King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

珈琲でマインドフルネス

2020年03月10日 15時32分33秒 | 珈琲

珈琲で癌にならないとかボケないとか一日三杯飲むとより健康になるというような

珈琲と健康の記事が新聞や雑誌に載るのはよく目にします。

 

先日もわざわざ雑誌の記事をコピーして送ってくれたお客様がありました。

 

最初はボケないとか癌になるリスクから遠ざかるという普通の今まで見たものでした。

こういうのは業界ネタで根拠になる論文とか確かにあるのですが、どこにでも御用学者と

いうがいて利用するのは世にある常です。

 

それでも珈琲通とか珈琲好きの人は喜んでこの手の記事にエールを送り、自分はそんなことは

端から知っていたよと自慢します。

 

今回の記事は一日三杯飲むことにより病気のリスクが遠ざかるというものから始まり、後半には

珈琲を淹れるという行為自体が健康に良いという新しい切り口となっていました。

つまり、珈琲豆を選ぶ、挽く、ドリップするという一連の行為が全てマインドフルネスになり、

瞑想と同じで呼吸が落ち着き、血圧が下がり、癒されるとセットになっているのだというのです。

 

ここまでやると何か自画自賛過ぎて鼻白んでしまいますが、ジョギングブームが起きた当初も

ランニングヨガとかランニング瞑想といったものが現れました。それと同じです。

 

なんでもよいものをくっつけてさらに良いですよと言っているだけです。

 

こういうのは検証のしようもないですし、端から反対する人もいないので言ったもん勝ちなのです。

 

この記事を読んでドラマ『ハンニバル』の食事シーンを思い浮かべてしまいました。

食事というのは哲学を絡めるとこうも美しくなるというドラマシーンですが、まさに

それです。

 

珈琲に哲学も似合うでしょう。でも、瞑想は果たしてとやはり思ってしまいます。

これは試飲の時にでも話し合いましょう。

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清志郎の北風とトルネロスとボルトロス

2020年03月10日 09時51分53秒 | 珈琲

ポケモンgoはレベル32となりまだ継続中です。

この間の日曜日、ボルトロスをレイドバトルで倒しておきながら

最後のゲットチャレンジで逃げられるという痛恨の経験をして

何とかリベンジをと思っていました。

ところが昨日夕方近くのスーパーに行ったら丁度レイドバトル開始

前で周りをうかがうとそれらしい人がちらほらいるようなので少し

時間を合わせて開始に覗いてみました。すると最初0だった参加者が

あっという間に4人となり参加を決意。前回は六人で割と楽勝だったので

どうかなという感じですが、どうにか時間内に勝利することができました。

 

前回はこの後ゲットチャレンジで何度もボールから逃げられて金のズリの実

や銀のズリの実を使い、それでも逃げられてしまったので12個のチャンスと

はいえ今回は気合を込めて一回目からズリの実を投入。すると一発でゲット

できてしまいました。なんともあっけないリベンジでした。そうすると前回の

失敗も他のポケモンと違う逃走シーンを見せるための演出なのかと思ってしまい

ました。

 

このボルトロスというのは前回のトルネロスと大してデザインも違わない日本の

風神雷神を思わせる姿で、光背の代わりにしっぽのようなものが生えていてそれを

振り回して攻撃する飛行型のポケモンです。

 

そもそもこのレイドバトルというのはジムにランダムで発生するイベントで

登場するポケモンの強さレベルにより鬼マークがついていて最高が5つで五段階

となっています。私などはソロでは三つでもう歯が立たないのですが、人により鬼四つでも

勝てるというネットの報告を見たりします。

 

ただ、秩父のような田舎だとこのレイドに合わせて人が集まるジムというのが非常に

少なく、私がたまたまそれを経験したのは西武秩父駅で以前は夜でもここはポケモンを

する人で人が行きかっていましたが、あれから三年たち遅れて始めた私にはレイドで

人がいないというのは常に経験していて大きな報酬が望めない鬼星二でコツコツと成長させ

ないとと諦めていたところ、土曜の午後という電車待ちの人がたまたま参加して星五つを

制したところもたらされた勝利感とか報酬とかに実に充実した体験となり、またそのような

機会をとよく西武秩父駅に土日の人の多い時に行くのですが、その後レイドで人が集まると

いう経験はありませんでした。

 

