金木犀、薔薇、白木蓮

本と映画、ときどきドラマ。
★の数は「好み度」または「個人的なお役立ち度」です。
現在、記事の整理中。

106:山本史也 『神さまがくれた漢字たち』

2008-11-10 21:36:22 | 08 本の感想
山本史也(白川静/監修)『神さまがくれた漢字たち (よりみちパン!セ)』(理論社)
★★★☆☆

著者は白川静の弟子とのこと。
漢字の成り立ちについて、通説とは異なる白川説を紹介。
おもしろかったのだけれど、文章が大変に読みづらいのと
白川説を信奉するあまり(?)客観性に欠ける書き方を
しているのとで、いまいち入り込めず。
とにかく文章が曲者で、「中学生以上のすべての人」を
対象としたレーベルにしてはわかりにくく、
中学生には勧められないなあ~~。

「民」の漢字の成り立ちにも「ほほう」と思ったけれど、
なにより驚かされたのは
折口信夫と釈迢空が同一人物だったということだ!
というかわたしが無知すぎた。すみませんでした。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする