蓼科浪漫倶楽部

八ヶ岳の麓に広がる蓼科高原に、熱き思いあふれる浪漫知素人たちが集い、畑を耕し、自然と遊び、人生を謳歌する物語です。

ふたご座流星群  (bon)

2022-12-16 | 日々雑感、散策、旅行

 これまでも流星を観ようと、何度かチャレンジしていました。 拙ブログでも、
2010年の12月に“寒いミッドナイトイベント”気取りで観たけれども、見えなかっ
たとあり、その2年後の12月14日「流れ星」の記事には、前夜(12/13)23時ころ、
10分程見て1個大きい流星を観て、寒くてそれきりだった。
 2年前には、ベランダに出るのは諦めて、youtubeのライブカメラによる観測で
お茶を濁し、暖かい部屋の中で0時半から10個観たのでした。

         (ネット画像より)

 今回、一念発起(大げさ)の気持ちで、一昨日(12/14)ベンチコートに身をく
るみ、月が昇る前の21時ころからベランダに出て観測しました。お昼程風は強く
ありませんでしたが、冷たい風の中、椅子に座ってものの10分、「来た~っ!
天頂あたりから西方向に大きな、1分も流れたかと思うくらい長い明るい流星が流
れました。何ということ、今回はついている! そんなことを思いながら、しば
らく我慢を決め込んでいました。

 (ネット画像より)

 街中の夜は明るく、月が無くてもその昔に観た夜空とは違い、ほんのりと明る
い感じの中、西には木星が、東には火星が明るい光を放ち、オリオン座は東の空
にようやく昇り始めてきました。 割とたくさんの星を見ることが出来ました。
オリオン座のペテルギウス、リゲル、そしてふたご座のボルックス、おうし座の
アルデバランなどははっきり光っているのでした。

 そんなことを観ていると、天頂を北から南方向に薄い流れ星、少しおいて東の
方向に短いすぐに消えた流れ星。 これでも、今回肉眼で3つも見えた・・そんな
喜びに、寒さも我慢でき、ほどなく30分が過ぎるころ、東の低いところに大きく
光る流星を捉え、もう十分満足で、ベランダを後にしました。
 Yuotubeのライブは本栖湖からのものがありましたが、今回はリアルライブで
ラッキーでした。

 (国立天文台画像より)

 

 この時刻になると、オリオン座の左下あたりに、おおいぬ座の1等星シリウスが
だいぶ昇って来ていました。

 いつもは、夕食前にお風呂に入りますが、この日は、ベランダから部屋に入って
から、22時前頃に湯船に浸かり、のびのびと、ゆったりと満足を味わいました。

             

 ふたご座流星群は、12月末~1月のしぶんぎ座流星群、8月のペルセウス座流星群
と共に3大流星群の一つで、これらは1時間に100個ほど流れるそうですが、街の灯り
などではその何十分の一で、都会では見えないことが普通なんですね。それから
見ても、今回はラッキーでした。

 どうしたことか、翌朝5時台に目が覚め、再びベランダに出ましたが、天頂付近
に下弦の月が煌々と輝き、小さなちぎれ雲が一面に広がり、とても流星どころでは
ありませんでした。

             

 ふたご座流星群の母天体(流星物質を放出している天体)は、フェートン(ファ
エトンとも)だと言われています。フェートンは1.43年の公転周期を持つ近地球
小惑星の一つで、彗星と小惑星の中間的な特徴を持つ過渡的な天体である可能性
が高いといわれているそうですがよくわかっていないとのことです。

 

昔懐かしい曲から・・

Catch a Falling Star by Perry Como - lyrics

 

 

 

コメント
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