『闇の花道―天切り松 闇がたり〈第1巻)』(集英社文庫)
★★★★★
留置所にやってきた老人・天切り松の語る
義賊「目細の安吉」一家の物語。
大正の昔、父に連れられて松蔵は
「抜け弁天の親分」安吉のもとを訪れる。
博打打ちの父のせいで、母が病死したのち姉は売られ、
松蔵もまた安吉のもとに預けられることになった。
翌年、安吉の親分にあたる仕立屋銀次が釈放されることになり、
検事が安吉のもとを訪れるが……
****************************************
蔵書整理のため再読。
個人的に、このシリーズの1・2巻が浅田次郎の作品の中で
いちばん過不足が無く、バランスが取れていて美しいと思う。
「槍の小輔」「百万石の甍」が特に良い。
以前にテレビドラマ化されたときのキャストは、
松蔵:中村勘九郎
安吉:渡辺謙
栄治:椎名桔平
寅弥:六平直政
さよ:井川遥
で、イメージにぴったりだった記憶あり。
おこん姐さんと書生常が完全に脇役扱いだったのは
残念でした。
★★★★★
留置所にやってきた老人・天切り松の語る
義賊「目細の安吉」一家の物語。
大正の昔、父に連れられて松蔵は
「抜け弁天の親分」安吉のもとを訪れる。
博打打ちの父のせいで、母が病死したのち姉は売られ、
松蔵もまた安吉のもとに預けられることになった。
翌年、安吉の親分にあたる仕立屋銀次が釈放されることになり、
検事が安吉のもとを訪れるが……
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蔵書整理のため再読。
個人的に、このシリーズの1・2巻が浅田次郎の作品の中で
いちばん過不足が無く、バランスが取れていて美しいと思う。
「槍の小輔」「百万石の甍」が特に良い。
以前にテレビドラマ化されたときのキャストは、
松蔵:中村勘九郎
安吉:渡辺謙
栄治:椎名桔平
寅弥:六平直政
さよ:井川遥
で、イメージにぴったりだった記憶あり。
おこん姐さんと書生常が完全に脇役扱いだったのは
残念でした。