King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

ひさしぶりのかぐら

2016年12月16日 23時54分55秒 | スキー
朝、ニューオータニを出るときに駐車場には他の車は
なく、雪下ろしをしていたらスタッフがやかんをもって
フロントガラスにかけてくれました。

小さなペンションに泊まっていてもここまで気の利く
サービスはありません。

帰りに温泉に入りに来てもいいとのことで、せっかくなので
ナスパの大浴場に入っていくことにしました。

家族は宿の車で送迎してくれるとのことでそういった細かい
サーヒスが繰り返して利用する人を生むということを宿も
理解したようです。

こういったサービスはコスト的にたいしたことはなく、それでも
繰り返して閑散期の平日に利用してもらえばそれなりに効果は
あり、さらに良いサービスを受けたということはそれを忘れず
他の同様なものを求める客にも伝えて帰ってくるのです。

ただ、悪い面も同様な効果をもたらしやな思いをしたら2度と
そこには泊まらないとなるのです。

ナスパの大浴場は何度も利用しており、別に特に入りたいわけでも
なかったのですが、昨日と同じことを繰り返すのも芸がないと
帰りに入ったのですが、今まで気にならないことが逆に気に入り
ました。

まず、他の利用者がほとんどいなかったので設備の印象が前と
まるで違い、とにかく贅沢な感じとゆったり感があり、さらに
浴感もお湯の香りが依然と違い温泉の香りが強くそれだけで満足な
気分に浸れたのです。

いつもは走り回るうるさい子供にあふれているのですが、まだ
ここのスキー場はオープンしていないので人はいないのです。

ですから、ロビーの巨大なクリスマスのツリーや静かなラウンジでの
コーヒーとケーキなど実にリゾート感覚豊かに楽しめたのでした。

肝心のスキーの方は朝かぐらに向かう途中に2か所での事故を目撃して
豪雪地帯でも雪の朝は事故があるのだと気を引き締めるのでした。

そのようにしてたどり着いたかぐらは昨日に増して猛吹雪であり、
かぐら第一高速などは毎回とまり、スロー運転でかなりいつロープウェイ
が止まってしまうのではとひやひやしながら滑るのでした。

といってもここのスキー場は午後の終わりは早いので、お昼もろくに
食べずに滑るべきなのです。

昨日は実際、お昼休みなくジュースを一杯飲むのみの休憩でした。

今日は朝からなのでそこまで持ちませんでしたが、春先のように
ゆったりお昼をとるほどのんびりはできません。

これは天候がこれ以上悪化すれば下山もかなわなくなるという不安が
募るからです。

それでも午前中はひざ上まである雪のチャレンジバーンやジャイアント
とテクニカルコースを楽しみ、整地脇に作られたこぶコースなどにも
入ってみました。

午後には一通り滑った満足感といつ帰れなくなるかという不安もあり、
第一高速が止まると同時に下山します。

田代のロープウェイ最終が5時なので随分早い終わりに感じますが、
実際にはまともに滑るより午後は下山という意味合いが強く、新雪を
滑った疲労もあり、3時で上りは決して早いとは言えません。

駐車場は普段かぐらには送迎がない宿も来ており、他のスキー場が
オープンするまではそうして集客しているのだなあとその努力と
サービスに当然のような気もするものの頭の下がる思いもするの
でした。

それでもいつ上がるか予定の付かない悪天候と自由度の上から私は
あえてマイカー移動を選択してそれはそれで正解であり、かぐらから
上るのもこの時期正解だという記憶をとどめるのでした。
コメント
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