King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

またまた梅雨の晴れ間

2016年06月20日 10時44分48秒 | 珈琲
今年の梅雨は雨が少ないとはいうものの
予報では曇りでも急にパラパラと雨になったり
もう降らないと思って油断して傘も持たずに外出すると
雨に濡れてしまうというのはよくあることです。

梅雨時は油断せず慎重な行動が必要です。

各地に蛍の情報が出ていますが、蛍を見るには
月夜より曇天で蒸し暑い日が最適です。

しかし、この時期の雲間から出る月の明るさも
劇的な効果があり、なかなか見ものです。

火星や土星なども地球に近づいていていつもより
明るく大きくなっています。

珈琲は曇天よりこの雲間から出る明るい月に
合うようで、飲み口すっきりの豆と相性が良く
インドネシア系の豆がおすすめです。

ところが、このインドネシア系の理解は正しく
理解されているとはいいがたく、まずなぜマンデリン
かとかトラジャかということになるかとおもうのですが、
最近はキリマンジャロとかモカとかいう表記は慎まれ
国名表記が一般的です。

これは昨今のコンプライアンスに基づくことですが、
なぜかインドネシアだけマンデリンとかトラジャとか
部族名が使われているのはあまり問題視されません。

これはすでにブルーマウンテンなどのブランドとして
部族名が定着しているからでしょう。

つまり飲んでいる人は部族名とは知らないのです。

不思議なのは同じアジアでコーヒー文化が古くからあり、
生産量も世界第二位と多いにもかかわらず日本では全然
知られていないタイやベトナムという国があります。

この国の豆がほとんど知られていないのは、やはり日本人の
指向が単一オリジンを尊重して飲まれてきたという歴史に
よるものと思われます。

もちろんこれはお茶の産地による飲み分け、しいては
井戸の水を白湯で飲み分けた歴史によるものです。

それだけ繊細で豊かな文化が味の世界で確率している
ことから世界中で日本食がブームになり、かつては
ダイエット食として粗食ブームから流行ったものが
やっと本質の体の中から健康になる食事として味と季節を
とらえた文化として理解されつつあると思います。

そして、日本人の珈琲文化も喫茶店文化も世界のカフェ
文化とともに融合して単一オリジンを進化していくでしょう。

ということで、これから夏にかけてインドネシア系は
おすすめです。

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