牛込・神楽坂 酒問屋 升本総本店の別館「涵清閣」 主人が語る

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佃煮紀行は小休止? この間に評価法を考えてみましょうか(まずは価格)。

2021-12-06 11:56:46 | 週末ジョギング佃煮紀行
                          

                           【公式HPはこちら↑】




ついに前回で10回を数えた江戸東京佃煮紀行
土曜のジョギングでふくらはぎを痛めてしまったのでしばらくは静養モード。
走って買いに行くことは叶いませんか、この機会に前からやりたかった、それぞれの佃煮屋さんの特徴評価のやり方を考えてみましょう。


まずは最も簡単というか客観性のある「価格」です。





色々巡ってみて分かったのは、実はお値段って結構揃っていて、イメージ的には「しらす」で100gで700円くらいというのが相場
(例えばこの前の湯葢さんは外税690円、佃島の丸久さんは内税734円)


これを標準として、星3つ★★★☆☆と表現しましょうか。

多くはこの水準なのですが、初回の浅草橋の鮒佐さんだけはちょっと違って、(その時も印象が強かったので触れましたが)100gで3,040円(内税)

先ほどの「相場」の4倍!!、まさに佃煮界のルイヴィトン(LVMH)ですね。
星5つの★★★★★と表現させて頂きましょう。

ちなみに、その間の星4つ★★★★☆というのは、これまでに行った中では新橋の玉木屋さん
(確か70g売りで1000円くらい)

また、星2つ★★☆☆☆のちょっとリーゾナブルな価格は、東雲の佃宝さんなどでしょうか。

これから、この方法で記載していきましょう。
(ただ、これは「しらす」の価格なのでシラスの星、しらすぼし(しらす干し」ですね。


失礼しました。。。。。。。。。。。。




【週末ジョギング・江戸東京佃煮紀行】

その10:合羽橋「佃煮処 湯葢」

その9:吾妻橋「海老屋総本舗」

その8:四谷「有明家」

その7:佃島「つくだに 丸久」

その6:東雲「佃宝本店」

その5:谷中「中野屋」

その4:佃島「天安本店」

その3:新橋「玉木屋」

その2:東上野「鮒藤商店」

その1:浅草橋「鮒佐」



【謹告】12月27日(月):第3回新川大神宮樽酒祭り開催決定
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週末ジョギング・江戸東京佃煮紀行(その10:合羽橋「佃煮処 湯葢」)

2021-12-03 11:18:02 | 週末ジョギング佃煮紀行
                          
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昨日は午後4時半頃にはもう日が暮れていました。
(なんでも冬至よりも今の方が日没時間が早いようです)

そんなこともあって、夜の寒さも本格的になって来て、(連載?)佃煮紀行的には佃煮で燗酒!というのが楽しみな時期ですね。


そんな佃煮紀行の漫遊先ですが、先般、日本酒のことを色々と教えて頂くことも多い下谷の問屋仲間(先輩)から、「浅草に鮒金という老舗の名店があったんだけど、、、」とお聞きしました。

「あったんだけど、、、」というのは何年か前に閉店してしまったということなのですが、残念!とネットで見ていたら、その鮒金出身の方が出したお店が合羽橋にあるというので、早速ダッシュで行きましたよ。





お店の名前は「湯葢(ゆぶた)」さん。

鮒金で15年修業された後、2018年2月にこのお店を開かれたということで、鮒金さんの閉店(2017年)とほぼ入れ替わり。
場所も(旧)鮒金さんから走って2,3分といったところでしょうか。ご近所のお馴染みさんも引き継いだのでしょう。




今どきのお店らしく明るい内装の店内ですが、ショーケースの中に漆器の鉢(というのかな?)というのは極めてオーソドックス。
その中で色々な佃煮が量り売りされています。


恒例?のしらすと、葉唐辛子を買って帰りました。
お値段はというと、良心的というか、標準的な価格。
(★表示をするなら、★★★☆☆かな ←価格等の星マークは今度整理しますね)




残念ながら鮒金さんの佃煮は食べたことがないのですが、浅草だし塩辛い!という気がしますよね。
(と、言いつつ、前回の吾妻橋の海老屋さんは違いましたが)

