ベトナム最後の王朝、グエン朝(1802~1945年)の都が置かれたフエにて、王宮の見学に訪れた。
1803年に建設された大和殿は80本の漆塗りの柱が支える大広間。
ここで皇帝が正式に賓客に接見したり重要な宮廷の儀式が行われた。
この大和殿は中国の紫禁城を真似て造られたものだそう。
大和殿の屋根には龍を模した色鮮やかな装飾が。
インドシナ戦争とベトナム戦争の際に破壊されたため、敷地の大部分は廃墟のまま残されている。
チュンドゥック門
牛門の上から王宮を望む。
牛門の屋根の装飾と瓦。
王宮の内堀にはたくさんの蓮が浮かんでいてとてもきれい。
王宮門に面しているフラッグタワーは1809年のザーロン帝の時代に建てられた。
建造当初は木製だったが大嵐や戦争で何度か破壊され現在あるのは1969年に建てられた物で鉄筋コンクリート製。