牛込・神楽坂 酒問屋 升本総本店の別館「涵清閣」 主人が語る

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甘酒は夏の季語?本当かどうか、歳時記を見てみた(甘酒党宣言、その3)

2011-09-02 11:29:59 | 甘酒党宣言



がんばろう日本
~被災地に想いを。我々の仕事をしよう!~




甘酒党宣言、その3、です。


「甘酒は夏の季語?調べてみましょう」ということで、




本棚にあった歳時記

(年に何度かしか見ないので、家人からは捨てろ、と言われていますが)




ありました!

餅米や粳米(うるちまい)の粥に麹をまぜてつくる。6,7時間で醗酵して甘くなるので、「一夜酒」ともいう。甘くて女子供に喜ばれる。

例としては


甘酒を煮つつ雷聞ゆなり

雨冷ゆる日の甘酒を暑うせよ


など。

確かに夏の季語、なんですね。

ただ、気になったのは、例もそうですし、説明にも「暑い折ではあるが熱い甘酒には格別の夏の味覚がある」とあります。


つまり、今流行り?の「冷やし甘酒」ではなく、やっぱり熱くして飲むということなのですね。

あー、暑そう。


ちなみに、この歳時記をめくっていると、夏の季語のものとして、「なるほど」という「ビール」や「冷やし酒」の他、「焼酎」も夏のものです。ふーん。

勉強になるなぁ、涵清閣。




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