こちらの湯葢さんも塩辛いというよりは甘味もあって甘辛風

ただ、尖ってはいないものの、しっかりと塩も効いているし旨味も含め「味が濃い」という印象です。

ご飯に良し、酒の肴に良し、ですね。

下谷の先輩にご報告せねば。


【週末ジョギング・江戸東京佃煮紀行】

その9:吾妻橋「海老屋総本舗」

その8:四谷「有明家」

その7:佃島「つくだに 丸久」

その6:東雲「佃宝本店」

その5:谷中「中野屋」

その4:佃島「天安本店」

その3:新橋「玉木屋」

その2:東上野「鮒藤商店」

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週末ジョギング・江戸東京佃煮紀行(その9:吾妻橋「海老屋総本舗」)

2021-11-23 16:11:24 | 週末ジョギング佃煮紀行
                          
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前回まで8軒の佃煮屋さんを巡ってきた佃煮紀行ですが、その中で2軒(日暮里の中野屋さんと東上野の鮒藤商店さん)から修行先として名前が出ていたのが海老屋というお店。

ただ、鮒藤商店さんの修行先は「新橋の『海老屋』」さん、中野屋さんの場合は「エビや」さん。

残念ながら「新橋の『海老屋』」さんは存在を確認できませんでし、「エビや」さんは地域が不明なのですが、現在、最も有名なのはこちらの海老屋さんでしょう。






浅草から吾妻橋を渡ったところにある、「海老屋總本舗」さんです。
(お邪魔したのはちょっと前)




店名の上には「江戸前 津久だ煮」と書いてあります(問屋仲間の津久浦さんみたい)。


それはさておき海老屋さん、創業明治2(1869)年の老舗で、高島屋や松坂屋、松屋さんなどのデパートさんにも売店を構えるなど、手広く商売をなさっています。
(ホームページを見たら、以前は日本橋の鮒佐さんが入っていた三越本店にも入られているようです)


交差点に建っているので2面がガラス張りになっていて、広くて清々とした店内には、ショーケースが何本かあって、量り売りの器や進物用の詰め合わせなどが飾られています。




「老舗」でしかも浅草-吾妻橋ですから鮒佐さんのような「キレキレの塩辛さ」を想像しつつ、「しらす」を買って帰りました。
(上で触れたようにちょっと前なのでお値段ははっきり覚えていませんが「普通」だった★★☆☆)


ところが実際には甘みがあるし、全体の味のトーンも煮詰めたような濃さではなく、水分を残したまま煮たようなマイルドな味わい

ちょっと拍子抜けしましたが、いや、美味しいですよ。


デパートさんに出しているからより広く受け入れられる味にしているのか、あるいはそういう味なので今どきのデパートさんに入っているのか。


普通の佃煮のほかにも「若煮」というさらにマイルドなラインナップもあったり(貼り紙などを見ると、こちらの方がオススメみたい)、お店の方針としてマイルド系を向いているようです。


佃煮も世につれ、なんですね。



【週末ジョギング・江戸東京佃煮紀行】

その8:四谷「有明家」

その7:佃島「つくだに 丸久」

その6:東雲「佃宝本店」

その5:谷中「中野屋」

その4:佃島「天安本店」

その3:新橋「玉木屋」

その2:東上野「鮒藤商店」

その1:浅草橋「鮒佐」




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週末ジョギング・江戸東京佃煮紀行(その7:四谷「有明家」)

2021-10-26 15:28:37 | 週末ジョギング佃煮紀行
                          

                           【公式HPはこちら↑】




ここまでに江戸東京佃煮紀行と題して触れたのは7軒の佃煮屋さん。

本場の佃島をはじめ様々なお店をご紹介していますが、よく考えると地元神楽坂界隈のお店って紹介していないんですよね。

と、いうより、古くからの佃煮屋さんが見当たらない、というのが正直なところ。



以前は、神楽坂上の先、東京メトロ神楽坂駅の手前に「有明家」さんという古い佃煮屋さんがあったのですが、何年か前(もしかしたら10何年前?)に閉店し、今では不動産屋さんになっています。

