King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

三年ぶり

2022年10月11日 11時25分39秒 | 珈琲
昨日は多くのお客様にご来店いただきましたが、店主バスケットボールの豊島交流という大会に出掛けていて一日不在でした。大変申し明けありませんでした。三連休ということもありどこも大変な賑わいで秩父観光のついでに立ち寄られた方もあったかと思います。その豊島交流も突如三年ぶりに開催されることが決まり8名といつもの大会からすると小人数での参加でした。なにしろ都内に出るのもお出掛け事態久しぶりなのです。豊島区との交流試合は年4回相互の地に訪れて試合をする交流が続いており、コロナで中止となっていたのです。思えば、この交流という行為は非常に大事なもので多くのことを成し遂げる礎です。例えば先日打ち上げられた若田さんのロケットは今までのバイコヌールではなく米の民間ロケット会社の打ち上げによるものでした。国際宇宙ステーションへの荷揚げなどはスペースシャトルが担ってきました。2011年までの運用で物資の運搬や衛星接続の任務を担ってきましたが、宇宙望遠鏡もその荷揚げによってなされた事業です。ハッブル宇宙望遠鏡は素晴らしい画像を見せてくれ宇宙の謎を解き明かしてきました。そのカメラやメンテナンスは2011年のスペースシャトル終了と同時に終わりました。全米からそれを惜しむ声と多くの募金が寄せられ維持を求める声が寄せられたといいます。その詳細は日本のテレビでもついこの間放送がありました。そうして私も大きな喪失感を味わったのですが、しかし、続きがあったのです。昨年のクリスマスの日ジェームスウェッブ宇宙望遠鏡が打ち上げられたのです。これはヨーロッパの宇宙会社のロケットで打ち上げられました。場所もフランス領ギアナでした。ハッブル宇宙望遠鏡が570キロほどの地点ですが、ジェームスウェッブははるか彼方ラグランジュ点といわれる150万キロという位置にいます。そして新しい画像をもう現在送ってきているのです。ハッブルが人力で組み立てられたのに対しジェームスウェッブは自動でセッティングまでを自ら行ったのです。なんという進歩でしょう。鏡の大きさは6フィートでハッブルの2.5倍でより遠くの光を捉えられると期待されます。このように宇宙規模では人類の起原や宇宙の始まりといった謎を解き明かそうとひとつの国にとどまらす人類の知恵の集結がなされおこなわれます。それなのに地球上では武力による他国侵攻などという19世紀にとどまる状況なのです。そういうおろかなことをなくす上でも人々の交流と相互理解は必要でまた、科学技術の進歩、発展により多くの人の幸福が実現する世の中にしなければいけません。珈琲には全ての人を安らぎと豊かな心地にしてくれる素晴らしい力があります。その魅力と実力を広めるため今日も豆焼きに努めていきます。
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