King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

ブームに乗っからない姿勢

2017年10月03日 13時37分23秒 | 珈琲
観光地秩父の最近の状況とか秩父の食をみた
ときになにかと商工会などの団体の指導する
動向とかに乗っかるメニューとか話題つくり
に遭遇します。

例えばどこにでもあるダムカレーとか
雲海何々とかそういうものを見るたび
店のオーナーとしてもっと自由で自分の食のテーマとか
主張する味とか気に入ったものがないのかと
思うのです。

まあ他人のやることにとやかく言ったり、地域
一丸となっているのにそんなのとつい言ってしまう
ことに対してはいろいろ批判もあると思いますが
全体的に秩父の祭りが何でこんなに多くて特にこの
秋の時期にはイベントだらけなのに、そのどれもが
新鮮味も継続にたいしてシンパシィも感じないのは
なぜでしょうか。

それでも私はいつも毎月季節のブレンドを発表し、
その時の季節をどう感じ、どう表現しようとしたのか
書かずにはおられず、もし私が飲食店をやったなら
メニューには全国の今食べたい食材や料理にすると
思うのです。

何で秩父で、京野菜のカレーとか京の奈良漬けとか
ゴルゴンゾーラとか使うのかといわれようと絶対今
味わうなら本当の本物の味わいで季節に合わせた旬を
味わいたいからです。

炭火で焼いたさんまとか。

新米のおにぎりとか。厚切りのサケの切り身と色々な
キノコを入れたけんちん汁とか思っただけでじゅると
なるようなものを出すでしょう。

そんな料理の数々と日々飲む珈琲についても漫然と
ブラジルとかコロンビアとか何々農園のブルボン種とか
商社の売り込みのままに品ぞろえすることはできません。

今あの料理やこんな秋のシーンにはこれの珈琲だと
常に考え、季節にあったというより日々の生活に
この珈琲という思いで焼いています。

そして、そんななかから日々発見があり、工夫があります。

珈琲の甘味と苦みに対してもフルーティーに感じる風味に
対しても香りから連想する様々な味についてもです。

最近感じるのは熟成という言葉についてまた発見というか
新味の体験のようなものがあり、今月のブレンドに生かされ
ました。

試飲は毎日三時までにご来店で可能です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今月の季節のブレンドは

2017年10月03日 13時19分03秒 | 珈琲
各地で霜や初冠雪の知らせが届くようになりました。

よいよ季節は深まって年末に向けあわただしく
秋も深まっていきます。

秩父地方は祭りが多く、今の時期どこかしらでお祭りの
花火が揚がります。

そんな中、今月の季節のブレンドは見事に移り変わりを
見せるその変化にあわせ特別な豆で表現してみました。

今月の季節のブレンド『秀麗』です。

あなたはこの季節にどんな姿を見ますか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする