King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

牛乳とトイレットペーパー

2020年03月02日 10時37分14秒 | 珈琲

スキーに行って感じたのは各地でいまだ台風被害の復旧工事が行われていることです。

その傷も癒えない今、世界的な規模での新型コロナウィルスの蔓延と疫病に悩まされています。

最初に感じたのはこの世界的な危機に世の中ではなんともばかげたデマがまかり通り、それに

いともたやすく騙されて行動してしまう人の多さです。

今回トイレットペーパーがなくなると聞くとそれが嘘と思っても買っておくかと行動してしまう

人の多いことです。

 

つまり騙されたくはないが不便な思いもしたくないという心理ですが、それをもっと人を思いやる行動で

示したらどうかと思ってしまいます。埼玉県では感染一人とずっとニュースで流れていますが、ネットでは

SNSなどで小鹿野や芦ヶ久保で感染者が出たとかというものを普通に目にします。当店の前の通りをトイレットペーパー

を荷台に括り付けたお年寄りが自転車で通るのを日に何度も目にします。

丁寧にどこどこにトイレットペーパー売ってるよと知らしてくれるお客様もいます。

 

どうせなら学校が休みで需要がガクッと減って弱っている酪農家のためにみんな牛乳を買えよと

思いながらトイレットペーパーを買いに走るお年寄りの自転車を見送ります。

 

こういう時こそ泰然自若。

 

心静かに珈琲を飲み、ばからしいニュースには耳を貸さず、降り出した雨に静かに耳を傾けるのが

よいでしょう。

 

コメント
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