東日本大震災の時には多くのアーティストが支援に向かい勝手にコンサートを開き現地被災地の人を勇気づけました。
演歌の人はカラオケを持ってやった人もいたようですが、さだまさしやフォークニューミュージック系の人はギター一本で現地に乗り込み思ったより大きな会場でコンサートをやったのです。
ロックバンドなんかだとPAとか電気がないとやれないのにたいして路上から出発したフォーク系はやはり根強く強いなあと感じさせました。
忌野清志郎の世代のミュージシャンは皆ギター一本でのパブォーマンス可能で心づよいと思います。先日のあのねのねですが、我々世代は説明不要ですが今の世代には解説がないと彼らが世間に与えたインパクトや芸能界の覇系など、さらにはネタも文化も説明なしでは楽しめないものになりはて世代ギャップを感じます。
今連日報道されているジャニーズ問題もなんで今ごろ加害者は死んでいなくなってから騒いでいるのか,なんで生きているうちにやっておかなかったのかとほおっておいて見て見ぬふりの期間があまりにも長いという海外メディアが放送して本格稼働したという世界標準からずれたところが露呈したそんな例です。
世界から遅れていたということではバスケットとラグビーも世界と戦えるという現在はまさに隔世の感に堪えません。
日本のコーヒー文化は昔から各国の豆をストレートで味わいそれぞれの味わいを楽しむというのは独自なもので海外に行けばコーヒーは一銘柄で選ぶものではないのです。例えばアメリカではどこでもコーヒーは買えますが日本のような缶コーヒーはなく機械で一杯出しよりはポットでセルフのところ方が多く味は日本よりうまいのです。ホテルで飲むコーヒーもうまいし飲み放題。日本のようにスペシャリティとか特別なコーヒーで高い設定もなし。
しかし、日本の喫茶店文化に憧れそれをアメリカでやった人がいました。それがブルーボトルです。スベシャルテイの導入で世界を席巻したのがスタバでブルーボトルはサードウェーブと呼ばれました。つまり日本は世界より先を行っていたことになります。器具でも折り紙ドリッパーやコウノドリッパーなど世界の先を行くデザインと機能性、ジャパンメソッドといった淹れ方の技術まで世界の最先端にあるといっていいのです。昔から茶の湯で道具や空間にこっていった歴史がありコーヒースタンドなど海外ではステンレスの棒の台以外ないのが何万もする黒檀のコーヒースタンドからキャンプで使うバネのドリッパーまであるという多彩さです。
こうなるとただ美味しい豆をいつも揃えるという単純なことでは足らず、コーヒーシーンごとに器具を選んだり人に淹れてもらうシチュエーションを作ったりと珈琲を味わうことにより高いセンスと時間と空間を楽しむものに変化すると思われます。
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