King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

曇天と珈琲

2016年06月08日 14時00分23秒 | 珈琲
細かい雨が降り、梅雨らしい雲の厚い日が続きます。

それでも、いつもの梅雨より雨が少なくそんなに
蒸し暑くもなくという、これからの夏の前奏曲の
ような気配の静かな季節の移り変わりが展開して
いるという感じです。

雨が少なく早、関東の水脈は夏の水不足を心配していると
いいます。

秩父地域でも横瀬町内は節水を呼びかける町内放送が
あったといいます。

この時期、観光的には雨で名物もなく山に出かけるにも
この天気ではと思われ人出も少なく人気はないのですが、
だからこそ路地の町秩父を歩くには最適です。

まずこれからの季節は蛍が飛ぶし、花もまだいろいろ
咲き、山を歩けば様々な花や緑の香りが楽しめるのです。

そんな緑の濃くなる今には雨の音ともにこんな珈琲は
というので、ブレンドは『雨精』(あめのせい)を用意
しました。

この時季合うストレートとしては、ニカラグアの
カサブランカ農園の甘みもいいですし、ケニアの苦みも
よいです。

またちょっと変わった味でこの季節を乗り切りたいという方には
東ティモールなんかが良いと思います。

冬場に合う珈琲は実は夏場にも実に味わいが深く、夏は
アイスとかという固定観念もなくいつでもおそばに置いて
いただきたいと思います。

アイスコーヒーの作り方や飲み方のご相談もよく受けますが、
そもそも珈琲の味とはというところを試飲でお試しいただいて
納得いただくことが一番大事だと最近思います。

それだけイメージとしての味をしっかりと思っている方は
少なく、ただマスコミに流されてアイスコーヒー飲んだり、
ナントカラテを飲んでいるだけというのではもったいない
という思いもあります。

珈琲一碗の至福と感動を多くの人にと願います。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 四連発が(NBAファイナルG2を... | トップ | 映画に行きたい »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

珈琲」カテゴリの最新記事