結構古い感じのお店だったのですが、調べてみると開店は昭和4年で、四谷の本店の出店だったようです。

と、いうわけで、本家の四谷の有明家さんまで走って行きましたよ。







四ツ谷駅から新宿通りを四谷三丁目に向かって最初の角にある「有明家」さん。





八階建ての「有明家ビル」という建物の1階が、昔ながらの風情の佃煮屋さんになっています。

創業は文久年間(1861~1864年)。ウチのHPによれば、ウチが揚場河岸(神楽河岸)に移転したのが万延元年(1860年)ということですから、その直後ですね。

買い求めたのは「しらす 100g」700円ナリ。
(そろそろお値段の感覚がつかめてきましたが、これは江戸標準価格ですね)





お酒(新川大神宮で頂いた惣花)と共に頂きましたが、「薄あまじょっぱい」感じで、「しらす」の味や歯ごたえも感じられる上品な味です。

切れ味というか、醤油の塩辛さの尖り具合で言うと、鮒佐 > 丸久・天安本店 ≅ 有明家という感じでしょうか。
繊細な分、ご飯よりお酒に合いそうな気がします。

ちなみに有明家さんから目と鼻の先にはお得意先の酒屋さん「鈴傳さん」がありますが、こちらの創業は嘉永3年(1850年)なので、150年前には「鈴傳のお酒と有明家の佃煮で一杯」というシーンがあったのかもしれませんね。


神楽坂の有明家さんでも買ってみたかったなぁ、、、

平成は遠くなりにけり、です。


【週末ジョギング・江戸東京佃煮紀行】


その7:佃島「つくだに 丸久」

その6:東雲「佃宝本店」

その5:谷中「中野屋」

その4:佃島「天安本店」

その3:新橋「玉木屋」

その2:東上野「鮒藤商店」

その1:浅草橋「鮒佐」




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週末ジョギング・江戸東京佃煮紀行(その7:佃島「つくだに 丸久」)

2021-10-10 17:39:06 | 週末ジョギング佃煮紀行
                          

                           【公式HPはこちら↑】



佃煮と言えば、の佃島
老舗と言われる佃煮屋さんは3軒残っているのですが、こちらもその1軒。





つくだに「丸久」さんです。
創業は安政6年(1859年)ということです。

「その4」でご紹介した「天安本店」さんなどは昔ながらの建物なのですが、こちらは最近建て替えたと思わしき、ある意味普通の店舗兼住宅
(東上野の「鮒藤商店」さんもこんな感じですね)





旧石川島の佃リバーシティから佃島に渡るとまず目につくのがこのお店(最初のアングル)なので、自分は最初に佃島に来た時はこのお店に入りましたが、「佃島散策」を楽しむ方は、古い佇まいのお店に行きそうな気もしますね。
建物が佃煮を作るわけではないのですが、インスタ映えって奴でしょうか。でも、古い建物の方は地震が怖そう


お店の中は普通の佃煮屋さんで、カウンターの中に色々な佃煮の鉢が並んでいます。





先日うかがった際、勇気を出して佃煮屋さんで初めて「カウンターの写真撮って良いですか」とお断りして撮ったものですが、致命的に下手な写真ですね。

「しらす」100g734円ナリを買って帰ったのですが、昔ながらの経木(←今の若い人は知ってるのかなぁ)を模した包み紙に入っているところなども風情を感じます。





「しらす」は「鮒佐」よりもちょっと大きめで、塩は普通の塩辛さ(なので、鮒佐より控えめ)、ほのかな甘み。
ご飯にもお酒にも合いそうです。

しかし、写真同様、味に関する↑の説明も、月並みというか、下手くそですね。

かといってファンタスティックな表現だと他のお店との比較もできないし、定性的でも比較できるような表現を工夫した方が良いかも、です。

次回までに考えてみましょう。



【週末ジョギング・江戸東京佃煮紀行】

その6:東雲「佃宝本店」

その5:谷中「中野屋」

その4:佃島「天安本店」

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その2:東上野「鮒藤商店」

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週末ジョギング・江戸東京佃煮紀行(その6:東雲「佃宝本店」)

