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Steeve Jobsのことは、これまでアップル社のCEOとして、ビルゲイツとともにIT業界をひっぱてきた2大巨頭の一人であるとの認識しか持ち合わせておりませんでしたが、
8月24日、世界の新聞が報道したApple社のCEO Steve Jobsの辞任の記事(ここをクリック今日の日経が読めます)にふれ、Steeve Jobsのことをネットで調べてみたくなった。彼は単に優秀な経営者であるというばかりか、彼が世に送り出したIT端末機器が人間の生活の仕方を変え、さらにはパラダイムシフトともいえる社会変革を起こしたといっても過言ではない、彼が世界に果たした役割の大きさを考えると、その人間としての偉大さに驚かされた。
先ず、彼の辞任の弁を読んでみよう。
Apple取締役会およびAppleコミュニティーの皆様
私はこれまで常々、私がAppleのCEOとして職務と期待に応えられなくなるような日が来たときは、私からまず皆様にお伝えすると申してきました。残念ながら、その日が来ました。
私はAppleのCEOを辞任いたします。もし取締役会が認めてくださるならば、取締役会会長、取締役そしてAppleの従業員として今後も務めさせていただきたいと思います。
私の後任には、継承計画を実行し、ティム・クックをAppleのCEOに任命するよう、強く薦めたいと考えています。
Appleの最も輝く、最も革新的な日々はこれからだと信じています。その成功を新しい役で見守り、また貢献したいと思っております。
私はAppleで、生涯で最高の友人と言える人たちと出会いました。長年にわたり、皆様と一緒に仕事をさせていただいことに感謝いたします。
スティーブ
Steve Jobs(ここをクリック)は、1977年に友人と共にアップルコンピュータを設立し、現在のMac(マック)の前身となるパーソナルコンピュータAppleIIを世に出し、1981年に社内での対立により一度アップルを去るが、1997年に当時低迷していたアップルに復帰し、その後MacCPシリーズに続き、IPod,IPhone,IPadと次々とヒット製品(ここをクリック)を世に出し、アップルを世界で最も革新的で価値のあるテクノロジー企業になるまでに育て上げた。今や時価総額でエクソンに次ぐ世界有数の大企業に成長させた。現在のアップルの成功に最も貢献してきた人物である。
「Stay hungry, stay foolish.」
Steeve Jobsが2005年8月にスタンフォード大学のスピーチは伝説のスピーチといわれている。人生訓ともいえる感動あふれるスピーチに見送られた卒業生は、素晴らしい人生を歩んでいくことになるであろう。
その翻訳文がネット上にあったのでここに載せておく。(ここをクリックすると訳文が現われる)
Steveはアップル社退社後、新しい事業をM&Aし、その子会社のPixar社はコンピュータグラッフィクスでアニメを作る技術を持っていたが、その顧客がディズニーであった。Pixar社は2006年にディズニーに買収されることになる。
このように常に、夢と情熱をもって、事業を起こすSteveの人となりをあらわしている。
時同じくして、管直人首相が辞任した。Steeve Jobsの人の心を動かす弁舌はあまりにも有名である。管首相がSteeveのプレゼンを学んでおれば・・・・・下記の動画は
リーダーの弁舌の重要性を取り上げていて、おもしろい。
Steve Jobsがアップルの成功に果たした役割を考えると、彼がCEOを辞任した後アップルはどうなるのか?誰もが大いに関心を寄せている問題である。
8月27日付け日経電子版にFTTimesにこの問題が取り上げられている。カリスマなきアップルの新CEOの手腕と題した参考意見が述べられている。
9月6日付け日経電子版に、Steve JobsのCEO退任の関連スペシアル レポート「アップル宴のの終わり、ITの停滞」が掲載されていたので、転載しました。(色塗り部をクリック)
そのおかげで、後のジュラシックパークやトイストーリを見るハメになりました。
私がPCにかかわるようになった最初は、リンゴのマック(mac)でした。ウインドウズから入っていたら、ここまで続いてこなかったかもしれないなぁ~。
事業の一部であるPixar Animation Studiosに関係されていたとは、すごいですね。Steeveにあってれば、ひょっとして人生が変わっていたかもしれませんね。(笑い)
Toy Storyの動画を追加であげておきました。Steeveはディズニーの個人筆頭株主ですね。
MACの素晴らしさが、ココにあったのですね。
私はその違いを知りませんでした。
デザインをする人は必ずMacを使ってますものね。これからどのようにAppleは変わるのでしょうか?