毎週土曜の夜はバスケットの練習です。これは毎日一人で夜走っている身には色々アクセントというか変化というかよい刺激が加わるのです。
前回毎日夜一度も起きなくなったのはやはり暖かくなったせいと書いたのは誤りでした。
昨日は二時間ごとに目が覚めたし、その原因は不明なのです。
最近アマゾンでみた映画は日本の最近の映画です。『winey』『隣人X』は秀逸です。
ハリウッド映画でも銃の打ち合いやアクションシーンのない映画が作られるようになってきましたが、日本のように刑事訴訟の99%訴えられたら有罪確定のような環境において裁判映画など成り立たないと思われますが過去何度も何々裁判という映画は作られています。wineyはそんな意味では地味でよく作ったなという内容です。本当に映画にすべきは冤罪とかあからさまな事件でなく、当たり前に処理されている不起訴の事件で無罪なのに一年以上も拘束され取り調べの上結局起訴されないといった案件です。冤罪で実刑を食らったのなら国家賠償がされますが起訴前の取り調べだと一年にわたり拘束されようがその間の補償はなしです。
そして起訴されれば裁判で無罪になることはほぼないのが刑事裁判です。起訴されなくても現在の小林製薬のようになんの因果関係もなくても悪徳企業のように毎日報道されてしまうと企業イメージもあったものではありません。
隣人Xは差別の問題を取り上げています。その映画の中の台詞で雨の匂いが好きというのがあり、林遣都が相合い傘を誘うときにいうのですが誘われた上野樹里がペリコトールというのですが、それについて林は天から降ってくる物質というのですが誤りです。毎日走っている私は雨が降りだして地面から上るこの匂いは埃臭くて好きではありません。むっとした重苦しい空気です。逆に雨上がりのあとの町の匂いは植物が呼吸して空気が清浄化されみずみずしさに溢れた中走るのはとても気持ちのいい時間です。
このように映画の台詞も実体験を持って持論を持つものと頭のなかで作られたシーンでの差は歴然としており情報を疑わず鵜呑みにする危険性を知ります。
それでも物語に騙されるというのも面白い経験であるのもたしかです。なにも真実や事実だけ知りたいのなら映画や小説でなく教科書や論文を読めばいいのです。
人に騙されたいという心のいたずらが上質の小説やら映画を求めてしまう。また、そんなときには珈琲もそばに欲しいそんな心の給油みたいな時間が必要なのです。
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