2021-09-26 15:34:57 | 週末ジョギング佃煮紀行
                          

                           【公式HPはこちら↑】












海に向かって叫ぶ、ために週末ジョギングは東京湾に。





河口に架かっている橋も、そのものズバリ「荒川河口橋」



東側から橋を渡ると、西側には夢の島緑地、辰巳緑地と森が続きます。




落葉広葉樹などの森で、景観だけからだと北の丸公園の森などと同じような感じなのですが、この辺り、自分が子供の頃は埋め立て真っ最中のゴミの島
(あるいはNHKの名作「夢の島少女」の風景)


そこが40年くらいでこんな森になっちゃうんですね。恐るべし温帯湿潤気候。
考えようによっては、そういう風土だからこそ、過去の(反省すべき)ことをみんな忘れてしまうのかもしれませんね。


で、それはさておき、辰巳の森を抜けると、今度は高層マンションが立ち並んでいます。





その先、走っていくと、こんなビルが。





屋上には「つくだ煮 佃宝」という看板が。

これぞ週末ジョギング佃煮紀行、もちろん前まで行きましたよ。



店頭やお店の中には野菜なども並んでいて一見八百屋さんの風情なのですが、カウンターにはちゃんと大皿に入った佃煮が。

「しらす」が見当たらなかったので、「あみ」と「細切り昆布」をお願いし、待っている間「しらすってないんですねぇ」と聞いたら、「ありますよ」と言われたので、「じゃあ、それも」ということで、「しらす」も頂きました。
ちなみにお値段は80gで500~600円くらいと普通の価格帯





うかがったお話では、まだ東雲に工場しかない頃に(佃煮の工場を)当代のおかみさん(とご主人で)が始められたということですから、半世紀ちょっと前、ということでしょうか(後でホームページを拝見したら「創業から60年以上」とありました)。





包み紙にもあるように、歌舞伎座にもお店を出されているということですから、テレビ的には十分老舗、です。


あ、昨夜は「細切り昆布」を頂きました。
お店の雰囲気から「甘辛でいうと甘系かな」と思ったのですが、甘辛どちらも強くなく、昆布の味が前面に出ている、フレッシュ系のお味でした。お弁当に入っているような感じ。

佃煮工場からのスタートのようなのでそうなのかもしれません。
このお店で記事は6軒目、何となく自分の中で判断軸が出来てきたような気がします。


「あみ」と「しらす」も楽しみです。


【週末ジョギング・江戸東京佃煮紀行】

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週末ジョギング・江戸東京佃煮紀行(その5:谷中「中野屋」)

2021-09-24 11:45:00 | 週末ジョギング佃煮紀行

                          

                           【公式HPはこちら↑】







勝手に立ち上げた新カテゴリ「週末ジョギング・江戸東京佃煮紀行」

昨日はお彼岸でお寺に出かけたのみだったので走っていないのですが、写メのストックから






日暮里、谷中の「中野屋」さんです。

「谷中」って、「谷の中」という漢字から低地と思いきや、、、

実際、谷中銀座などは不忍池に続く俗称「へび川」の「谷の中」なのですが、そこから有名な階段「夕焼けだんだん」を上った崖上も、谷中墓地や数々のお寺、朝倉彫塑館などの昔からの「谷中」地区なんですよね。

この「中野屋」さんは崖上、「夕焼けだんだん」を上って日暮里駅に向かう中間地点にあります。





創業は1923年(大正12年)ということですから、再来年で創業100周年。

写真にもあるように、「名代 つくだ煮」と掲げられたお店は前面全部がお店(ショーウインドウ&お帳場)になっている堂々とした建物。「名代つくだ煮」という金文字が光っています。
(ネットで調べた情報では、昭和2年に建て替えたらしいので、建物もあと数年で100年)

同じ情報源では、「エビや」で修業した初代が日暮里にあった佃煮屋を居抜きで買って創業したということです。

「エビや」さん、、、、有名な吾妻橋の海老屋さん、あるいは「その2」でご紹介した東上野の「鮒藤商店」さんの修行先という、今はない「新橋の『海老屋』」さん、どの「エビや」さんなのでしょうね。

