二日ともロープウェイが運休してなんとも
不完全燃焼で満足な草津が味わえず、すぐにでも
リベンジをと思ったものの家族の都合も付かず
それでも草津で感じた滑りを確認する為に日帰りで
近いところを考えて最初は川場を考えたけれど一日滑るには
物足りない印象で日帰りなら一番近い軽井沢かと思い
久しぶりに出かけてみます。
なにしろ軽井沢なら二時間もあれば着いてしまうし、
リフト代を調べたらサービスエリアに置いてあるクーポンで
3000円台で平日はドリンク券と食事券が付いているという
お手頃価格です。
久しぶりに通る上信道は横川サービスエリアが工事中で
下り線はほぼ終わり車の並ぶ方向が変わっていました。
しかし、これは何年か前に作り直したばかりなのを前の通りに
戻したのです。
さらに上り線は工事中でかなりの不便を感じました。
最近サービスエリアのリニューアルは盛んですが、これは必要な
施設の改変なのか疑問です。
最近テレビなどでもグルメ番組としてサービスエリアで食事して
芸能人が食べ歩くなどというものを頻繁にやり、ただ高くてまずい
これといって取り上げる価値などないようなものをさもあげつらい
喧伝しているという印象で、何もうまいものなどありません。
とは言え私はこの横川のサービスエリアでよく釜飯を買い、
お土産にザーサイを買います。
その他、駒寄の飲むヨーグルトとかお気に入りのものがあります。
最近は話題にならず、逆に前より料金の割引もなく、高い
高速料金を取られていますが、サービスエリアなど直すのなら
トンネルの安全とか道路の安全と料金の値下げに努力して
もらいたいと思います。
特にひどい土曜日曜の渋滞など全くひどいものです。
それに輪をかけるかのようなプレミアムフライデーなど
全く政府は現状を見ていないのかと思います。
先進国などでは冬にスキー休暇というのがあり、それも一遍に
とるとスキー場が混むので地域ごとに割り当てがあるという
気の利きようです。
さて、実際に二時間で着いたコンビニ型スキー場の軽井沢は
昔のままでコブのありかまでそのままです。
コース以外は土が出ていてほとんど人工雪です。
リフト券は4200円とまあ他とそんなに差はありません。
最初見ていた料金は春とかオープンの時のものでトッフシーズンの
今は当然の価格です。
ただ、ここもガーラの時と同様リフト券を買うのに長い列が
ありました。
平日でしかももう十時過ぎなので当然ガラガラなはずなのに
長蛇の列で窓口は5つくらいあったのです。
まあこれが都心からも近く新幹線の駅からも歩けたり、近くに
アウトレットモールがあったりという当然の立地から来るものか
学生が休みとなる今の時期だからか今までにない混みようでした。
とは言えコースに出るとリフト待ちもなく滑っているのはいつもの
平日のゲレンデです。
草津でつかんだものを試すのですが、まず雪が滑らないのに
びっくりしてまたしてもワックスがあっていない感じです。
こんな滑りづらい雪だったかと思うとともに草津で考えたことが
まるで通じない自らの技術が今までここで練習したことと現在と
何が違うのか考えさせられました。
今まで細かいこぶが滑れないのならば細かいリズムのコースは
滑らなければいいと思いはじめていましたが、その細かいこぶの
滑り方が分かった感じがしたのが草津での一日天狗にいた成果であり、
気づきでした。
それがやはり通じないと思うとともに今までは自分はうまいと
感じていたことに愕然と下手さにあきれるのでした。
今まではこのダメなことに気が付かなかったのが今は気が付ける
という点で上達というか進歩があったのですが、それではどうするか
という新たな問題もでてきました。
というのも頭の中では今まで滑れなかった横コブも天狗のコブ
ラインもこうすれば滑れるというプランがあったのです。
それなのにそれらよりかなり難易度の低い軽井沢のコブラインが
ことごとく前ここで滑った時期より滑れないのです。
最初は雪のせいにして、次に体力のせいにして体力が満タンの時なら
と思った瞬間違うアプローチが浮かびました。
これも神立のオリオンと天狗の壁の御陰です。
お昼は12時もだいぶ過ぎたのでいいだろうとレストランに行くと
満席だといいます。
平日だというのにどうしたことかという感じです。
これは今年の特長です。
意外と平日でもスキー場は混んでいるのです。
近くのアウトレットに食事に行ってもいいのですがひとり
なので面倒なのでどこでもいいからと席を取り、空いたからと
また席を移動してやっと落ち着いて食事できましたが、その味は
またがっかりするものでした。
生姜焼き定食ということなのに生姜の味がしないばかりか
甘いたれが強く塩辛くもあり、咽喉が乾く代物でした。
こんな食事処でも平日満席になってしまうというのはこれは
もはや民度のせいかと思ってしまいます。
まあそんなことも今に始まったことでなし、いやなら防御策は
あるのです。
つまりは弁当持参ですが、それに対抗すべくスキー場が
ランチパックなる料金体系を打ち出しその攻防が続くわけですが
今では四時間券とか午後券とかあるので本来の味とサービスで
事業を拡大していく方向に戻すべきなのではと思います。
ただ、平日でこの味でこの混雑という現状を見ると改善は
望めないでしょう。
さて、コンビニ型スキー場として昔のゲレンデガイドにもその利便性と
軽井沢という言葉の持つリゾートとしての魅力とその後の施設的発展と
何もかもそろっているかのようでいてここで泊まっていこうとならないのは
二時間で帰れることといい温泉がないのです。
日帰り温泉の施設も全くないわけではないのですが、少し離れていたり
1000円以上もして少し躊躇してしまいます。
今回はコブを少し攻めきれない感じで終わりまた来週来ようかと
思い帰りました。