King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

ファイナルG1 ヒート対サンダー

2012年06月14日 23時35分47秒 | バスケ
Tuesday, June 12, 2012
9:00 PM ET - Chesapeake Energy Arena, Oklahoma City, OK

   1  2  3  4  T
MIA 29 25 19 21 94
OKC 22 25 27 31 105

Arena: Chesapeake Energy Arena, Oklahoma City, OK
Officials: #13 Monty McCutchen, #9 Derrick Stafford, #14 Ed Malloy
Attendance: 18203
Duration: 2:33

サンダーがヒートの攻撃を受けてそれを守りで後半返し、
最後はエースの連続攻撃で撃破したという一番の黄金ゲーム
プランで初戦を取りました。

後半似たようにタイトな守りから速攻で返すヒートですが、
セルティックスと同じようにこの返しはフリーオフェンス
で、前半は強引に切れ込むレブロンやウエイドのペネトレイトも
後半は防がれるようになりました。

もしくはファウルで止めると終始個人技を誘導するように守り
普段なら、外に待つボッシュに託すところを個人技誘導に
見事引っかかったという守りだったのではないでしょうか。

一方サンダーはチーム一丸で守り、攻めもエースの連続攻撃
に託したときにも誰かしらゴール下で合わせるようにセット
があり、今季多く見られるフローターシュートもサンダーの
この試合ではロングレイアップのような滞空時間の長いシュート
であったり、この試合のための攻めというものが見られました。

ヒートもこのまま同じように展開してくるとも思えませんが、
バティエのスリーも決まるのは最初だけという印象が固まり、
後半の走りあい守りあう展開では、できる対処も限られて
来ます。

ある程度ファウルで止めるか集中的に走らせて圧力を加える
など意図的な展開をいかに作り出すかですが、こういうのは
コート上で指示できる選手がいるかという問題をはらんで
います。

第4Qのフィッシャーなどはまさにそんな役回りです。

やみくもにスリーやジャンパーを打っては落としている
最近のシュートシーンが目立ちますが、やはりベテランで
ヒートにはいない存在として控えのガードというより
頼れる存在として時にはスリーガードでも使われその
存在の貴重さを物語ります。

後半のヒートの攻めでは簡単なピック&ロールがインサイド
へカットした選手にはだれもつかず簡単に決まったシーンが
二回ほどありました。

それだけレブロンやウエイドへの守りに集中し、それから
先の展開に行かせず、1対1に集中させようというタイトな
ディフェンスでエースの意地を刺激した結果で、当然次は
ヒートも対策してくるでしょう。

しかし、このスピードに乗った展開ではまた相手の術中に
嵌るというのも十分考えられます。

ヒートにはフィッシャーのような選手はいませんから、
コーチのゲームブランをどうコート上に実現するかは
スリーキングスのご機嫌と相手の罠に嵌らないだけの
駆け引きをできるかという見どころも期待できます。

そんなコーチの思惑がぶつかり合いそれが破れてあとは
選手のガチンコのぶつかり合いでどう転ぶかわからないと
いうような展開を見られたらと思います。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 削げる感じ | トップ | アイスコーヒー研究 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

バスケ」カテゴリの最新記事