こちらのしらすの佃煮、しっかりとした甘辛味(甘味もある)で、「しらす」の大きさもそれなりにある、「おかず映え(←勝手な造語です)」する佃煮ですね。


渋い佇まいとは裏腹に、お支払いは電子マネーでもコード決済でも、というDX全開。

値段は忘れてしまったのですが、ネットで調べたら100gで650円。相場ですね。

腰塚ハムと並ぶ、谷中土産(食べ物編)です。
(そういえば、腰塚ハムの名物の「コンビーフ」って、佃煮みたいともいえる)

【週末ジョギング・江戸東京佃煮紀行】


その4:佃島「天安本店」

その3:新橋「玉木屋」

その2:東上野「鮒藤商店」

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週末ジョギング・江戸東京佃煮紀行(その4:佃島「天安本店」)

2021-09-12 14:27:05 | 週末ジョギング佃煮紀行
                          

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「佃煮紀行」の聖地「佃島」に向け走り出した昨日の週末ジョギング。
新川から隅田川の向こうの佃に、渡船でもなく、泳ぎでもなく、中央大橋で渡るところまでは昨日書きました。

で、晴れて佃、正確には石川島のリバーシティ21エリアに渡ったのですが、ここ、バブル直後の当時は「タワマン」という言葉はありませんでしたが、超高層マンションを中心としたハイソでお洒落な開発として話題になりました。
(今なら「都心のリバーフロント、江戸を一望するタワーマンション」とかになるのでしょうか)

このお洒落なエリアを抜けると佃島なのですが、途中に復元された「灯台(下は公衆トイレ)」があって、昔のことを記した説明板が。





江戸時代には2つの別の島だった、左の「石川島人足寄場(リバーシティ21)」と右の「佃島」の間に灯台があったそうです。

で、灯台の先には、隅田川からの水路が残っていて、小橋で渡るようになっています。





この水路、再開発の際に埋めるのは簡単だったでしょうが、どちらか片方の強い強い要望で残したんでしょうね。


さて、結界の橋を渡ると、お洒落な再開発とは無縁の昭和の路地裏。
本来の佃島エリアです。

防潮堤の裏側の通りにはポツリ、、、、、ポンポンと3軒の佃煮屋さんがあるのですが、今回はこちら。





3軒の中で一番アピールしている?感じの「天安本店」さん。
並びで言うと2軒目、創業は天保8年(1837年)ということで、これも佃島の3軒の中では2番目。

店名は、初代の安吉さんの「安」の字と、創業の天保の「天」の字をとったらしい(けど、江戸の場合、天明とか天保とか天正とか「天」は結構ありますよね)


ガラス戸を開けるとショーウインドーの大皿に各種の佃煮がずらり。

「その1」の「鮒佐」さんでは想定外の価格で、ジョギング小銭入れのお金が足りなくなりそうだったので、一応「何グラムから量ってもらえますか」と聞くと、「100gからです」と。

値札を見たら、「白す 100g 780円」。安心して「それじゃあシラスを100g」とお願いしました。

確か「鮒佐」さんでは3,000円超(なので50gにした)でしたから、グラム当たりだと価格差は4倍以上

ちょっと衝撃ですね。

とあれ小銭入れの中の硬貨だけで無事買い物終了、です。





渋い包み、老舗っぽい。
「その1」の記事の写真でこれまたそれっぽい「鮒佐」さんの時の包みと比べると、

・紐がかかっていない
・「しらす」という商品の中身のシールが貼っていない
・「全国土産品連盟」というシールも貼っていない
・ちなみに中身は佃煮だけで、鮒佐さんのようにミニパンフなどは入っていない

などが簡略化されていて、その辺りも衝撃の価格差の理由なのかもしれませんね。


しかし、屋号に「元祖」が付いているのではなく、「元祖 佃煮」なんですね。
「元祖 大吟醸」とか銘打ったら人気商品になるのでしょうか。


※あ、まだ食べていないので、お味は後で書き足します。。。。
後日記入:甘辛いなかで、「しらす」が「魚だヨ」と存在感を示す大きさ(逆に言えば「鮒佐」は小さくて「あみ」みたい)ということもあり、しょっぱさ全開ではない印象です。

