牛込・神楽坂 酒問屋 升本総本店の別館「涵清閣」 主人が語る

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どんなお気持ちで造っているのでしょうか。菊水酒造、若鶴酒造、明利酒類さんの「アルコール」

2020-04-09 14:06:56 | 新製品のご紹介(評判・評価)
                          

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昨日も含め、何度か触れている、ウオッカなど高いアルコール度数のお酒の消毒用需要が高まっているお話。


初期の頃に触れたように、酒造会社さんの多くは添加用の「醸造用アルコール(100%エチルアルコール)」をお持ちのはずなので、本当にall-Japanで足りないのなら、それを有効活用すればなぁ、と思ってました。


そんな中、今週になって、複数のメーカーさん(蔵元さん)で、こうした転用の商品を出し始めましたね。

富山県砺波市の若鶴酒造さんは「砺波野(となみの)スピリッツ77」



名前の通り、アルコール度数は消毒用アルコールと同等の77度
容量は300ml。希望小売価格は880円(税別)ですが、これには酒税231円が含まれています。



また、高知県安芸市の菊水酒造さんも、同じくアルコール度数77度の高濃度スピリッツ「アルコール77」



内容量は500mlで、希望小売価格は1,200円(税別)。
これにも酒税385円が含まれています。



そして、梅酒などで知られる茨城県水戸市の明利酒類さんは、「メイリの65%」
こちらはアルコール度数65度、「高濃度ウォッカ」と謳っています。



360mlで、販売価格は1,000円(税別)。酒税は1本あたり234円。



どれも消毒用に使う(と思われる)ものをあたかも飲用として売る、という、一休さんというか、融通が利かない/利かせない専制的な政権下の市民の知恵、的なものですが、これ2020年の日本なんですね。


ただ、遅ればせながらこれらが出回ってくれば、世の中(特に必要としている方々)のアルコール不足は解消の方向にいくのでしょう。

それを切に願います。






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