牛込・神楽坂 酒問屋 升本総本店の別館「涵清閣」 主人が語る

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where culture meets nature. 大阪に行った。伊丹に寄った。「日本酒の自然誌」を観た。

2018-01-20 15:53:47 | 附属酒類経済研究所


                           
                           【公式HPはこちら↑】









実は昨日、所用で大阪に行ったのですが、予定よりも1時間ほど早く用が済んだので、大阪城公園に入ろうと思いつつ、天満橋⇒東梅田⇒大阪⇒尼崎と乗り換えて向かったのが、



伊丹です。
(乗り換えの手間の割に30分ちょっとで着きました)


で、伊丹と言えば「山は富士 酒は白雪」の小西酒造さんですが、小西さんを横目で見ながら(すいません!)向かったのが


こちら


伊丹の現存する日本最古の酒蔵(建物)と言われている「伊丹郷町館・旧岡田家住宅・酒蔵」


そこでで開催されていた、「日本酒の自然誌~日本文化を育んだ自然」という企画展示。


ネットニュースか何かで見かけ、寄れたらな、と入館〆切を調べたら1730までということで諦めていたのですが、何とか間に合いました


面白いのは主催者で伊丹市ではなく、国立科学博物館などでつくる「自然史レガシー継承・発信実行委員会」というグループ。
今回はその中で、兵庫の「県立人と自然の博物館」が中心となって企画しているようです。

規模の大きな博物館の企画力を活かすという意味で、良いことですね。


この企画、「生き物にちなんだ銘柄、ラベルの日本酒が約100種類展示されている」という記事を見て、関心を持ったのですが、実は単なるラベル展ではなくて、、、


暖簾?にもある↓



where culture meets nature
(文化と自然が出会うところ)



のように、日本の文化と風土・自然の産物である日本酒を、自然(自然史)の視点から見るというもの。

展示の柱も、

ア 日本酒づくりを支える生物進化~イネの系統と自然誌
イ 日本酒づくりを支える水循環~地下水の自然誌
ウ 日本酒づくりを支える微生物~発酵のしくみ


という、自然系のものがメイン。

それに加え、その経緯もふまえ「日本酒のラベルには地域に根差した自然が象徴的に描かれている」ということで、

エ 日本酒を彩る多様な生きもの~日本酒ラベルにみる生物多様性


というものも設定されたようです。


こちら
(獺祭や能鷹、自然系ということで、剥製と一緒に)



メイン?の自然誌展示では、伊丹の地下構造を実物で(←これがスゴイ)説明したり




そんな地下構造によってなんで水がキレイになるかなどを実際に水を通して体験できるコーナーなどがあったり、、、






なーんか、ブラタモリです。


新幹線の時間も気にしながら、展示を急ぎ足で回ったのですが、ラッキーにもスタッフの方に色々とご説明いただきました。
(展示の内容は、、、、、色々あるので、また今度。。。。。明後日くらいかなぁ)


あ、続報、やっと書きました!!






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