【週末ジョギング・江戸東京佃煮紀行】

その3:新橋「玉木屋」

その2:東上野「鮒藤商店」

その1:浅草橋「鮒佐」







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週末ジョギング・江戸東京佃煮紀行(その3:新橋「玉木屋」)

2021-09-04 16:40:22 | 週末ジョギング佃煮紀行
                          
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せっかくの週末ですが、はっきりとしないお天気。

ジョギングも雨が降ってきたら走って戻れる(←いずれにせよ走ってますが)範囲でウロウロということで、めぼしいネタもなし。

そんなわけで、写メのストックから、先週立ち上げたカテゴリ「佃煮紀行」を埋めてみましょう。

前回「その2」でご紹介した、上野の鮒藤商店さんですが、その際も書いたように「先代が奉公先の新橋の『海老屋』から独立して創業」ということでした。

『海老屋』といえば吾妻橋の海老屋」「『新橋』といえば玉木屋」で、今日は後者の新橋の玉木屋さんをご紹介。


新橋駅を汐留方面に出て、銀座通りに入る角に、立派なお店を構えられています。






創業は江戸時代の天明2年(1782年)ということですから、「天明年間」と謳っている)ウチの創業と同じ時期。
「その2」の鮒藤さんもそうでしたが、ご縁ですね。

店内に入ると、デパートに売っているような(実際銀座三越で売っている)きれいなパック詰めの佃煮と、昔ながらの量り売りのものがあります。

店内にはなぜか「アインシュタインのお気に入り 細切昆布」というPOPがありました。


(著作権が微妙なので、「イラストや」さんのもの)

彼の来日時、確か小石川植物園で歓迎会があって、帝国ホテルに泊まった、というのを聞いたことがありますから、帝国ホテルから銀座への散策などの際に立ち寄ったのでしょうか。


お店の人によると、塩辛いのはどうも、という場合にはマイルドな「白佃煮」というのと「ぶどう佃煮」というのがあるそうですが、買い求めたのは(定番?の)普通の佃煮

実際には定番でも甘みが結構強く、「その1」でご紹介した鮒佐とかと比べると塩辛くなかったです。

そういうこともあって、「アインシュタインもお気に入り」だったのかもしれません。

それにしても、アインシュタインって、親の世代の物理学者のその先生(要は湯川先生とか朝永先生)の世代のそのまた先生の世代(長岡半太郎とか?)、つまり自分からは3代前の曽祖父の代ですから来日もかなり前のはず。

調べてみると1921年で、ちょうど100年前。

100年間、佃煮屋さんでそれが代々伝えられているんですね。

良い話ですね。
家族のどなたかが物理学を志したりするのかなぁ。


【週末ジョギング・江戸東京佃煮紀行】

その2:東上野「鮒藤商店」

その1:浅草橋「鮒佐」





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週末ジョギング・江戸東京佃煮紀行(その2:東上野「鮒藤商店」)

2021-08-30 11:33:10 | 週末ジョギング佃煮紀行
                          

                           【公式HPはこちら↑】



昨日立ち上げてしまった佃煮紀行。

勢いでこのブログの「カテゴリ」も作ったので、それなりの数がないと格好もつきません。

で、よく考えるとこの前の週末、上野方面に走って行った際(アメ横の立ち飲み屋さんに触れましたね)にお寄りした佃煮屋さんをご紹介。

一口で「上野」といっても、上野公園の先の芸大やさらにその向こうの桜木から、御徒町の広小路や黒門小の辺りまで、そして下谷神社も(たぶん)上野だし、かなりの広さになります。

その中で、先週行った佃煮屋さんは、アメ横などから首都高速を超えた、いわゆる東上野のエリア。上で挙げた下谷神社とか、走っていると永寿総合病院などがランドマークの辺り。




