King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

幻想曲の夜

2009年02月22日 13時21分21秒 | ライブ・コンサート・展覧会
このピアニストのピアノを聞くのももう五回目になります。
はじめ街中に貼られたバッハ平均律のコンサートというものを
みて、こんな田舎で平均律だけの全曲コンサートなんてどうした
ことかと思い出かけてそれ以来、高橋望のリサイタルや出演が
あると聞きにいくようになったのです。

こんな田舎で本格的ピアノの生演奏を聞けるなんて大変幸せな
ことといつも感じます。
それに伴う少しの不満もいつも必ず感じるのですが、結局満足感
の方が強く、多少の不満は目を瞑ることになります。

昨日の夜は、バッハ、モーツァルト、シューマンの幻想曲ばかりの
リサイタルです。

いつも思うのは、前半は全般的な展開と、後半で佳境に至る
曲の醍醐味を堪能する感じの構成が多く、今回もそれぞれの
音の仕組みを考えていたら最後まで幻想曲は結局こうだよと
言うものを畳み込まれて終わった感じになりました。

いつもの体中に曲が流れるような感動と衝撃より、今回は
あっという間に終わってしまった、いつもより物足りない
そんな感じもしました。

夕食に向かった外はあまりに星がきれいで、とても寒い
日でした。
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