King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

どっちの戦力UPが上?マブス対ロケッツ

2009年11月12日 19時18分52秒 | バスケ
2009/11/10
Team    1   2   3   4   T
Rockets  37   24  13   29  103
Mavericks 28   29  26   38  121

Arena: American Airlines Center, Dallas, TX
Officials: #32 Eddie Rush , #11 Phil Robinson , #25 Tony Brothers
Attendance:19,720
Duration: 2:14

アリーザとアーテストとどちらがよかったのかと言う
ことについては、誰でも力的にはアーテストだと思う
はずです。しかし、この日のアリーザをみれば、ロケッツは
いい補強をしたと納得したと思います。

それだけ成長著しい若手であり、人気の都会のチームで
もまれた彼の変貌振りは、立派にスターターを担うものに
なったと言えます。

前半はそんなことを思いつつ、リックアデルマンのプリンストン
オフェンスを眺めることになります。そして、その結果、
15点差も開く一方的な展開になりました。

ヤオミンやマグレディがいないのも、それほど気にならない
活躍です。しかし、前半の終わりくらいには急に点差が
詰まってきてプリンストンオフェンスも所詮アマチュア
戦法かと言う感じになっています。

得点能力の高い選手が揃う両チームなので、15点差も
主導権を失うとあっけないものです。

前半残念だったのは、せっかく成功したパターンも
マブスの早い攻めを逆に速攻で返すというセオリー
通りの仕返しが徐々におのずとリズムを崩し相手の
ペースにはまっていっているというところの修正が
なされなかったことです。

早いペースで攻めるマブスもシュートをするのは
外からテリーかハワードであり、はずしても繰り返し
この早い攻めで中にペネトレートしたら外にパスアウト
して、彼らに打たせます。

しかし、彼らが如何に点を取ろうが主砲は別で、ダンピア
のインサイドとキッドやバレアのシュートもサイド砲に
過ぎません。

速攻での最後のパスを受ける選手に今年はショーンマリオンが
入ったのは大きな戦力には違いありません。しかし、外から
ぼんぼん打てる人がいるからリードされている試合もひっくり
返せるし、主砲としてどこからでも点が取れる力強いエース
がいるから、相手に守る焦点を与えない攻撃となっているの
でしょう。

この試合では、マブスのほうが高さに優位があり、リバウンド
も支配していましたが、先日のピストンズのように相手の守り
の要を突いたり、執拗に主砲に張り付くディフェンスができる
チームには弱いのです。

昨期は、そんな明らかになったマブスの弱点をスパーズのような
ディフェンス重視のチームにやられファイナル初戦に敗退して
しまいました。今年はそれを補うパワーアップができたのかと
言うことですが、ダンピアがファウルアウトや故障したら代わりは
いないのは相変わらずです。

この試合では、ダンピアは得点にリバウンドに大活躍でしたが、
まともなセンターのいるチームやチャージングをしっかり取れる
チームでもこの活躍ができるかが今後の注目点でしょう。

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