も第四楽章でこのあわただしい季節を感じてみて
ください。

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