King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

風前の灯でもそれはあおられすぎたバブルでしかないかも

2020年03月13日 10時06分20秒 | 珈琲

昨日聞いたニュースはギリシャでの聖火の採火式ですが、ヘラ神殿での巫女姿の

女性が踊り、鏡で聖火ポーチに点火という一連の儀式はなんとも馬鹿げたおふざけにしか

見えませんでしたが、ギリシャというのは観光で成り立っているのに古い神殿など

崩れた跡形だけしかないものをいつまでも放置して何世紀も再利用されないような土地

ばかりというのも文明の継承が難しく過去の栄光というしがみつくしかないものを考えさせられ

近代五輪などといいそんな昔の神殿からの儀式を未だにやっているのもなんかの権威付けが

現代でも必要とするという怪しいものを強く感じさせます。

 

今朝になり米がヨーロッパからの人の入国に制限を加えたというニュースとともにトランプ大統領の

インタビューにオリンピックは中止した方がいいと安倍に言いますかというのがあり、マスコミと

いうのは何を考えているのかと思うようなシーンを見させられました。

 

その他、昨日ネットで知ったNBAの試合全中止とますます広がり世界が影響を受けたさまは

どんどん息苦しさを増すような空気です。しかし、世はもう春であり、満開の梅に加えて

桜の木も秩父でも咲いている木があり、うちの熊木のアンズも咲いています。

 

そんな花が開き20度にもなる日中の温かさですが、聞こえてくるのは縮こまるようなものばかり

です。秩父から通勤している人が発症するというニュースでついに秩父にも来たかという

報に気分を変えたくていつもの美容院に出かけました。

 

冬の間必要な長髪ももうなくてもいいでしょう。

 

殺風景だった庭にも植木を移植して人の住まいらしくなりました。

 

庭にはジョウビタキ、ツグミなどの鳥が来ていて目を楽しませています。

 

ヤマガラの鳴き声も響き、沈丁花の花の香りも強く漂っています。

 

3月11日にいつもの東北からの中継で五輪が復興五輪ということで行われることを

改めて知ることになりますが、まだ入ることもできない地域で聖火リレーなどして

いかにも無理やりの感じに現地での無観客の採火式とこれまた復興どころでなく

いままた世界的危機が進んでいる中でどうなるかという不安をあおるだけの儀式に

見えなくもない映像でした。

 

世界的に広がる脅威といいつつ、マスコミや世界があおるそれらの情報に感染して

死ぬ人の数からしたら、イベント中止や学校閉鎖で仕事がなくなってしまった人の

方が遥かに深刻でそれを国が補償するという持続可能で公平な社会なのかという

疑問を感じる事態です。これもすべてを人にゆだねなんでも人頼みという無責任な

子供社会にいつの間にか落ちてしまったせいではないでしょうか。

 

イタリアの商店の閉鎖などまさに行き過ぎた政府の関与でやるべきことではない

ものでしょう。集団心理とヒステリックでパニックには極端に走るものです。

だからこそ平然と構え当たり前のことをすることが重要になります。

毎日の珈琲にいつものように癒されかわらない味にふと極端に振れるバカらしさを

強く思い知らされる毎日です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする