King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

抜け落ちた最後のピース

2023年01月27日 11時40分21秒 | スキー
最強寒波の来襲とニュースで騒ぐなかそのピークと言われる昨日軽井沢プリンスホテルスキー場へ滑りに行ってきました。昨年は全く滑りに行けず行く気にもならなかったわけですが、海外ではもうコロナは過去の事になっていて、中国もゼロコロナ政策をやめ人々の往来を自由にしました。日本では第8波のただ中でインフルと同時流行という最中にあります。バスケットでは豊島の交流が復活したり、市民リーグも毎月開催されるようになり対策をして日常を取り戻しつつあり最後の抜け落ちたピースがスキー行きだったのです。しかし、世の中インフレと寒波と状況は厳しくリフト代がセット券価格8900円とバカ高なのです。ならば他のスキー場に行けば良さそうですが自宅から2時間ほどでこれてしまう手軽さと今の時期だけ買える横川サービスエリアのある品が軽井沢に呼び寄せるのでした。それに最後にスキーをした場所で自分の技術とか体力とか変化を検証できるという魂胆もあります。ただ、もろもろの魅力を兼ね備え何度も来ているこの地ですが唯一欠点として良い温泉がないのです。一番近いのがホテル内の温泉ですがこれは宿泊者しか利用できず、中軽井沢にいくつかありますがどこも高くて足が向かないところばかりで帰りの群馬の地もこれと言ったところがなくそれならと帰ってきてしまうことが多いのです。しかし、なにせ温泉も2年はいってないのでこの際いつも長野の帰りに食事で立ち寄る佐久平PAの見晴らしの湯に行くことを思い立ちました。ここは延々エスカレーターで上って着くと下駄箱の鍵と引き換えにバーコードカードを渡されなんか最後にゴソッと請求されそうな雰囲気で風呂は入ったことがないのでした。調べたら800円とそんな高くなく行ってみようかと思えてきました。さて、朝起きてみると-9度ですが今までのスキー経験から別におどろく寒さでもありません。雪も降ってなくニュースでは電車や車が立ち往生してる様が映像でみられましたが、こちらはいつもどおりの冬です。いつもどおりに甘楽PAで朝食のうどんを食し100円の値上がりで600円になっていましたがそれにめげることもなく軽井沢に着くと駐車場はがらがらで-3度でしたなんだ秩父より全然暖かいぞとリフト券を買いに行くといつもなら大渋滞の券売場ですがここも行列はなし。となりの券売場から聞こえるのは英語で中華人がリフト券を買おうとしているらしい会話でこれだから窓口がいつも混んでるんだとうかがえる状態で私はいつもの食事と飲み物とリフト券のセット券を購入。これも前回と同じなのですが4900円から7200円ですからこのがらがら状態も理解できます。その後着替えてスキー靴に履き替えるのに車内では履けず更衣室の椅子に座ってやっと履けたのでした。これも寒さのせいです。ゲレンデに出てみるとこの高いゲレンデに修学旅行の団体らしき一団がいて中には外国人のコーチと生徒のグループもいておおむね外国人のばかりのようでした。つまりはこの価格設定は日本人はもうあきらめてインバウンド特化で勝負しようということなのでしょう。それでも20才と子供は無料ということなので軽井沢というイメージの持つ高級リゾートとお手軽さで呼べる人だけ呼ぼうと言う戦略なんだろうなどと考えながら端のリフトから滑り始めるとまずリフト券が反応せずゲートが開きません。携帯と同じポケットではダメなようで車の鍵を別ポケットに移しやっと開くようになりました。滑り出してみると筋力や技術的に衰えた感じもなく今までどおりの感覚で滑れていきます。コブもコースアウトすることなく最後まで行けます。固いここのコブはスピードを殺して降りる良い練習になります。しっかりとコブの最深部で板を押し付け止めるだけではダメで上体がつんのめらないよう押し付けると同時に止まったら先を落として回し込むと言う動作が必要になります。昔は最深部でしゃがみこんで立ち上がるためにストックを突いてましたがそれではリズム感が悪くたてに回していけません。そんなことを考えながら浅間や他のコースがどうなってるのか見に行くと浅間はクローズでスラロームは開いていました。浅間が開いているのはほんとラッキーと言うシーズン券の人の話を思い出しました。そもそもコロナでリフト同乗はないし、そもそもそんなに込んでなくてリフト待ちも皆無でした。普通だと真ん中のフード付きはいつも並ぶのですがここでさえ並ばずに滑れたのでいつもなら早々にアリエスカに行ってそこをただひたすら繰り返すのが好きにどこでも選び放題だったのです。だから朝からコブのコースにも行けたしポールコースも入れました。レストランも11時頃から入らないと行列なのですが、それもなくカレーバイキングのところが普通メニューになっていたのでよってみました。セット券の食事券は1100円分ですが、最低の値段が1600円(税別)からですから全くセット券のメリットはなくこれは詐欺のようなものです。これならリフト券はプリンスクラブ割引を使い食事はどこか違うところでとした方がいいでしょう。フードトラックなども出ていますがここも価格は似たようなものです。私はスキー場の経営のためにセット券で食事も場内のものにして協力しようと考えてきましたがこれだけ値上がると自衛策をとった方がいいのかもしれません。まあ細かい話は置くとして、いやさらに経済的な話になるのか滑りを終えてよいよ温泉ですが、周りをよく検索しないで見晴らしの湯と決めたので高速に乗ると逆方向の長野方面に向かったのでした。そして次のインターまで15Kという表記を見て失敗したと思ったのでした。もっと近い5Kほどを想定したのにそんなに走るのかと、さらにナビに出た料金580円を見たら軽井沢の高い温泉でも結局入れることになるじゃないかと思うのでした。まあ、これも気分の問題と切り替えていつもの見慣れたエスカレーターに乗るのでした。温泉は受付してさらに一階上がったところでした。脱衣場もスポーツジムのようなロッカーで小綺麗で近代的でお風呂は三種類とサウナ、外に露天風呂がありました。この規模で800円とはなんと安いのかと思ってしまいました。そしてリラックス感と暖まり感がハンパなく良いお湯でした。見晴らしもよくてこれはお得感が強いのでした。


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