それでしばらく星五つを諦めていたのですが、スターウォーズを見に行った上里ウニクスでは

ポケモン環境がよく、レイドも人が常にいる感じでまたレイド熱が再燃して、秩父でも狙えば

人が集まるところがあるはずだと探してみました。

 

三月頭にポケモンディなるイベントがあり、やたらとレイドバトルがあちこちで起きるなど

色々なイベントがありましたが、その時の星五つのポケモンがアーマードミューツーという

特殊なものでとにかくミューツーの強さはバトルリーグなどで味あわされていたので是非とも

手に入れたいと思ってよく人が集まる近くのジムに行くと一人しか人がいなくて敗退し、その後

人が集まりやすい夕方を狙いまたそのジムに行くも今度はゼロで近くの人のいそうな場所を

ウロウロするとウニクスの反対側のマクドナルドにそれらしい人がいて見てみると10人近いエントリー

がありました。

 

秩父でも時間と場所を選べばこんなに人がいるのかという感じです。

 

つまりレイド予告の卵の表記の状態から人々はそれを狙って集まるようなので、

買い物で集まるショッピングモールとか駐車場があり、人が集まりやすい時間帯とか

レイド攻略をおのずと構築していったのですが、学校閉鎖要請が出たらポケモンも

イベント中止を打ち出したり、レイドバトルの数も自粛しだして、以前のようにいつでも

どこでもやっているという感じではなくなりました。

 

そうでなくても人口が少なく、寂しいレイド環境がますますやりづらくなったのです。

それでもトルネロス、ボルトロスとゲットできたのはまずまずの出来といえるでしょう。

とはいえこうして苦労して手に入れたポケモンは実はCP1800くらいで実際に使い道も

なくリストのコレクションに加わるだけでジムバトルなどに選ばれて出てくるでもなく

ジムに配置することもできずという存在なのです。

 

これを育成して強くしようにも必要な星の砂というポイントを得る方法もなく、普段の

野性で出会うこともないのでもしこのポケモンを育てたいのならレイドを何度もして

強化するしかないのです。それにはパスを何個も使用したりと無課金では不可能なうえに

現在のようにレイドの数が少ないと繁華街や聖地と呼ばれるような環境のところでも

簡単ではありません。ネットではどのような手を使ったのか何十体ものそれらのポケモンを

表示して誇示する人もいますが、普通は私のように一週間に一体をゲットするくらいが

普通なのではと思います。

 

こんな苦労をしてもはや目新しいことも出てくるポケモンもいつも同じものばかりで

楽しいこともないのにまだ続けているというもう何のためのゲームなのかという感じですが

気分転換とか外に足が向くきっかけとかにはなっています。今朝聞いた清志郎の北風の歌詞が

妙に心に残る朝でした。

 

言い出せなかった

君が好きだ

なんてとても

 

こんな少年の心のような無垢な気持ちをそのままストレートに歌詞にして

歌える歌手が他にいるでしょうか。

 

時代がかった

 

北風が吹く頃この街を後にする

僕は汽車に乗る

 

なんて歌詞とともに気恥ずかしいような歌なのですが、妙に心にしみて

しばらく車の中で聞いて動けなくなってしまいました。

 

初期のRCの頃は何かとがって世間や人からつまはじきに会い傷ついた心を

歌うような受けを最初から狙ったようなものがありましたが、今現在聞いても

実にストレートに胸を打つ歌詞とメロディは清志郎以外では聞けないのです。

 

初期の頃のお墓という歌も聞くと実にぎくりとさせられるものですが、北風は

誰にでもある少年の心に直接訴えかけられて、もうすでに忘れ去ったことがまざまざと

よみがえってくるそんなところがあります。

 

この雨とともにしばらく清志郎を聞いています。

 

 

 

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