King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

予定外れの曇り空に

2017年10月11日 11時34分51秒 | 珈琲
かつての東京オリンピックの開会式の時に
五輪マークを描く自衛隊機の機影を実況する
アナウンサーは日本中の青空を集めたような空にと
その時の空の色を実況しました。

日本の晴れの特異日として五輪の開会日も決められた
といいます。

そして、昨日もよく晴れて今日もその続きのはずでしたが、
なんとだんだん曇ってきてしまいました。

これで色々予定が狂ってきました。

といってももう午後店を閉めたら公園に走りに行く
ぐらいしか予定もないのです。

その公園もだんだん走り出す時間を早くしており、
月の出も遅いようで暗くなってからの闇の深さが
だんだん深く星明りの夜までの時間も長くなって
闇の中を走る時間を避けようとしています。

いつもは夜専門で暗くなってから走り出すような
感じでしたが、いろいろと時間的制約とか要因も
重なりやはり夕方の道路の混雑を避け快適な公園に
逃げたりしているのです。

日が落ちた時に一瞬虫たちも押し黙るひと時があり、
花の香りもひと段落した今の時期何かがリセットされ
つつあるのを感じます。

こんな時に合う珈琲のイメージがアンデスマウンテンです。

そして、より積極的にはクィーンスマトラを選びます。

季節が進みより涼しくなってきたころには
ガツンと来る味も恋しくなってきます。

それを思い出させるこの予定外の曇り空でした。
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夏の残り

2017年10月11日 10時24分59秒 | 日々のこと
突如の衆議院解散から新党結成と野党第一党の
民進党の分裂と次から次に起こる政変ですが、
実際の市民生活としてはあまりにかけ離れどこで
何をだれがどうしてるのかの実感もありません。

昨日は体育の日だった日ですが、最高温度が28度
になるという終わった夏がまだぶり返したような
日で、かつての東京オリンピックの日には最高温度が
20度ほどだったというラジオの声にまた温暖化という
言葉ではかたずけられないものを感じるのでした。

さて先日見た『エイリアンコヴェナント』ですが、
『プロメテウス』の続きということで、それでも
すでに何年もたつのでその印象もかすんでいる
なかみたという報告を前回書きましたが、ネットで
みるとプロメテウス後の世界を描いた続編の短編映像が
あり、さらに日本語字幕を付けたものも画像サイトに
アップされているのを見つけました。

そして、かつてプロメテウスで創造主に遭遇して
不老不死の方法を聞くといきなりこんなものを造り
やがってとばかりにアンドロイドの首をちぎって
しまったあのシーンを思い出しました。

その首をもがれたのが今回コヴェナントで遭遇する
デヴィットです。

だから予備知識がまるでないとなんでこいつが
ここにいるのか解らないし、なんでこいつがここにいるの
というのが解る人は逆にプロメテウスを知っている人で
その後の短編を見ないと物語の存続性に気が回らない
のです。

ですが、エイリアンコブェナントととなっていることから
これはエイリアンシリーズであるということで見ている人には
当然エイリアンの1.2のストーリー展開は理解されていると
いう前提があれば、これはリプリーがなぜエイリアンに
出会うことになったのかを知る物語なのだというのは
おのずと解っていることで、それ以上にエイリアン1.2の
流れのアンドロイドが起こす事件とその修正という流れが
まるで同じことやプロメテウスで創造主に出会うけれど
絶望的な答え、もしくは望むものは得られないという
シーンはブレードランナーでも同じようなシーンがあり、
何かの神話でもあったような繰り返し描かれるテーマの
ようでもあります。

つまり、プロメテウスを見てなくても楽しめるし、
エイリアンを知らなくても楽しめる構造なうえに
知っている人には知っている人でさらに楽しめる
ように短編まで用意してあるということなんでしょう。

プロメテウスでは有名俳優が多数出ていたのに
コヴェナントでは主役級の有名俳優がいるわけでも
なく、お金が無くなって有名な人は使えなくなって
セットなどにお金を使ったのかというような感じが
うかがえます。

さて、ここでリプリーがエイリアンに接触する以前を
描いたということだといくつかの矛盾点が見られます。

一番の疑問と違和感を感じるのは、最初に作られた
アンドロイドのデヴィッドですが、エイリアンの時の
アンドロイドより若く格闘能力もあり、それがのちの世代
ははげかかったおっさんであり、それが頼りになる
忠実なしもべ的な活躍をするというのはやはりパラドックス
な構造を感じます。

さらにコヴェナントは移住船という設定で地球はもはや
住めなくなったのでよりよい環境な星に行かなくては
ならなくなったので出てきたと思われます。

しかし、エイリアンシリーズは地球が企業が支配する
星として完全に存在しており、それにエイリアンが
突入してしまうというところで終わっているのです。

エイリアンシリーズはいろいろな監督が撮ってああいう
ことになったので、本家がその元を描くということで
出たシリーズがコヴェナントでまあ屋上屋を架すような
ことになっているのです。

でも、お城の唐破風や千鳥破風がいっぱいついてるの
好きです。五重塔とかも。だから今月のブレードランナー
2049も見に行きます。
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