20年位前、この辺りに客先の会社があったこともあり、佃煮屋さんがあったのを覚えていたのですが、昨年、久々に通った際に、ビルに建て替わったそのお店を発見。






店名の看板(建て替え前のもの?)はお店の中にあるので、外からの写真では見えにくい(サッシの枠に隠れている)のですが、「鮒藤」というお店。






店頭には大皿に乗った佃煮が並べられています(お店の中のカウンターにも佃煮が並んでいる)。





お店の奥では女性二人がちゃぶ台を囲んで世間話をされていて、注文すると右手の作業場で「ごそ、ごそ」と大皿から佃煮を量ってくれました。

お願いしたのは「しらす」の佃煮。お値段は確か100gで600円だったかな。
(その記憶があったので、翌週の鮒佐のお値段に怯んだ)

適度に甘味のある上品な味で、ご飯が進みそうです。

お店の名前が分かったので、帰宅してからググってみると、正式名称は「鮒藤商店 (フナトウショウテン)」。先代が奉公されていた新橋の「海老屋」という佃煮屋さんから独立して始められたお店のようです。
佃煮で「海老屋」と言えば、鮒佐同様デパートでよく見る吾妻橋にある海老屋が有名だし、新橋と言えば玉木屋が有名です(実はどちらもジョギングで寄りましたので今度ご紹介)が、新橋の海老屋というと、そのハイブリッド、ですね。


そんな鮒藤商店さんの創業はなんと1927(昭和2)年。そろそろ100年の老舗ということもありますが、揚場の升本が出資し、丸ビルの「升本総本店」を設立した年と同じじゃあないですか!

これはご縁ですね。今度お寄りしたらお話ししてみようっと。





江戸東京佃煮紀行(その1:浅草橋「鮒佐」




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週末ジョギング・江戸東京佃煮紀行(その1:浅草橋「鮒佐」)

2021-08-29 17:06:17 | 週末ジョギング佃煮紀行
                          
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                           【公式HPはこちら↑】




コロナ禍になってから週末ジョギングも皇居を周回というより、街道や川沿いにお散歩ジョグという感じ。


道すがら、公園や神社、お店などに寄ったりもしているのですが、この一年ちょっとを振り返ると、「佃煮屋さん」にも何度か立ち寄っています。


佃煮、その甘辛さというかしょっぱさ、血圧的にはさておき、日本酒にもご飯にも合いますよね。


で、昨日の週末ジョギングは、神田川沿い
途中、あまりの暑さに秋葉原のヨドバシカメラの巨大店舗で涼んだりして、その先、隅田川に出る浅草橋へ。


ここで冒頭触れた「佃煮屋さん」になるのですが、この辺りを通ったら、何回かに一度は「鮒佐」さんにお寄りしています。





立派な店構えの「鮒佐」さん。

「鮒佐」というと、三越の地下で見かける佃煮屋さんで、室町にもお店があるのでその本店?支店かなと思っていたのですが、金看板には「本店」の文字も。
wikipediaによれば、室町のお店はこちらの浅草橋のお店の「のれん分け」のようです。こちらの創業が幕末の文久2年、室町のお店が「のれん分け」したのが戦後すぐの昭和23年ということですから、「最近ののれん分け」という感じですね。


風情あるお店の中に入るとすぐにカウンターがあるのですが、そこには折詰とか曲げ物とかが入っているのですが、佃煮屋さんでよく見かける大皿がありません


その代わりというわけではありませんが、カウンターの後ろにある衝立に、「あさり」とか「昆布」とか「しらす」とか書かれた木札がぶら下がっていて、それを見て注文する形。


昨日は「しらす」をお願いしたのですが、値札を見ると100gで税込み3,040円!
都内の佃煮屋さんの中でもなかなかのお値段です(ジョギング中で手持ち現金もそれほどなかったので、50gを量って頂きました)。



(左の包みは前日にお仲間から頂いた、空也の最中)


タレに使っているのは、ヤマサ醤油ということで、店内にも山笠マークが。
(ちなみに三越にあるほうの鮒佐はキッコーマン醤油らしい)


ガツンと醤油で煮た鮒佐の佃煮は、甘辛いというより「しょっぱい」辛口で、ちびりちびりと(食べ)舐めながら燗酒に、という珍味ですね。


と、いうわけで、これを機に、これまで写メした写真も使いながら、佃煮紀行を綴ってみましょうか。


乞うご期待!!

※祝!シリーズ化週末ジョギング佃煮紀行です。





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